プラスチックのネジ山が潰れたり、なめたりして新しくネジ山を作りたい方へ。

ここでは、プラリペアの代用に100均のスカルプチュア・3Dアート用リキッドとパウダーを使用して、実際にネジ山を作る(再生)方法をご紹介しています。

ネジが空回りしてプラスチックにしっかり締まらない場合にも今回の方法は役に立つと思います。お試しください^^

100均の「スカルプチュア・3Dアート用リキッド」はキャンドゥで売っています

プラリペアの代用に使える100均のスカルプチュア・3Dアート用リキッドとパウダーはキャンドゥにありました。

ダイソーは見に行っていないですが、キャンドゥは以前から女性用の化粧品やネイル関係の商品に力を入れているのを知っていたので。

100均のスカルプチュアは、プラリペアとほぼ同じ成分なのに200円(税抜)で買えるので、とってもお得なんですよ。

爪に使用する物ですが、硬化後は樹脂になるのでプラスチックと同等となり接着や補修剤としても使用できます。

ホーマックなどのホームセンターで探す前にお近くのキャンドゥで探してみてください。

レンズマウントのプラスチック部分のネジ山を作る

カメラレンズの後玉にあるマウントのプラスチック部分のネジ山がなめてしまったのでネジ山を再生します。

ネジ山よりも大きめの穴を開けます。(穴を広げる)

プラリペア(代用)をネジに塗って入れやすくなりますし、ネジ山を作るのに穴を広げます。

私は、ネジが小さいので錐を使い穴を広げましたが、ネジの大きさによっては電動ドリルが良いです。

次に、ヤスリで穴の中や表面を荒くします。

つるつるした表面よりも、ザラザラしている方がプラリペア(代用)もくっつきやすくなりますし接着力が増します。

プラリペア(代用)をネジに盛る前に、クレ5-56などの潤滑剤を塗り、硬化後にネジをドライバーで外せるようにします。

ネジが接着されてしまうので潤滑剤は必ず塗りましょう。

私は、ラスペネの潤滑剤をネジに塗りました。

100均のスカルプチュア・3Dアート用リキッドとパウダーを使うには筆が必要ですが、私は持っていません。

綿棒でも大丈夫かな?試しに使ってみると何とかなりました。

100均スカルプチュアのやり方(ネジ山を作る)

スカルプチュアのやり方が分からなかったので、動画を参考にしました。

リキッドを付けて(染み込ませて)から、パウダーを付けて、ネジに盛る。

この順番です。

リキッドが足りなかったら、リキッドをネジに塗る。

透明になり硬化が始まっていますので、ネジに盛りましたら、ネジ穴に入れて押し付けてください。(硬化は早いので、数秒間で問題ありません。)

室内の温度やプラリペア(代用)の使用量によって硬化時間は異なりますが、私は10分ほど乾かして、はみ出した部分をカッターでカットし、ヤスリで整形した後にネジを抜きました。

ネジをドライバーで回して確認しましたが、くるくると空回りせずにしっかりと締まり固定されました。

プラスチック部分は少し盛った感じになった(ネジ穴部分)ので、はめ込む時にきつかったですが、外れるより良いかな。

ネジが小さかったので、細かい作業になりましたが、結構簡単にネジ山は再生できるんですね。

自動車やバイク、ノートパソコンなどの家電製品でプラスチックが使わている部分の補修や修理にも活躍してくれそうです。

まとめ

プラスチック部分のネジ山は、プラリペアの代用に「100均のスカルプチュア・3Dアート用リキッドとパウダー」で問題なく再生することができました。

プラスチックのネジ山がなめた!100均のプラリペアでネジ山を作る方法については以上になります。