Google Chrome(ウェブブラウザー)に保存したブックマークやパスワードなどのデータをMicrosoft Edge(ウェブブラウザー)にインポートする方法と解除方法について画像付きで解説しています。
目次
Chromeのデータ(ブックマークやパスワード)をEdgeにインポートする
お使いのPCがWindows(10・11)であれば、Google Chromeを起動しなくても、Microsoft EdgeでChromeのプロファイルデータ(ブックマークやパスワード)をインポートすることが可能です。
Edgeにインポートする際に、Chrome側での設定は必要ありませんが、念のため、Chromeを起動した状態にしておきます。
Microsoft Edgeを起動して、上部メニューにある三点リーダー(…)をクリックすると、メニュー一覧が出現しますので、この中にある「設定」をクリックします。
「設定」画面になりました。
プロファイルのMicrosoftアカウントで同期が有効になっているのを確認して、下にある「ブラウザーデータのインポート」をクリックします。
「ブラウザーデータのインポート」画面になりました。
すべての資格情報をMicrosoft Edgeに保存する(他のブラウザーやパスワードマネージャーからブラウザーデータをインポートする)の下に、「Google Chromeからデータをインポートする」がありますので、右にある「インポート」をクリックします。
「ブラウザーデータのインポート」画面が出現します。
インポートする項目には、お気に入りまたはブックマーク、保存されたパスワード、個人情報、お支払い情報、閲覧の履歴、設定、開いているタブ、拡張機能の選択が可能です。
インポートに必要なものだけにチェックを入れて、必要ないものはチェックを外して、「インポート」をクリックします。
ChromeのブックマークとパスワードをEdgeにインポートしたい場合には、「お気に入りまたはブックマーク」と「保存されたパスワード」の2つにチェックを入れます。
また、Google Chromeのプロファイルが複数ある場合には、「プロファイル」のアカウント名をクリックすると、他のプロファイルが出現しますので、EdgeにブラウザーデータをインポートしたいChromeプロファイルに変更します。
「インポート」をクリックして、少し待つと、「インポートされました」と表示されます。
また、一部の項目のみがインポートされました(開いているタブのインポートに失敗しました。)と、表示された場合は、Google Chromeで開いているタブのインポートに失敗しただけですので無視してOK。
「閉じる」ボタンをクリックして、インポートを完了します。
ChromeのデータがEdgeにインポートされたか確認する
ブックマーク
Google Chromeで作成した「ブックマーク バー」が、Microsoft Edgeでも「お気に入りバー」として表示されています。「お気に入りまたはブックマーク」のインポートが成功しました。
パスワード
Google Chromeに保存されているアカウントログインパスワードをMicrosoft Edgeにインポートして、Edgeブラウザーで確認した結果、ログイン画面にて、保存されたアカウントのログインパスワードが表示されました。パスワードのインポートが成功しました。
ChromeのデータをEdgeにインポートするのを解除(削除)する
Microsoft EdgeにインポートしたGoogle Chromeのデータ(ブックマークやパスワードなど)を解除(削除)するには、手動で行う必要があります。それぞれの解除(削除)方法をご紹介します。
拡張機能を解除(削除)する
上部メニューにある「拡張機能」をアイコンをクリックすると、「拡張機能の管理」が出現しますのでクリックします。
インストール済の拡張機能画面になりました。
ここには、Google Chromeからインポートした拡張機能があります。
インストールされた拡張機能に、「削除」があるのでクリックすると、Microsoft Edgeから〇〇〇を削除しますか?の表示が出現しますので、再度「削除」をクリックします。
ブックマークを解除(削除)する
上部メニューにある「お気に入り」をアイコンをクリックすると、お気に入り一覧が表示されるので、三点リーダー(…)をクリックして、次に出現した項目の一番上にある、
「お気に入りページを開く」をクリックします。
お気に入りバーの画面になりました。
フォルダ分けされたブックマークを解除(削除)するには、1つずつチェックや×をクリックして削除するやり方と、
ブックマークの数が多い場合には、キーボードの「Ctrl + Aキー」を押すことで、全てのブックマークを選択することができます。「削除」をクリックすると、ブックマークは全て削除されます。
パスワードを解除(削除)する
上部メニューにある三点リーダー(…)をクリックすると、メニュー一覧が出現しますので、この中にある「履歴」をクリックすると、
「履歴」の一覧が出現しますので、ごみ箱アイコンをクリックします。
「閲覧データを削除する」の画面になりました。
閲覧データには、閲覧の履歴、ダウンロードの履歴、Cookie およびその他のサイト データ、キャッシュされた画像とファイル、パスワード、オートフィル フォーム データ (フォームやカードを含む)、サイトのアクセス許可、以前のバージョンの Microsoft Edge のすべてのデータ、メディア ファンデーション データがあり、この中で削除するものにチェックを入れます。
Google Chromeをメインのウェブブラウザーとして使用し、ブックマークやパスワード等もChromeで管理して、Microsoft Edgeは見る専用としているのであれば、「閲覧データを削除する」の時間の範囲で「すべての期間」を選択し、閲覧データのすべてにチェックを入れて、「今すぐクリア」をクリックすると、
Microsoft EdgeにインポートしたGoogle Chromeで管理しているログインパスワードを解除(削除)することができました。
以上です。