ここでは、パソコンで動画圧縮ができるフリーの動画圧縮オンラインサイトと、Windows10、Mac対応の動画圧縮パソコン無料アプリ(ソフト)の使い方をご紹介しています。

どちらかといえば、PCインストール版の動画圧縮アプリ(ソフト)の方がおすすめですので、最後まで読んでみてください。



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手っ取り早く動画を圧縮するならオンラインの「VideoSmaller」

誰でも簡単に動画の容量を小さくすることができる「VideoSmaller」は、オンライン上で動画圧縮をするサイトです。利用は無料で、動画ファイルサイズを小さくしても動画に透かしが入ることはありません。

ウェブブラウザは特に決められてはいないが、Chromeの利用者も多いのではないだろうか。

利用するには、「VideoSmaller」のサイトに動画ファイルをアップロードして圧縮することになるが、アップした動画は数時間すると削除される。

アップロードに抵抗がある方は、後でご紹介するPCインストール版の動画圧縮アプリを利用するのが良いでしょう。

インストール不要で、ブラウザ版フリーオンライン動画圧縮をお探しなら「VideoSmaller」は、初心者でも簡単に使えるのでおすすめです。

「VideoSmaller」の使い方

「VideoSmaller」のサイトは、キャプチャーして転載することを禁止している。ので、画像付きで動画圧縮方法をご説明できないことをご了承ください。

直感的に使えるので、説明するまでもないのですが、

「VideoSmaller」の動画圧縮サイトへ行き。

https://www.videosmaller.com/jp/

1、「閲覧する…」をクリックして圧縮したい動画を選択する。

動画ファイルは、MP4、AVI、MOV、MPEGに対応し、一度にアップロードできる動画容量は最大500MBまでとなっている。

2、圧縮したい動画サイズを決める。

「VideoSmaller」は、動画の横幅を縮小して圧縮する。小さくできるサイズは、横幅:1920、1680、1600、1440、1400、1280、1024、960、800、720、640、576、480、320、240、160の中から選択して圧縮する。

「最高品質」動画圧縮にチェックを入れると、圧縮しても動画の容量をは小さくならないので、チェックは入れない。「VideoSmaller」は、動画の解像度を下げて圧縮しているので、圧縮したサイズで動画を見る分には画質の劣化は感じないが、フルスクリーンで動画を再生すると明らかに画質が悪くなります。これはどのソフトを使っても同じです。

「最高品質」にチェックを入れると、劣化も少なくなるかもしれないが、WordPress(ワードプレス)は、インポート可能な動画容量は5MBまでと制限がありますので、間違いなくアップすることは不可能になります。

3、「動画をアップロード」をクリックする。

4、Completed(完了)の所に、Download Fileリンクがあるので、クリックして圧縮した動画をPCにダウンロードして保存する。

「VideoSmaller」は、動画の解像度の横幅を小さくするだけで圧縮ができるので、今すぐ容量を小さくしたい時に使うには便利です。

PCインストール版の動画圧縮なら無料アプリ「Shotcut」

「Shotcut」は、Windows64bit 7~10、Mac(OS 10.12 以降)、Linuxで使用可能なフリーの動画編集アプリ(ソフト)です。

他の動画編集ソフトにも、動画圧縮機能は備わっているのだが、「Shotcut」が一番使いやすく、無料アプリ(ソフト)とは思えない編集画面で、PCにインストールして良かったと久しぶりに感じた。

「Shotcut」は、4K動画にも対応している。

動画圧縮しても透かしが入ることはないし、PCで作業すので大容量の動画であっても、オンラインサイトと違い容量を気にせず圧縮ができる。

「Shotcut」のダウンロード

まず、「Shotcut」の公式サイトへ行きアプリ(ソフト)をダウンロードします。

公式URL:https://shotcut.org/

トップページに、赤文字で「Click to Download」のリンクがあるので、クリックします。

お使いのOSをサイト側で判定し、ダウンロードリンクが表示されます。

例えば、Windows10のPCであれば、「お使いのOSは MicrosoftWindowsだと思います。(日本語翻訳)」と表示されます。

Site 1 (FossHub)と、Site 2 (GitHub)の2種類ありますが、どちらも同じです。

上が、Windowsインストーラー版のリンク、下は、Windowsポータブルzip版のリンクです。

ここでは、インストーラー版をダウンロードします。

バージョン:22.04.25(shotcut-win64-220425.exe)

