樽前山を登山してきました。

ここでは、家族連れで子供と一緒にハイキング感覚で気軽に登れる難易度が低い初心者コースである、7合目登山口までの行き方や駐車場、おすすめの時間帯などをご紹介しています。

樽前山の情報は、私が実際に登山して撮影した画像付きで解説しています。

また、樽前山(東山)の山頂での写真撮影もしてきましたので、ご覧になってください。



スポンサードリンク

樽前山 7合目登山口(ヒュッテ)までの行き方

札幌から、樽前山 7合目登山口まで行くには、支笏湖方面(453号線)からと、千歳から16号線(支笏湖通り)の2つの行き方があります。

千歳からは、36号線を走行し、住所:「錦町2」の信号機で右折して16号線に入ってください。近くには、マクドナルドやセブンイレブンがあるので目印にしてください。

今回、私は札幌から千歳方面のルートを選びました。信号があるので453号線より時間がかかると思いますが、原付バイクで行ったので燃料切れを心配し、ガソリンスタンドがある道にしました。

どちらから行くとしても、樽前山近くからは曲がる場所は同じで、千歳から行く場合にも、途中から453号線を走行することになります。

支笏湖温泉方面(453号線)からは、この信号機で右折します。道路は453号線のままです。

千歳から16号線(支笏湖通り)からは、この信号機で左折します。

そして、数キロ走行すると、信号機が見えてきますので、右折します。

青標識は、喜茂別・大滝(453・276)になっています。

276(453)号線を数キロメートル走行すると、

樽前山へ行く青標識が見えてきますので、左折してください。

道路は道道141号線になります。

道は峠道のような狭い道路になりますので、対向車に気を付けて安全運転で走行してください。

車はもちろんのこと、自転車やバイクも走っています。

支笏洞爺国立公園の看板が右手に見えてきましたら、

樽前山 5合目ゲートがあります。

樽前山 7合目登山口(ヒュッテ)まで行くには、直進してください。

ここからは、舗装されていないダートの砂利道になります。

ここは山ですので、上り坂になります。

私の原付バイクでは、途中から上れなくなり押して7合目まで行きました。

5合目ゲートから7合目までは、数キロ(片道約2.7km)あります。

徒歩で約30~40分です。

樽前山 7合目登山口の駐車場

樽前山 7合目登山口の駐車場に到着しました。

ヒュッテ(山小屋)があります。

緊急時のみ利用できるようです。

また、スタッフが常駐しており、駐車場の誘導や管理などもされています。

千歳から樽前山 7合目登山口(ヒュッテ)までの距離は、約26kmあると言っていましたね。

風不死岳を登山される方も、こちらの駐車場を利用しています。

駐車場の収容台数は、

登山口(門の中)の近くに約50台、

ヒュッテ付近(門の下)の道路脇に約20台ほど駐車が可能です。

合計70台ほど駐車できますが、時間帯によっては満車になっています。

その場合には、数時間ほど車で並んで空くのを待つか、樽前山 5合目ゲート付近に駐車して、7合目まで歩いて行くことになります。

混雑時間とおすすめの時間帯

樽前山 7合目登山口の駐車場はシーズン中、大変混雑しています。

朝の9:30分頃には、駐車場は満車になり、空くまで数時間待つことになります。


待てない方は、5合目に駐車して歩いて7合目登山口まで上ることもできます。

ただし、注意点もあります。7合目まで 数キロ(片道約2.7km) 歩くことになり約30~40分かかります。

登山後は、昼間なら明るいですが、夕方になると暗くなるのも早く、外灯がない真っ暗な道を歩くことになります。

この道を一人で歩くとなると、めちゃくちゃ怖いので、明るい時間に下山し5合目の駐車場まで行ってください。


特に混雑するのは、土日や連休です。

平日でも駐車場が満車の日もあります。

おすすめの時間帯は、早朝5時頃には、樽前山 7合目登山口の駐車場に到着することです。

または、11時過ぎ~お昼過ぎになると、駐車場も空いてきます。

夕方には簡単に車も駐車可能ですが、登山して下山すると、駐車場付近に外灯がありませんので真っ暗です。

お車で行くのなら怖くはありませんが、私は原付バイクで行き、帰りはエンジンがかからなくて、真っ暗な道をライトなしで峠を下りました。

周囲は山ですので、いつヒグマが出没してもおかしくない、真っ暗な道を下るのは半端なく怖いです。

ですので、車で行って夕方に登山をされるなら良いですけど、バイクで行って登山される方は、明るい時間帯がおすすです。

樽前山 7合目登山口付近にある設備

樽前山 7合目登山口付近には、管理人が常駐するヒュッテと、駐車場とトイレのみです。

トイレは汲み取り式で、水は出ませんし、トイレットペーパーも置いていませんので持参してください。

売店はありませんので、お水を買うこともできませんので、忘れずに持参してください。

樽前山(支笏湖周辺)の地図

支笏洞爺国立公園の樽前山(支笏湖周辺)の地図看板がありましたので、撮影しました。

地図を拡大しましたので、確認してください。

キャンプ場の施設、公衆トイレや駐車場がある場所、山の名前を確認できます。

樽前山の歴史

駐車場から少し登ると、支笏湖と周囲の山並みの雄大なパノラマが望めます。
支笏湖は今から3万年ほど前の激しい噴火により、山の一部が吹き飛ぶとともに陥没し、
その後水がたまったものです。
このような陥没をカルデラといい、周囲の山々は外輪山といいます。

