古いデジタル一眼レフカメラやフィルムカメラには、水準器の機能が付いていない機種が多いので、写真撮影の時にカメラが水平になっているのかを確認できない。
ここでは、水準器を取り付ける2つの方法をご紹介しています。
水準器がないカメラは、ホットシュー(アクセサリーシュー)を活用する
古いデジタル一眼レフカメラやフィルムカメラにも、カメラ上部に、フラッシュ(外部ストロボ)を取り付けるホットシュー(アクセサリーシュー)があります。
この、ホットシューは、古いカメラであれば、Canon(キヤノン)、Nikon(ニコン)、OLYMPUS(オリンパス)などのサイズは、ほぼ同じになっています。
水準器がないカメラは、ホットシューに水準器を取り付けて水平を確認するのが、一番簡単な方法になります。
ホットシューに取り付ける「カメラの水準器」を自作する
ホットシューに取り付けるシューマウントアダプターは、古いフラッシュ(外部ストロボ)のアダプター部分を分解して使用しました。
リサイクルショップに行けば、古いフラッシュ(外部ストロボ)は、110円ほどで売っています。
水準器は、100均ショップセリアの「マグネット付 水平器」を使います。
カメラの水準器を自作するのに必要なものは、水平器、ホットシューに取り付けるシューマウントアダプター、エポキシボンドです。
※古いフラッシュ(外部ストロボ)のシューマウントアダプター部分は、別のものを使用しました。
シューマウントアダプターがホットシューに入るか確認。
外れないようにロックも可能。
シューマウントアダプターの上に、100均の「マグネット付 水平器」を載せて位置確認。
エポキシボンドで接着するので、マグネット部分は必要ないですが、強力な磁石ではないので、このまま接着して固定します。
エポキシボンドも、100均ショップセリアの商品を使用しました。
「水平器」と「シューマウントアダプター」の、センターに印を付けて、エポキシボンドで接着します。
エポキシボンドは、シューマウントアダプター側に塗るだけでも、強力に接着されました。
完成しました。
三脚を使用して、風景や花火写真を撮影する時に、横の傾きの水平を確認したいので、前・後の水準器は取り付けませんでした。
自作しなくても、ホットシューに取り付ける「カメラの水準器」は安く買えるので、面倒な方は既製品もおすすめです。
ホットシューに雲台を取り付けてスマホアプリの「水準器」で水平を確認する
ホットシュー(アクセサリーシュー)に、1/4インチ穴付き雲台を取り付けます。
上の写真の雲台は、下記の商品になりますが、
横の傾きが生じるので、自由雲台がおすすめです。
1/4インチ穴付きアタッチメントホルダーをスマートフォンに取り付けます。
100均ショップのセリアやキャンドゥに売っています。
スマートフォンをカメラの雲台に取り付けて、「水準器」アプリで水平を確認します。
「水準器」スマホアプリは、AndroidとiPhoneにあります。
スマートフォンをカメラに取り付けることで、動画撮影の時にも便利ですね。
以上です。