「Shotcut」のインストール

「Shotcut」のセットアップファイルをダウンロードしましたら、「開く」をクリックしてインストールを開始します。

ユーザーアカウント制御画面になります。このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?と表示されるので、「はい」をクリックします。

「I Agree」をクリック。

「Next」をクリック。

「Install」をクリック。

インストールされるまで待ちます。

「Close」をクリック。

「Shotcut」のアプリ(ソフト)をデスクトップにショートカット作成しなかったので、デスクトップ上にはありません。

Windows10の場合は、タスクバー左下のWindowsマークをクリックして、最近追加されたアプリ一覧に表示されていますので、クリックすると「Shotcut」が起動します。

また、アプリ一覧にもありますので探してみてください。「S」の一覧に「Shotcut」があります。



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「Shotcut」で動画を圧縮する方法

「ファイルを開く」をクリック。

圧縮したい動画をダブルクリック、又は、開くをクリックして「Shotcut」に読み込みます。

中央にあるのが動画になります。

編集画面に色々な機能があって難しく感じますが、動画圧縮するだけですのでとても簡単です。

「書き出し」をクリック。

「詳細設定」をクリック。

形式、コーデック、音声、解像度、アスペクト比、フレーム/秒などが表示されていて、設定が難しそうと思うはず。

そんなことはないです。

動画圧縮するには、「形式」と「解像度」の設定を弄るだけでOKです。

■「形式」動画出力フォーマットの種類は、3g2、3gp、a64、ac3、adts、adx、aiff、alaw、alp、amr、amv、apm、apng、aptx、aptx_hd、argo_asf、argo_cvg、asf、asf_stream、ass、ast、au、aviavm2、avs2、avs3、bit、caf、cavsvideo、codec2、codec2raw、crc、dash、data、daud、dirac、dnxhd、dts、dv、dvd、eac3、f32be、f32le、f4v、f64be、f64le、ffmetadata、fifo、fifo_test、film_cpk、filmstrip、fits、flac、flv、framecrc、framehash、framemd5、g722、g723_1、g726、g726le、gif、gsm、gxf、h261、h263、h264、hash、hds、hevc、hls、ico、ilbc、image2、image2pipe、ipod、ircam、ismv、ivf、jacosub、kvag、latm、lrc、m4v、matroska、md5、microdvd、mjpeg、mkvtimestamp_v2、mlp、mmf、mov、mp2、mp3、mp4、mpeg、mpeg1video、mpeg2video、mpegts、mpjpeg、mulaw、mxf、mxf_d10、mxf_opatom、null、nut、obu、oga、ogg、ogv、oma、opus、psp、rawvideo、rm、roq、rso、rtp、rtp_mpegts、rtsp、s16be、s16le、s24be、s24le、s32be、s32le、s8、sap、sbc、scc、sdlsdl2、segment、smjpeg、smoothstreaming、sox、spdif、spx、srt、stream_segment ssegment、streamhash、sup、svcd、swf、tee、truehd、tta、ttml、u16be、u16le、u24be、u24le、u32be、u32le、u8、uncodedframecrc、vc1、vc1test、vcd、vidc、vob、voc、w64、wav、webm、webm_chunk、webm_dash_manifest、webp、webvtt、wsaud、wtv、wv、yuv4mpegpipe、の172あります。

こんなにあっても、MP4で十分なんですけどね。

■「解像度」アスペクト比が16:9の場合の解像度は、YouTubeを参考にしました。
・240p:426×240
・360p:640×360
・480p:854×480
・720p:1280×720
・1080p:1920×1080
・1440p:2560×1440
・2160p:3840×2160

圧縮する動画もアスペクト比が16:9ですので、解像度1080pを下げることで圧縮できます。

今回は、解像度1080pを480pまで下げます。

形式はMP4のままにします。

次に「ファイルの書き出し」をクリック。

圧縮する動画の保存先を決めて、ファイル名を入力。

ここでは、書き出した動画と入力して「保存」をクリックしました。

ジョブで動画圧縮の進捗状況を確認できます。

圧縮時間は動画の容量によって変わります。

圧縮前の動画と圧縮後の動画を比較した画像になります。

30.1MBあったのが、3.71MBまで圧縮されました。

WordPress(ワードプレス)にも、インポート可能な動画容量になりました。

まとめ

動画圧縮をオンラインでするなら「VideoSmaller」、アプリ(ソフト)をPCにインストールして動画圧縮するなら「Shotcut」。どちらも無料で使えますし、Windows、Mac対応なのでおすすめです。



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動画圧縮フリーオンラインとパソコンアプリ厳選2選のご紹介と使い方については以上になります。