自作で小型ウッドストーブを作ったので、今度は燃料となるペーパーログ(紙薪)を100均のアイテムで自作しました。
ここでは、ソロキャンプ用小型ウッドストーブに丁度良いサイズのペーパーログ(紙薪)を簡単に作る方法をご紹介しています。
目次
ペーパーログ(紙薪)は100均のアイストレー(製氷皿)を型にして作る

ソロキャンプ用小型ウッドストーブには、冷凍庫の氷サイズのペーパーログ(紙薪)が丁度良いサイズなので、100均のアイストレー(製氷皿)を型にして作ります。
アイストレー(製氷皿)は、100円ショップのダイソー、セリア、キャンドゥで入手可能です。
ここでは、1つのアイストレー(製氷皿)で18個作れるタイプを税込110円で購入しました。(写真と同じ商品は、セリアとキャンドゥに売っています。)
アイストレー(製氷皿)の本体材質はポリプロピレンです。
ペーパーログ(紙薪)を自作するのに必要なもの

■型:ここでは、100均のアイストレー(製氷皿)
■新聞紙
■シュレッダー
■細いドリル(爪楊枝が穴に入るサイズ)
■バケツ
■水
100均のアイテム(製氷皿)を型にしてペーパーログ(紙薪)を自作する方法
型にした100均アイストレー(製氷皿)の裏面に細いドリルで穴をあける

型にした100均アイストレー(製氷皿)の裏面から、18個の製氷中央部分に細いドリルで穴をあけます。
ドリルのサイズは、爪楊枝が穴に入る大きさにします。
裏面に穴をあける理由は、作ったペーパーログ(紙薪)が取り出せない場合に、裏面から爪楊枝を使用して押し出すために穴をあけます。
もう1つは、新聞紙を水に濡らしてペーパーログ(紙薪)を作るので、水が底から出るようにと穴をあけましたが、実際にやってみると、底から水はほとんど出ませんでした。
シュレッダーを使用して新聞紙を細かく細断する

小さいペーパーログ(紙薪)を作るのであれば、シュレッダーを使用して新聞紙を細断するのがおすすめです。
新聞紙は、朝刊2日分をシュレッダーにかけました。
古いシュレッダーなので、新聞紙1枚を半分にして、A4サイズに折ってから細断しました。

朝刊2日分をシュレッダーにかけましたが、ダストボックスが一杯になりそうでした。
ちなみに、100均アイストレー(製氷皿)を型にして、ペーパーログ(紙薪)を作るのに必要な新聞紙の量は朝刊1日分くらいです。※但し日によって新聞紙の厚みが違うので、次回作る時のストックとしてシュレッダーをかけました。
バケツに水を入れて細断した新聞紙を入れる

バケツに水を入れて、細断した新聞紙をバケツの中に入れて、新聞紙を濡らして柔らかくします。
シュレッダーで細断した新聞紙を全部バケツの中に入れるのではなく、少なければ後から足すようにしました。(水も少なめに入れて少なければ後から足すようにしました。)
100均アイストレー(製氷皿)を型にしてペーパーログ(紙薪)を作る

水で濡れた状態の細断した新聞紙を、型にした100均アイストレー(製氷皿)の中に入れて、指で押し込んで詰めます。
この時、水分を含んだ新聞紙の水が出てきますので、バケツの中に流しながら行います。
細断した新聞紙を、型にした100均アイストレー(製氷皿)の中で潰す感じで、もう入らないだろうと思うくらいまで詰めます。
自然乾燥させる

100均アイストレー(製氷皿)を型にして作ったペーパーログ(紙薪)は、水分を含んでいるので、自然乾燥させて完全に乾いてから使用可能となります。
直射日光が当たる場所や天日干しをした場合には、サイズにもよりますが、4日ほどでペーパーログ(紙薪)が半乾きくらいまでになっていました。
1週間もあれば完全に乾燥すると思います。
型にした100均アイストレー(製氷皿)からペーパーログ(紙薪)を取り出す

まだ、ペーパーログ(紙薪)が半乾きの状態でしたが、型にした100均アイストレー(製氷皿)から取り出してみます。
型にした100均アイストレー(製氷皿)の裏面に穴をあけた箇所に、爪楊枝を挿して、自作したペーパーログ(紙薪)を押し出して取り出します。
型にした100均アイストレー(製氷皿)を裏返しにして、何個かペーパーログ(紙薪)を取り出している時に、ポロポロと別のペーパーログ(紙薪)も落ちてきたので、裏返して裏から軽く叩くことで簡単に取り出すことができるかもしれません。
小型ウッドストーブ用・自作ペーパーログ(紙薪)完成

ソロキャンプの小型ウッドストーブ用に自作したペーパーログ(紙薪)が完成しました。
まだ少し半乾きなので、もう少し乾燥させてからキャンプ場で使用してみたいと思います。

型にした100均アイストレー(製氷皿)があれば簡単に作れますし、新聞紙でペーパーログ(紙薪)を作るので、とても軽いのが良いですね。
冷凍庫の氷サイズのペーパーログ(紙薪)だから、燃焼時間は短いだろうけど、100個とか作ってキャンプ場に持って行けば、1泊2日のソロキャンプなら十分な量なんじゃないかな。
自作のペーパーログ(紙薪)を燃やしてみるのが楽しみだわ。
以上です。