Ubuntu(Linux)にWindowsOSをインストールする方法をご紹介しています。
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目次
Windows OSのISOイメージファイルをダウンロード
マイクロソフト公式より、Windows OSのISOイメージファイルをダウンロードします。
☑https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
公式には、Windows 10のISOイメージファイルがありました。
バージョン:22H2
Windows 10 エディションは、HomeとProで有効なので、ここでは確認をクリックします。
言語は日本語を選択して確認をクリック。
お使いのPCが32-bit対応か64-bit対応かで、ダウンロードが違います。
私のPC(Ubuntu)は、64-bitですので、64-bitをクリックしてダウンロード。
Ubuntu PCのスペックの確認方法は、下記の記事をご覧になってください↓
ISOイメージファイルのダウンロードが開始されます。
作成したリンクは、24 時間有効です。
UbuntuのダウンロードにISOイメージファイルが保存されます。
VirtualBoxをインストール
Windows 10をUbuntu(Linux)の仮想マシン(ゲストOS)として使用するには、VirtualBoxのアプリが必要になります。
Ubuntu(Linux)をホストOS、WindowsをゲストOSとしてインストールするやり方になります。
VirtualBoxは、端末でもインストール可能でしたが、apt-keyの所で、公開鍵エラーになりますので、「Ubuntu Software」でVirtualBoxを探してインストールします。
「Ubuntu Software」のアイコンをクリックしてください。タスクバーになければ、アプリケーションの中にあります。
「Ubuntu Software」が開きましたら、左上の検索マークをクリックして、
「VirtualBox」と入力します。
この時、Virtual Boxのような、間にスペースを入れてしまうと、出てこない場合がありますので、「VirtualBox」で検索してください。
「VirtualBox」がありましたら、クリックして次へ進みます。
私の環境では、「VirtualBox」のマークが赤になっていますが、インストール可能でした。
インストールをクリックしてください。
インストールが始まりました。
ソフトウェアをインストールするには認証が必要です。の画面になりますので、Ubuntuのパスワードを入力して認証をクリックします。
後は、「VirtualBox」のインストールが終わるのを待つだけです。
「VirtualBox」のインストールが終了すると、アプリケーションの一覧に表示されます。
アプリケーションを表示するをクリックすると、
「VirtualBox」がありますのでアプリを起動してください。
「VirtualBox」を使用してUbuntuにWindowsOSをインストールする設定
「VirtualBox」の画面にて、新規をクリックします。
仮想マシンの作成
仮想マシンの作成をしていきます。
名前とオペレーティングシステムでは、名前のみを入力します。
Windows 10のOSを仮想マシンにするので、ここでは、Windows 10の名前にしました。
仮想マシンに割り当てるメモリー(RAM)の容量をメガバイト単位で選択します。
メモリーは合計12GBありますので、6018MBを仮想マシンで使えるようにします。
インストール後に変更も可能です。
メモリーサイズが決まりましたら、次へをクリックしてください。
ハードディスクでは、
仮想ハードディスクを作成するのまま、作成をクリック。
ハードディスクのファイルタイプでは、
VDI(VirtualBox Disk image)のまま、次へをクリック。
物理ハードディスクにあるストレージでは、
可変サイズのまま、次へをクリック。
ファイルの場所とサイズでは、
仮想ハードディスクのサイズをメガバイト単位で指定してください。このサイズは仮想マシンがハードディスクに置くことができるファイルデータの上限です。
と、なっていたので、50.00GBにしました。
仮想マシンのハードディスク容量は、後から変更可能です。
決まりましたら、作成をクリックします。
仮想光学ディスクの選択
Windows 10のISOイメージファイルを仮想マシンとしてインストールするには、仮想光学ディスクの選択をします。
「VirtualBox」のWindows 10「設定」をクリック。
ストレージ>空>ディスクマークをクリックすると、仮想光学ディスクの選択/作成が現れるので、クリックします。
Windows 10 光学ディスクの選択画面になりますので、
ディスクイメージを追加します。
追加をクリックして、
Ubuntuのダウンロードに、先程、マイクロソフトからダウンロードしたWindows 10のISOイメージファイルがありますのでクリックしてください。
「VirtualBox」のディスク選択に、Windows 10のISOイメージファイルが入りましたので、選択をクリックします。
OKをクリックしてください。
UbuntuにWindows 10をインストールする(セットアップ)
「VirtualBox」画面にて、起動をクリックすると、仮想マシンとしてのWindows 10のインストールが始まります。
Windows 10を使用している方なら、インストールのやり方は同じです。
日本語(言語と時刻)、Microsoft IME、日本語キーボード(106/109キー)は、初期のままでOKでしたら、次へをクリック。
「今すぐインストール」をクリック。
セットアップを始めていますの画面になりましたら、後は画面に従いインストールをしていきます。
Windowsのライセンス認証は、プロダクトキーがあれば入力して認証を済ませてください。
また、「プロダクトキーがありません」をクリックして、インストール後にライセンス登録もできます。
インストールするオペレーティングシステムは、Windows 10 Homeでも問題ないのですが、ソフトが使えなかったりすることもあるので、Windows 10 Proがおすすめです。
大体のソフトはHomeで動くし、仮想マシンですからProよりもHomeの方が軽くて良いかもです。
オペレーティングシステムはお好みで。
また、Windows 10のプロダクトキーは、Windows 7のプロダクトキーでもライセンス認証可能でした。
ノートパソコンの筐体裏面に貼られているのが、プロダクトキーです。中古で買ったパソコンでプロダクトキーが貼られていたら試してみてください。
インストールするオペレーティングシステムが決まりましたら、選択して次へをクリック。
適用される通知とライセンス条項に同意するにチェックを入れて、次へをクリック。
インストールの種類の選択は、
アップグレード:Windowsをインストールし、ファイル、設定、アプリを引き継ぐ(U)を選択してください。
Windowsのインストール場所は、そのままで、次へをクリック。
Windowsをインストールしていますの画面になり、
サービスを開始しています画面になりましたら、
次は、Microsoftのアカウント登録、パスワード登録など、いろいろ出てきます。
面倒ですが登録をしてください。
UbuntuにWindows 10をインストールする所要時間は、1時間以上はかかります。
UbuntuにWindows 10がインストールされました。
私は、Microsoft StoreアプリのPhotoScape Xを使いたいだけの為に、UbuntuにWindows 10をインストールしました。
Wine7のインストールも考えましたが、タイミング的にapt-keyの終了に伴い、公開鍵エラーになるので、VirtualBoxにしたのが理由です。
他のアプリは、Ubuntuで探して利用したいと考えています。
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UbuntuにWindowsOSをインストールする方法については以上になります。