スマートフォンのレンズ保護にレンズカバーを自作して、一眼レフカメラの「レンズキャップや偏光(CPL)フィルター」を取り付けできるようにしました。
目次
スマートフォンやiPhoneのレンズは剥き出し!傷を防ぐには自作カバーしかなかった

100均には、iPhoneのレンズ保護フィルムしかなく、私のスマートフォン「MOTOROLA moto g32」のレンズ保護フィルムは売っていないんです。
レンズが剥き出しだと、ポケットに入れるのも傷が付くし、コーティングの剥がれも心配になります。
どうして、スマートフォンやiPhoneのレンズは剥き出しなの?保護カバーで閉じられるようにするなどの設計にしないと、いくら高画質になったとはいえ、この辺がガサイ所でもありますね。
後からわざわざ、レンズ保護フィルムを貼って傷対策をしている、皆さんの姿が想像できます。
そこで、私のスマートフォン「MOTOROLA moto g32」のレンズ保護を自作することにしました。
スマートフォンのレンズに一眼レフカメラの「レンズキャップや偏光(CPL)フィルター」を取り付けできるように自作した方法
買ったもの

スマートフォンのレンズに一眼レフカメラの「レンズキャップや偏光(CPL)フィルター」を取り付けできるようにするには、「MARUMI ステップアップリング 37mm→52mm」
と、
スマートフォン「MOTOROLA moto g32」よりも幅があるクリアハードカバーです。
材質はシリコンのスマホカバーではなく、ポリカーボネートの物を選びます。
iPhoneのクリアハードカバーは100円ショップのダイソーで、税込110円で購入。
ステップアップリングは、税込367円でした。
取り付け位置を決める

クリアハードカバーのレンズ部分に、ステップアップリングを合わせてみたところ、削らなくても接着剤だけでいけそうな感じ。

裏部分はこのままでいいかな。
と思ったのですが、クリアハードカバーのレンズ部分の表・裏、ステップアップリングも削ることになりました。

アタッチメントホルダーを取り付けてあるので、クリアハードカバーが収まるようにアクリルカッターでカットします。
クリアハードカバーとステップアップリングの接着

ステップアップリングは、ねじ込み式になっているので、コンパスカッターでゴムマットをカットして、クリアハードカバーの間に挟めることにしました。
クリアハードカバーとステップアップリング、ゴムマットの接着には、シリコーンゴム用接着剤を使いました。
材質は、シリコンでなかったので、他の接着剤でも付くと思いますが、「3M スコッチ 超強力接着剤 プレミアゴールド 」はベトベトしていて接着しやすかったです。

接着した写真です。(完成)
エポキシパテで隙間を埋める

100円ショップのダイソーで税込110円の「万能エポキシパテ」を、クリアハードカバーとステップアップリングの隙間に埋めました。
これにより、さらに接着が強化されました。
ワイド撮影の写り込み調整が難しかった

スマートフォンのカメラでワイド撮影にすると、クリアハードカバーとステップアップリングが写り込んでしまうので、ステップアップリング(アルミ)をヤスリで削って、クリアハードカバーを「はんだごて」で溶かして、サンドペーパーで削ってなど、この調整が一番難しかったです。

ステップアップリングをずらしながら調整していたので、クリアハードカバーのレンズ部分の出っ張りから落ちてしまい、ステップアップリングが水平に接着できませんでした。
クリアハードカバーで水平調整は可能ですし、偏光(CPL)フィルターであればこのままでも問題ないと思います。
自作レンズカバーをスマートフォンに取り付ける

自作レンズカバーをスマートフォンに取り付けるのは簡単で、カパッと嵌めるだけですが、これだとすぐに外れてしまうので、両面テープを貼って取れないようにします。
スマートフォン(本体)には、シリコンカバーを取り付けていますが、この上から普通の両面テープを貼っても、剥がれないです。
昔からある普通の両面テープの方が、結構強力だったりします。

こんな感じで取り付けできます。
完成

スマートフォンのレンズカバー自作が完成しました。
通常撮影する時は、ステップアップリングのみにして、スマホレンズを出した方が綺麗に写ります。

私が、一番やりたかったのがコレ!
一眼レフカメラの52mmレンズキャップをスマートフォンレンズの前面に取り付けできるようになりました。
これにより、スマートフォンのレンズを保護することができ、傷から守ってくれます。

52mmのレンズフィルターや偏光(CPL)フィルターも取り付け可能です。
偏光(CPL)フィルターをスマートフォンに取り付けての撮影はしてみたいですね。

レンズキャップを取り付けることで、スマートフォンのレンズ側を下にして置いても、レンズに傷が付く心配もありませんね。
なんか、私のスマートフォンはカメラ専用機みたいになってしまいましたw