Audacityアプリのダウンロードからインストール、始める前の初期設定、内部録音や基本的な使い方をご紹介しています。



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Audacityアプリのダウンロード

まず、公式ページでAudacityのアプリをダウンロードします。

https://www.audacityteam.org/

Audacityが対応しているPCは、

・Windows
・MAC
・Linux

です。


ここでは、Windows 10OSでのご説明となりますが、Audacityは、Windows 11にも対応していますので、10のパソコンに入れておいても、11にアップグレード後も使用可能なアプリです。

「DOWNLOAD AUDACITY」のリンクをクリックすることで、お使いのPCがWindowsであれば、自動でダウンロードページに移動し、PCにAudacityのインストーラーがダウンロードされます。

また、Audacityのトップページのグローバルメニューからもダウンロードページへ行くこともできます。

また、64ビットインストーラーと32ビットインストーラー、それぞれにZipファイルが用意されています。

Audacityバージョン:3.1.2

Audacityアプリのインストール

Audacityのインストーラーがダウンロードされましたら、ダブルクリックしてインストールを開始してください。

最初に、

Audacity 3.1.2 Setupのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?とユーザーアカウント制御画面になります。

「はい」をクリックして、次へ進んでください。

■セットアップに使用する言語の選択

インストール中に利用する言語を選んでくださいと。の画面になります。

Audacityは日本語対応のアプリですので、インストール後もパッチを当てることはしなくても日本語で使用可能です。

「日本語」を選択して、「OK」をクリック。

「次へ」

「次へ」

インストール先の指定はそのまま(Program Files)で問題ありませんので、「次へ」

デスクトップ上にアイコンを作成するかの設定です。

削除も可能ですので、チェックを入れて「次へ」

インストールの準備が完了しましたので、「インストール」をクリック。

インストールにかかる時間は数十秒程度です。

セットアップの重要な情報が表示されますので、「次へ」

ここでは、既にデスクトップ上にAudacityのアイコンがあります。

Audacity セットアップウィザードの完了画面になりましたので、「完了」をクリック

PCにAudacityのアプリがインストールされました。

これで、Audacityのアプリを起動することはできるようになりましたが、あと2つ設定する必要があります。

Audacityアプリの初期設定

「FFmpeg の起動に失敗しました」の解決方法

FFmpeg が既に設定されており、以前は正常に読み込まれていましたが、
今回のAudacity 起動時においては読み込みに失敗しました。

「環境設定」>「ラウブラリ」で再設定してください。

と、表示された場合には、「OK」をクリック。

FFmpegをインストールする必要があるので、Audacityを終了してください。

Windows用のFFmpegのインストール

Audacityで、AC3、AMR(NB)、M4A、WMAなどの多くの追加オーディオフォーマットをインポートおよびエクスポートし、ビデオファイルからオーディオをインポートできるようにするのに必要です。

下記のサイトで、FFmpegのインストーラーをダウンロードしてください。

https://lame.buanzo.org/ffmpeg64audacity.php

推奨は、「Windows(R) FFmpeg INSTALLER」と書かれたリンクからダウンロードしてください。

FFmpegのインストーラーがダウンロードされましたら、ダブルクリックしてインストールを開始してください。

はじめに、この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?の画面になります。

「はい」をクリック。

I accept the agreement(私は契約に同意します)にチェックを入れて、「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Install」をクリック。

「Finish」をクリック。

FFmpegをAudacityで使えるように設定します。

Audacityのアプリを起動してください。

Audacity管理画面の「編集」をクリックし、「環境設定」をクリック。

「ライブラリ」をクリック。

「FFmpeg ライブラリ」の「場所を指定」をクリック。

Audacity は既に、有効な FFmpeg ライブラリを自動検出しています。
それでも手動で指定しますか?

と、表示されましたら、「はい」をクリック。

「FFmpegの場所を指定」画面になりましたので、「参照」をクリック。

既に、 FFmpeg ライブラリに入っているならOKです。

入っていない場合には、「avformat-55.dll」を探して入れてください。

「OK」をクリックして、念のため、Audacityを終了してください。



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Audacityが固まる(フリーズ)の対処法

Audacityが固まる(フリーズ)する原因は、Microsoft IMEがアップデートされたことにより、最新バージョンにAudacityが対応しておらず、画面がフリーズしてしまいます。

Windowsの設定画面を開いて、時刻と言語をクリック。

左側の項目から言語をクリック。

下の方に言語の追加があります。

日本語をクリックすると、オプションが出てくるので、クリック。

下へスクロールすると、キーボードがあります。

Microsoft IMEをクリックすると、オプションが出てくるので、クリック。

全般をクリック。

互換性
Microsoft IMEは新しいバージョンにアップグレードされましたが、すべての機能に互換性があるわけではありません。問題が発生した場合は、以前のバージョンに戻すことができます。