樽前山は、支笏湖カルデラの生成後、今から9000年ほど前に外輪山部分に生じた
標高1041mの火山です。
山頂にはその後の陥没でできた火口原があり、
中央には明治42年(1909年)に噴出した直径450m、高さ130mの溶岩ドームが見られます。
全体の山容は見事な三重式カルデラとして有名です。

樽前山 7合目付近まで登ると、林は背が低くなり高山植物地帯になっていきます。

登山者が注意すること

樽前山は、活火山です。
現在も火口温度が高く、突発的に有毒な火山ガス等が噴出する可能性があるので、
外輪山の内側には、立ち入らないようにしてください。
危険を感じた際には、ただちに下山してください。
また、入出名簿は必ず記入してください。

ヒュッテ(山小屋)には、スタッフが常駐していますので、緊急の際には行ってください。



スポンサードリンク

樽前山 7合目から東山(山頂)までの登山を写真でレポ

樽前山 登山初心者コースは、7合目からの登山です。

2つルートがあり、トイレ横からの登山口「東山コース」と、ヒュッテ(山小屋)横からの「北東お花畑コース」があります。

今回は、トイレ横の樽前山「東山コース」から登山します。

登山道は、途中まで木々が多くあります。

登山者が登りやすいように木で階段を作ってくれています。

その階段がとても多く、足が痛くなるかもしれません。

樽前山から支笏湖を望む展望台があります。

ここまでなら数分で登れますし、登山靴でなくても大丈夫ですね。

この場所からは、支笏湖が見える上に、ベンチもあるので休憩も可能です。

樽前山の東山登山は、砂利道と階段です。

砂利は白く、靴も白く汚れますし、滑りますので、登山靴などの滑らない靴にしてください。

ここからは、白い砂利のみになっています。

私は、下山途中に、滑って転びました。お尻には血が付いていました。

後ろを振り返ると支笏湖をご覧になれます。

苫小牧市内や、太平洋の海の景色もご覧になれます。

若者たちも登山していました。

挨拶しましたよ。

こんにちは~って。

免許取り立ての18歳くらいの若者たちでした。

おっさん一人で来てるよって思っていたかも。

いや、そんな顔はしていなかったよ。

優しい顔してたよ。

登山者に悪い人っていないと思うんですよ。

年齢関係なく、楽しめるスポーツですよね。

自分のペースで登ればいいのです。

私は、2、3人に抜かれましたけど。

その理由として、カメラの機材が入っているリュックがやたら重いのと、写真を撮っているからだと思いたいです。

今度、カメラリュックの重さをはかってみます。

苫小牧方面をコンパクトデジタルカメラで、ズーム撮影しました。

石油コンビナート付近でしょうか。

船も写っていますね。

ビルの建物も多いです。

市街の写真を撮ったのかな。

苫小牧には、厚真やシカッティに行くことが多かったので、場所がよくわかりません。

おっ樽前山の頂上に到着します。

ここまでの登山時間は、大体40分から50分です。

1時間もあれば頂上まで行けます。

私は、それ以上かかったような。笑

右に行けば、樽前山(東山)の山頂です。

左に行けば、西山やヒュッテもあります。

注意事項の看板があります。必ず読んでください。

西側の山まで行けば、雲海を近くで見れますね。

この写真の撮影時間は、16:58分でした。

もう夕方の17時近くになっていた。

それにしても、絶景です。

登山をして山頂からの眺めが、ここまで良いのは生まれて初めて。

おっさんが、子供に戻った瞬間を一人でカシャッと撮影。

さて、樽前山(東山・山頂)まで行くとします。

頂上には、樽前山(東山)山頂、1.022mの看板があります。

風不死岳なども山頂からご覧になれるのですが、頂上は強風です。

カメラのファインダーを覗いて撮影していても、すぐに涙で前が見えなくなってしまいます。

カメラには、私の、鼻水やら涙やらが飛び散っていました。

帽子が飛んだ時には焦りましたよ。

取りに行けないですからね。

もちろん、支笏湖も山頂からご覧になれます。

カメラの三脚を立てての記念撮影は、強風で不可能に近いです。

私なら、絶対にやりません。

恵庭岳とかも撮影したかったけど、風に押されて落ちて行きそう。。。

てかどこにあるんだ?

天気が良い日は羊蹄山も見渡せるよ。

あれ?登山者が逆方向から歩いてきました。

どこから戻ってきたんだ。

こんなに風が強いのに。

私の丸坊主頭を見られてしまったじゃないか。

なんて恥ずかしい。

登山は、外輪山までです。内側には絶対に入ってはいけません。

樽前山神社奥宮もあるみたいですけど、どこにあるんだろうか。

今度は時間に余裕をもって、車で来ようと思います。

下山途中の写真です。

‏‎18時を過ぎていました。

山頂へ登って行く登山者もいましたが、夕日を見に行くのでしょうか。

帰りは真っ暗ですよ。


通行止め期間中の冬は、

山頂まで約2時間ほどかかりますが、モラップから歩いて、登山もできるらしいです。

流石にスキーは禁止でしょうね。

バックカントリー(スキー)もOKみたいですね。

私は、山開きしてからにしようかな。


また、シーズン中は、樽前山 7合目登山口の駐車場で車中泊をされている方もいるようです。トイレもあるので安心ですね。


私は、水筒の水が全部こぼれていて、水なしで樽前山を登山しましたが、距離もそんなにありませんので大丈夫でした。

夏の暑い日に登山するなら水分は必要になりますので、飲み物を忘れずに持参してください。

最高に景色が綺麗な山ですので、おすすめですよ^^



スポンサードリンク

樽前山 7合目登山口の行き方やおすすめの時間帯~山頂での写真撮影については以上になります。