冬の寒い時期になると、スマートフォンが冷たくなり反応しなくなったり、カメラのレンズ内部に結露が発生したりと、いろいろトラブルが発生することがある。そんな時に見つけたのが、モバイルバッテリーで使えるUSBヒーターパッドだ。
このUSBヒーターパッドがあれば、スマートフォンのバッテリーが冷たくなり電池の減りが早くなったり、カメラレンズの結露対策に使える!
と思ったので、実際にこのUSBヒーターパッドを買って使ってみたのだが、「ホッカイロのように温かい」。
ここでは、USBヒーターパッドの使い方や使用上の注意点などをご紹介しています。
目次
モバイルバッテリーで使えるUSBヒーターパッドのレビュー
簡易梱包で届いた、モバイルバッテリーで使えるUSBヒーターパッドを開封してみると、とてもチープな商品であった。
耐久性のある素材を使用と商品説明に記載があったが、布?って感じの素材である。
素材が柔らかいので、丸めて使用することもできる。
しかも、とても軽量。
ある意味、この布っぽい方が使いやすいのかもしれない。
ヒーターパッドの発熱素材に炭素繊維電熱を使用していることから、有害な電磁波がなく人体に無害で、免疫力を高める遠赤外線を放出してくれるらしい。
見た目はチープだけど、案外良い商品なのかも。
さらに、
加熱フィルムは曲げたり折り畳むことも可能な上に、防水で水で洗うことも可能。
モバイルバッテリーで使えるUSBヒーターパッドには、1連タイプ、2連タイプ、3連タイプ、4連タイプ、5連タイプ、20cm*10cmの6種類がある。
私が買ったのは、2連タイプのヒーターパッド。
100均ショップには、USBヒーターパッドは売っていないから、通販で購入しました。
サイズの異なるヒーターパッドが2枚付いていて、電源ケーブルも別々になっている。
1連タイプのヒーターパッドの方が、電源ケーブルも1本になっていて使いやすいかもしれない。
また、Amazon通販には、他メーカーも似たような商品を販売しているので、いろいろ見てみると良いと思う。
モバイルバッテリーで使えるUSBヒーターパッドの使い方
ヒーターパッドのUSB端子はType-Aのオスになっているので、モバイルバッテリーのUSBポートに挿して使用できる。
5V/2Aに適用となっているUSBヒーターパッドではあるが、5V/2.1AのモバイルバッテリーUSBポートに挿しても使用可能だった。
USBヒーターパッドの電源スイッチボタンを長押しすると、赤く点灯し、ヒーターパッドもすぐに温かかくなる。
温度調節は、赤・白・青(強・中・弱)の3つの温度モードがあり、赤色の時が一番熱い設定となっている。
USBヒーターパッドの温度は約31℃~55℃まで上がるので、「ホッカイロのように温かい」。
30分間のタイマー機能は、電源スイッチボタンを3秒間長押しする。となっているので、最初に電源を入れた時がタイマー機能になっているのか、電源を入れてから長押しすると、電源が切れてしまう。
モバイルバッテリーで使えるUSBヒーターパッドの注意点
冬の通勤や通学、登山などの運動にも温かくて様々なシーンで活躍する便利なUSBヒーターパッドは、「ホッカイロのように温かい」ので、肌に近い「素肌」に長時間使用すると、低温やけど(熱傷)になる恐れがあります。
実は、私も低温やけどになったことがあり、
小学校のスキー遠足の時にスキーウェアズボンの中に穿いていたジャージズボンの両ポケットにホッカイロを入れていて、帰宅してトイレに入りズボンを下ろすまで、低温やけど(熱傷)になっていることに気付きませんでした。
あの頃は股引も穿いていたのにです。
使用する際には、素肌や薄手の服での使用は低温やけど(熱傷)になる恐れがあるので注意してください。
USBヒーターパッドはこんな使い方もできる!
スマートフォンの冷え対策にUSBヒーターパッドが使える
冬の寒い時期にスマートフォンを屋外で使用すると、バッテリーが冷たくなることで、充電が遅くなったり、電池の減りが早くなったり、
スマホが反応しなくなったり、電源が落ちてしまったり、スマホレンズの内部に結露が発生してしまったりなどのトラブルが出てきます。
特に、スキー場や冬登山にスマホを持って行くと、長時間寒い場所での使用となるので上記の症状が出てきます。
これらの原因は、冬の寒い場所にスマートフォンを持って行き、スマホ本体が冷たくなることで起こりますので、対策として「スマートフォンを冷やさない」ことが重要になります。
モバイルバッテリーで使えるUSBヒーターパッドがあると、冬の寒い場所でも「スマートフォンを温める」ことが可能になり、上記のトラブルを緩和してくれます。
カメラレズの結露対策にUSBヒーターパッドが使える
冬の寒い時期に屋外でカメラを使用すると、寒い場所から暖かい場所に移動した時に、カメラレズの内部に結露が発生してしまうことがあります。
もちろん、デジタル一眼レフやミラーレスカメラも、冬の寒い場所から暖かい場所に、すぐに持って行くのは良くありません。
そんな時は、Ziploc(ジップロック)やフリーザーバッグなどの密閉袋に入れることで、
結露防止になりますが、極寒冷地でカメラレズを使用する時には、モバイルバッテリーで使えるUSBヒーターパッドがあると、レンズが冷えるのを防いでくれるので結露対策になります。
■追記
モバイルバッテリーで使えるUSBヒーターパッドは、バッテリーの減りが非常に早いです。少しでも長く使いたいのであれば、大容量のモバイルバッテリーを使用するか、デスクトップパソコンやノートパソコンのUSBポートに挿して使用すると長時間の使用が可能になると思います。
以上です。