ソロキャンプで使用する小型のウッドストーブが欲しいなと思い、100均のもので簡単に自作しました。
小型ウッドストーブは100均の2つのアイテムで自作したので、作り方2選でご紹介します。
目次
小型ウッドストーブの自作は100均セリアのアイテムで作りました

100円ショップのセリアには、「火起こし器」と「固形燃料ストーブ」という2つの商品が売っています。
それぞれ、税込110円で購入可能でした。
「火起こし器」と「固形燃料ストーブ」の売っている場所は、100均セリアのキャンプ用品コーナーにあります。
100均セリアの「火起こし器」で小型ウッドストーブの作り方

100均セリアの「火起こし器」は、その名の通り、火を起こすのが目的のアイテムです。
■材質:スチール(スズメッキ)、取っ手:ステンレススチール
■サイズ:φ10.2×高さ15cm

既に下の部分や底に穴があいているので、「火起こし器」で小型ウッドストーブを作るのは簡単です。

100均セリアの「固形燃料ストーブ」には、横側から固形燃料を入れられる大きな穴があいています。
これを真似して、「火起こし器」にも、ペーパーログ(紙薪)や薪になる木などを横から入れられるように穴をあけます。
横に穴をあける時も、「固形燃料ストーブ」の穴を真似して、繋ぎ目からどれくらい離した場所から穴があいているかを確認しました。

「火起こし器」の横側からペーパーログ(紙薪)や薪になる木などを入れる穴の大きさは、縦:約5cm、横:約7cmのサイズに決めて、グラインダーを使用して穴を作成しました。

五徳を自作するのが面倒だったので、「火起こし器」の上側にも穴をあけて完成となります。
100均セリアの「固形燃料ストーブ」で小型ウッドストーブの作り方

100均セリアの「固形燃料ストーブ」は、その名の通り、固形燃料のストーブとして使うアイテムです。
■材質:鉄(スズメッキ)
■サイズ:φ7.8×高さ6.8cm
「固形燃料ストーブ」には、横からペーパーログ(紙薪)や薪になる木などを入れられる穴があいてあるので、このまま使用することにします。

ただし、「固形燃料ストーブ」の底面には、穴があいていないので、ドリルで穴をあけます。

底面の穴は適当でも問題ないですが、A4用紙に手書きで穴の位置の図面を作成しました。

穴の位置の手書き図面を「固形燃料ストーブ」の底面に載せて、その上からセンターポンチでマーキングしました。

「固形燃料ストーブ」の底面には、6mmのドリルで穴をあけました。

穴あけが終わった後に、M6の六角ボルト4本と、M6の六角フランジナット8個を使用して脚を作成します。
1本の脚には、M6の六角ボルト1本とM6の六角フランジナットを2個使用します。
ボルトの長さは約4cmあります。

M6の六角フランジナット(2個)で、M6の六角ボルトを固定して、4本の脚が完成です。
缶などに穴をあける時は鉄工ドリルよりもステップドリルがおすすめ

缶や空缶などに穴をあける時に、鉄工ドリルビットを使用すると穴が綺麗にあかないことが多々あります。
ステップドリルで穴をあけると、綺麗に穴があくのでおすすめです。
上の写真は、「固形燃料ストーブ」の上部分に穴を追加であけて、「火起こし器」の上部分に穴をあけて、五徳を使用しなくても使えるようにしました。
五徳の代わりに、上部分に穴をあける理由は、鍋などを載せた時に、火が出る場所が塞がってしまうのを防ぐためです。
100円ショップのアイテムで自作小型ウッドストーブ完成

今回作成した自作小型ウッドストーブは、巷で人気の二次燃焼がぁ~とかいう構造にはなっていないので、煙は出ます。
二次燃焼のウッドストーブにしてしまうと、上から薪になる木などを入れることになるので、湯を沸かしている時などに、薪になる木を追加で足すことができません。
これ、私的に楽しくないです。
横からペーパーログ(紙薪)や薪になる木などを入れられる小型ウッドストーブであれば、追加して火力を強くすることができます。
薪になる木を燃やすのを楽しみながら、独りぼっちで料理を作る楽しみもあります。
あと、燃やした灰が下に落ちるので、受け皿としてステンレストレーを小型ウッドストーブの下に置きます。
今回作成した自作小型ウッドストーブ2個の合計重量は、約210gと軽量です。
キャンプ場に落ちている薪になる木などを探したりする楽しみもありますし、今年から自作のペーパーログ(紙薪)も作って持って行くので節約できそうです。
以上です。