
100均でよく買っているメガネクリーナーは、スマホ液晶画面の汚れ落としに使っているのですが、容量30mlではすぐになくなってしまいます。
そこで、無水エタノールが入手しやすくなってから出番がなくなっていたIPA(イソプロピルアルコール)を使い、「メガネ・カメラレンズ・スマホ画面用の液体クリーナー」を自作してみました。
目次
メガネ・カメラレンズ・スマホ画面の液体クリーナーの作り方

100均のメガネクリーナーは、水+界面活性剤のシンプルな構成で、指紋や皮脂汚れに強く、液晶画面にも使えるタイプです。
普段からスマホ画面の汚れ落としに使っていたので、今回の自作クリーナーも“1滴落として布で拭く”という使い方だけは参考にしました。
IPA(イソプロピルアルコール)で液体クリーナーを作る場合

IPAで液体クリーナーを作る場合は、精製水を使う必要があります。
水道水にはミネラルや微量の鉄分、塩素などの不純物が含まれており、乾いたあとに白残りや茶色い跡が出る原因になります。
30mlのボトル容器で作る場合は、IPA:1.0ml、精製水:29mlの割合になります(IPA濃度は約3.3%)
この濃度は自作用に自分で設定したものです。
IPA濃度3.3%で作る場合の配合量
今回はIPA濃度を約3.3%に設定し、30ml・50ml・100mlのボトルで作る場合の配合量を表にまとめました。
| 容量 | IPA | 精製水 |
| 30ml | 1.0ml | 29ml |
| 50ml | 1.7ml | 48.3ml |
| 100ml | 3.3ml | 96.7ml |
IPA濃度(%)=(IPA量÷全体量)×100
今回の濃度は約3.3%なので、IPA量は「全体量×0.033」で計算できます。
無水エタノールで液体クリーナーを作る場合

無水エタノールで液体クリーナーを作る場合にも、精製水を使用します。
30mlのボトル容器で作る場合は、無水エタノール:3ml、精製水:27mlの割合になります(無水エタノールは約10%)
この濃度は自作用に自分で設定したものです。
無水エタノール10%で作る場合の配合量
今回は無水エタノール版のクリーナーは実際には作っていませんが、10%濃度で作る場合の配合量を30ml・50ml・100mlで表にまとめました。
| 容量 | 無水エタノール | 精製水 |
| 30ml | 3ml | 27ml |
| 50ml | 5ml | 45ml |
| 100ml | 10ml | 90ml |
無水エタノール量=ボトル容量×0.1
精製水量=ボトル容量−無水エタノール量
で計算できます。
また、消毒用エタノールで液体クリーナーを作る場合にも、無水エタノールと同じ配合量で作れます。
IPAでメガネ・カメラレンズ・スマホ画面用の液体クリーナーを実際に作ってみる
自作液体クリーナーのボトル容器は100均のものを使用

自作液体クリーナーのボトル容器は、100均セリアで見つけた「最後まで無駄なく使える真空ポンプタイプ」のものを使用することにしました。

100均のボトル容器には、1プッシュで一定量が出る「真空ポンプタイプ」と霧状に広がる「スプレータイプ」があります。普段はクリーナー用途に最も一般的な「スプレータイプ」を使用していますが、「真空ポンプタイプ」はどんなものか使ってみたかった。ただそれだけの理由です。
量を測るのにスポイトを使用

目盛りの付いたスポイトは、液体の量を測るのに使いやすいです。スポイトも100均で入手可能です。
容量30mlの液体クリーナーを作る(IPA(イソプロピルアルコール)を使用)

液体クリーナーを30mlのボトル容器で作る場合は、IPA:1.0ml、精製水:29mlの割合になるので、ボトル容器にはIPA(イソプロピルアルコール)は少ししか入りません。
これは、IPAを多く入れすぎると白ムラが出やすくなり、レンズや画面のコーティングにも負担がかかるため、配合割合を低めにしています。

精製水:29mlを入れて完成です。
実際に使ってみる

自作した液体クリーナーを使い、メガネ・カメラレンズ・スマホの液晶画面で試してみました。
使ってみた感想としては、水(精製水)に近い使用感でした。専用の布に少量を塗布してスマホの液晶画面を拭き、最後に布の乾いた部分で仕上げると、とても綺麗になりました。
使い方は、100均のメガネクリーナーと同じですね。

カメラのレンズはシルボン紙を使い、最後に乾いた面で仕上げ拭きをすると、白ムラなくとても綺麗になりました。
カメラのセンサーにも使えるように液体クリーナーを自作しましたが、揮発性が悪いため使用はしませんでした。
メガネ・カメラレンズ・スマホの液晶画面用であれば、100均のメガネクリーナーよりも自作した方が、たくさん作れて経済的ですね。
以上です。