の下に、

以前のバージョンのMicrosoft IMEを使うがあります。

オフになっている場合は、オンにしてください。

IMEバージョンの変更

以前のバージョンのMicrosoft IMEを使用しますか?と表示されますので、

OKをクリック。

これで完了です。

Audacityがフリーズしないかアプリを起動して確認してみてください。

Audacityアプリの基本的な使い方

Audacityの内部録音

Audacityには、マイクを接続して録音とPC内の音声を録音する「内部録音」があります。

初期設定では、マイクの音声を録音する設定になっていますので、「内部録音」のやり方をご説明します。

矢印が示す、MMEからWindows WASAPIに設定を変更してください。

こうすることで、右側の設定も自動で追加されます。

・Windows WASAPI
・スピーカー(2-High Definition Audio Device)
・2(ステレオ) 録音チャンネル
・スピーカー(2-High Definition Audio Device)

などの表示に切り替わっていれば、PC内の「内部録音」が可能です。

ネットラジオのradikoや、YouTubeの音声などで録音できるか試してみてください。

赤丸が録音ボタンになります。

録音(R)/ 新規トラックに録音(Shift+R)

こんな感じで、「内部録音」もイコライザーが動いています。

録音を中止するには、黒い■を押してください。

再生や一時停止などは、録音が終了してからのボタンになります。

この辺は使っているうちにというか、直感的に操作可能かと思います。

テスト録音して、いろいろ機能を弄ってみてください。

Audacityファイルの読み込み

ファイルの読み込みはデスクトップ上のファイルをドラッグ&ドロップで投入することもできます。

こんな感じで。

編集中の楽曲などを入れるのに便利な機能です。

Audacityで音声の不要な部分をカット(切り取り)する方法

不要な部分をカットするには、Audacityの波形を見ながら編集していきます。

波形はCtrl+マウススクロールの上下で大きくしたり、小さくしたりが可能です。

選択ツール(F1)を使用しますので、左クリック。

音声をカットしたい波形に、マウスカーソルをのせて左クリックすると、縦に線が入ります。

その縦線に、マウスカーソルをのせると、人差し指のマークが出現しますので、左クリックを押したまま右や左にスライドさせると、画像のように音声の不要な部分の選択範囲ができます。

左クリックを離した場所で、選択範囲が決定します。

切り取り(Ctrl+X)をクリックすると、

先ほど、選択した部分のみがカットされました。

カットした部分を元に戻したい場合には、元に戻す(Ctrl+Z)で行えます。

Audacityで特定の音を消す方法

先ほど、ご説明した波形の選択方法で、無音にしたい場所を選択してください。

選択部分を無音化(Crrl+L)をクリックすることで、特定の音を消すことができます。

Audacityで曲をつなげる(コピー・貼り付け)

ここでは、1つの音声で、曲をつなげるやり方をご説明しますが、自分で作成した楽曲などを、2つ以上、Audacityに取り込んで縦に並べて作業が可能です。

たとえば、2段目の曲を上の曲とつなげたいなどの作業が簡単にできます。

選択ツール(F1)でつなげたい波形を選択してください。

つなげる部分にマウスの左クリック。

あとは、貼り付け(Ctrl+V)をクリックすることで、

このように、曲がつながります。

Audacityの書き出し(PCに保存)する方法

ファイルをクリックすると、一覧が表示され、書き出し(E)があるのでクリックすると、MP3、WAV、OGCなどに書き出し可能な一覧が表示されます。

おすすめは、「WAVとして書き出し(W)」です。

音質はMP3よりも良いですが、データ容量は大きくなります。

次の画面では、ファイル名の作成をして、エンコーディングを設定します。

・Signed 16-bit PCM
・Signed 24-bit PCM
・Signed 32-bit PCM

の3つから選びますが、通常であれば「Signed 16-bit PCM」でも十分な音質です。

数字が大きくなるにつれて、データ容量は大きくなります。

決まりましたら、「保存」をクリック。

メタデータタグを編集は、登録したい場合にはしてください。

・アーティスト名
・トラック名
・アルバム名
・トラック番号
・年
・ジャンル
・コメント

ここは、何も記入しなくても問題ありません。

「OK」をクリックすると、書き出しが始まります。

書き出したファイルは、「ファイル(F)」>「開く(O)」をクリックすると、

Audacityのフォルダーに保存されています。

場所は、初期設定では、「ドキュメント」にありますので、Audacityのアプリを起動しなくても、保存したファイルの確認や再生、ファイルの移動なども行えます。



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Audacityのインストールと初期設定・内部録音や基本的な使い方については以上になります。