バイクのネジやナット、ボルトの緩み止め接着剤用として、「ネジロック243」を海外から購入。日本で買うよりも安く買えたのだが、LOCTITE(ロックタイト)のバッタもん商品?と思えるくらいに類似している。

果たして、海外から購入した「ネジロック243」は使えるのか?実際に使ってみた。

100均では買えない「ネジロック243」は海外で安く売っている

「ネジロック243」が、100円ショップに置いてあるか、ダイソー、セリア、キャンドゥの3店舗へ探しに行ってみたところ、売っていませんでした。

100均では「ネジロック243」が買えないことが分かったので、海外のAliExpress(アリエクスプレス)で探してみたところ、税込171円(購入時の値段)で売っていたので買ってみました。

AliExpress(中国)から輸入して、Amazonでも出品されています↓

購入した海外製「ネジロック243」が届きました

AliExpressで購入したネジロック243が届いた

AliExpress(アリエクスプレス)で購入した「ネジロック243」は、あわせ買いで購入しましたが、税関に引っかかったのか、到着が一番遅かったです。

届かなかった場合には、返金もしてくれるようになったので、AliExpressの通販ショップは良くなりましたよ。

ファスナー付きの小袋にネジロック243が入っている

いつもの簡易梱包の袋から出すと、ファスナー付きの小袋の中に「ネジロック243」が入っていました。

海外の「ネジロック243」は、ロックタイトのバッタもん?製造国で分かったこと

海外製「ネジロック243(中強度ネジ接着剤)」

「ネジロック243」は、AliExpress(中国)の通販ショップで購入しましたが、日本で販売されているLOCTITE(ロックタイト)の商品と類似しています。

ラベルは違いますが、赤色のボトル容器と内容量10mlなどは、ほぼ一緒です。

そして、LOCTITE(ロックタイト)ねじロック243の製造国は、「中国」となっていることから、中身の主成分である「変性メタクリレート」も同じである可能性が高いです。

製造国が「日本」の物であれば、本物か偽物かの区別はつきますが、同じ「中国」で製造されているので、LOCTITE(ロックタイト)のバッタもんであるとは限らないですし、元々「中国」では普通に売っていた物かもしれない。

ただし、通販での取り扱い開始日が2010年3月18日からとなっている、LOCTITE(ロックタイト)の方が古くからあるかもしれないので、「中国」で製造することにより、ねじロック243がコピーされた可能性もあります。

結論を言ってしまうと、「本物」か「偽物」かに拘らずに、中身の主成分である「変性メタクリレート」が同じであれば、安い方を買っても良いのでは?と思います。

実際に海外製の「ネジロック243(中強度ネジ接着剤)」を使ってみた

海外製「ネジロック243(中強度ネジ接着剤)」の使い方

海外製の243中強度ネジ接着剤(ネジロック243)は、高温耐性:180℃、低温耐性:-54℃まで対応可能となっています。

ボトル容器のキャップを開けると、ノズルがあります。

ノズルの先端をハサミやカッターでカットすると、使用可能になります。

使い方は、ネジロック243をよく振ってから、ボトル容器を逆さにして、強めに容器を潰すと、ノズルの先から青い液が出てきますので、緩み止めをしたい「ネジ・ナット・ボルト」に塗布して、しっかりと締めます。

塗布量は、ネジやボルトであれば、全体に塗布しなくても、先の方に塗るだけでも良いみたいです。

ネジロック243は、嫌気性接着剤なので、空気に触れている間は硬化することはなく、塗り過ぎたり、はみ出した場合でも拭き取ることが可能です。

注意点は、金属と金属の接着専用なので、プラスチック製などの接着はできないです。

硬化時間は、10分ほどで固着が始まり、24時間で完全硬化します。

ネジロック243は、取り外しが可能なのも良いですね。

海外製「ネジロック243」でバイクのミラーを接着

原付バイクのミラーがよく緩むので、ネジロック243をボルトとナットに塗布して、しっかりと締めました。

ネジロック243の強度や緩むかどうかについては、バイクに乗ってしばらく様子を見てから後日追記します。