100均ショップダイソーの「自転車サビ取り剤」は、かれこれ20年以上、いや、もっと古くから販売しているダイソーの定番商品。私も20年以上前に買って自転車のサビ取りに使用していたのだが、なんせ内容量が20gしか入っていないので、1本じゃ自転車のスポークホイールのサビ取りには少な過ぎで足りない。
辛口レビューから始まるが、100均ショップダイソーの「自転車サビ取り剤」には、研磨剤約40%入っているのは凄いと思うけど、内容量20gでは錆が多い自転車にはコスパ最低としか考えられない。
内容量や使用可能な材質で比べると、日本磨料工業のピカール液の方がコスパ最強であるのだが、ちょっとしたサビ取りやサビ落としには、携帯に便利な100均ショップダイソーの「自転車サビ取り剤・サビ落としクリーム」が良いのかもしれない。
目次
知ってた?100均ショップダイソーには自転車サビ取り剤が3種類あるのを
100均ショップダイソーには、自転車のサビ取り・サビ落としに使える商品が3種類あります。のでご紹介しよう。
「日本製」自転車用サビ取り剤
100均ショップダイソーの「日本製」自転車用サビ取り剤。この商品は昔からある定番商品。
値段は、税込110円。
売っている場所は、自転車用品売り場です。
■商品名:自転車用サビとり
■内容量:20g
■日本製
■商品番号:4979909831038
■研磨剤:約40%
■使用可能な材質:鉄、銅、スチール、ステンレス
■使用不可能な材質:貴金属、アルミ製品、亜鉛メッキ製や金、銀、プラチナなどのキズつきやすい製品、食事に使う刃物・食器など
「日本製」金属用サビ取り剤
100均ショップダイソーの「日本製」金属用サビ取り剤。この商品はパッケージとチューブのデザインが違うだけで、中身は自転車用サビ取り剤と同じです。
値段は、税込110円。
売っている場所は、シンク台所用品売り場などにあります。
■商品名:金属用サビとり
■内容量:20g
■日本製
■商品番号:4979909823286
「台湾製」サビ落としクリーム
100均ショップダイソーの「台湾製」サビ落としクリーム。この商品は大型店舗で見つけた。
値段は、税込110円。
売っている場所は、自転車用品売り場です。
■品名:金属磨き剤
■商品名:さび落とし(金属用)
■内容量:25g
■台湾製
■商品番号:4984355008668
■成分:研磨剤(12.5%、けい酸系鉱物)、鉱油、防錆剤、炭酸カルシウム
■使用可能な材質:金属製品(鉄、ステンレス、銅、真鍮など)のサビ取り、汚れ落としに。自転車・ハサミ・家庭用品・ゴルフクラブ等金属用品に
■使用不可能な材質:骨董、美術品、金銀などの貴金属類、アルミ、亜鉛メッキなど傷つきやすい製品や食器、ガラス製品
「台湾製」サビ落としクリームの方が、「日本製」自転車用サビ取り剤よりも内容量が5g多いので、チューブタイプの長さも12cmある。「日本製」自転車用サビ取り剤のチューブタイプの長さは10cm5mmある。
100均ダイソーの自転車サビ取り剤・サビ落としクリーム使ってみた(比較)
100均ダイソーの自転車サビ取り剤・サビ落としクリームは両方チューブタイプ。穴あけキャップになっているので、チューブに穴をあけて使用する。
左が「台湾製」サビ落としクリーム、右が「日本製」自転車用サビ取り剤。
「台湾製」は緑色のクリーム状で、「日本製」は白色でピカール液に近い感じ。
ステンレスハサミの錆を、歯ブラシとティッシュペーパーを使用して、どれだけ錆が取れるかやってみる。
かなり酷い錆。
「日本製」自転車用サビ取り剤には、チューブに「頑固なサビの場合は、塗布量を多くし5分ほど放置した後こすって拭き取ってください」と記載されている。
ことを、錆落としをした後に知った。
5分ほどだろうか、サビ取り剤・サビ落としクリームを歯ブラシに塗布して、ハサミを擦って、ティッシュペーパーで拭いてを繰り返してみた。
布でやるのが一番良いのだが。
5分ほど擦ってみた結果。
上が「日本製」自転車用サビ取り剤、下が「台湾製」サビ落としクリームで錆を落とした写真。
浮いたサビはワイヤーブラシで除去してからやった方が良い。
あくまでも、簡単にレビューするつもりだったので、手抜きになってしまったが、歯ブラシだけでも酷い錆が落ちている。(まだ残っているけど)
研磨剤:約40%の「日本製」自転車用サビ取り剤と、研磨剤(12.5%、けい酸系鉱物)の「台湾製」サビ落としクリームを使ってみた比較だが、どっちでも良いと感じた。私なら内容量の多い台湾製にするだろうな。
まとめ
100均ショップダイソーの「自転車サビ取り剤・サビ落としクリーム」は、ちょっとした錆取りには適しているが、内容量が少ないので、錆が多いのであれば、アルミやプラスチック類にも使える日本磨料工業のピカール液をおすすめする。