水性ペンキの塗料缶は長期保管していると、錆びて穴があいたりします。

塗料缶に穴があくまでいくと、既に使用期限は過ぎてしまっている水性ペンキですが、捨てるのは勿体ない方に水性ペンキの保存方法から、塗料缶で自作ストーブを作成する方法をご紹介しています。



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水性ペンキはペットボトルに入れて保管できます

水性ペンキは油性ペンキと違い、プラスチックを溶かさないので、ペットボトルに入れて保管することが可能です。

実際に、ペットボトルに入れて水性塗料を販売しているメーカーもあります。

油性塗料には、揮発性の高い物質が含めれており、プラスチックを溶かしてしまう恐れがあるので、ペットボトルに入れて保管するのは絶対にやめましょう。

かなり昔ですが、サーフボードのリペア用の溶剤をペットボトルに入れておいて破裂したことがありますので、シンナー系の物もペットボトルに入れて保管するのは危険ですので、絶対にやめましょう。

ここでご紹介するのは、「水性」の塗料ですので、お間違いなく!

水性ペンキをペットボトルに入れて保管する方法

■用意する物
・ペットボトル(飲料用の硬めのペットボトル)
・新聞紙
・漏斗(ろうと)じょうご
・長めの細い木
・軍手

まず、ペットボトルの先端にじょうごを挿して、下に新聞紙を敷きます。

水性ペンキを細長い木などでかき混ぜます。私はアクリル板の切れ端を使用しました。

これをしないとドロドロした塗料になっていて、じょうごの穴から水性ペンキが出てこなくなります。

1回やれば慣れます。

じょうごに水性塗料が付着しますが、水を含んだ雑巾などで拭いたり、サンドペーパーで塗料を剥がしました。

水性ペンキをペットボトルに入れて保管するメリットは、液垂れしないことですね。

私は、使用期限が過ぎている場合でも塗料が固まっていなければ、塗料カップに入れて使用します。

水性塗料は、手に付着しても水洗いで落ちます。

水性ペンキを処分したい場合

塗料を固めて燃えるゴミとして捨てることができる商品があります。

水に反応してプリンのように固まります。

蓋を開けて、外に置いておけば固まりますけど、急ぎの方には必要ですよね。

塗料缶で自作ストーブを作る方法

水性塗料が入っていた缶の中を、要らないウエスなどで拭きます。

次に、外でしばらく乾燥させます。



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塗料缶のフチ部分までカットする

1.6Lの塗料缶には、海で拾ってきた煙突を塗料缶の中に入れたいので、フチをカットします。

ペンチで上に煽って、

グラインダーでカットしました。

ところが、これでも中に煙突が入らなかったので、

栓抜き付きの「缶切り」でフチまでカットしました。

これで煙突が中に入りました。

塗料缶は、フチまでカットしたので、強度的には弱くなりましたが、問題ないでしょう。

ぼっちキャンプで使用しますし、見た目なんてどうでも良い。

ぶっちゃけ言うと、ウッドガスストーブとかって1回使用すれば中は焦げ焦げになりますんで。

塗料缶のフチをカットする方法として、マイナスドライバーの先をフチに合わせて、上からハンマーで叩くと穴があくので、これを繰り返しやると、

このように、フチ部分をカットできます。

あともう少しなんだけど、フチが取れない時には、ペンチで掴んで捻ってやると、ポロっと外れます。

板金鋏があると便利ですが、高価ですし、原始人的なやり方が私には似合っているということで。

また、フチを取った塗料缶側をハンマーで叩いて、出っ張りをなくしてくださいね。

ちなみに、この後、1L缶も「缶切り」でフチのギリギリまでカットしましたので、最初から「缶切り」を使った方が早かったみたいです。

ドリルで塗料缶に穴あけ

ドリルがあると穴あけも楽です。

塗料缶に穴をあける部分にマスキングテープを貼り、一度剥がして、穴をあける箇所に印をつけて、再度、塗料缶に貼って穴あけをすると、適当よりかは上手くいきます。

ぶっちゃけ言うと、適当でも風が入れば問題ないんですけどね。私は見た目を気にしないんで。

ウッドガスストーブなんて二次燃焼で燃えればいいし、暖かければいいし、飯食えればいい。そんな感じです。

7mmのドリルでは穴が小さかったので、テーパーリーマーで穴を拡げると、星型になったりとか、

元から、塗料缶に錆で穴があいていたりしても、全く気にしません。

ウッドガスストーブなんて消耗品なんですよ。

自作ストーブ(炭用)とウッドガスストーブ完成

自作ストーブ(炭用)

1.6Lの塗料缶は、100均ダイソーに売っている「七輪用らくらく竹炭」専用にします。

煙突の先には網を取り付けたので、

この上に、「七輪用らくらく竹炭」をのせて使用します。高さが低いようであれば、L字金具を取り付けて高さ調整します。

ウッドガスストーブ

1Lの塗料缶には、セリアの「火起こし器」を中に入れて、ウッドガスストーブにします。

セリアの「火起こし器」の底には、最初から穴があいてあるので、面倒な穴あけをしなくてもOKです。

穴が足りなければ(二次燃焼しなければ)、増やせばいい。ただそれだけ。

面倒だった場合には、1L缶も炭用にします。

ぶっちゃけ言うと、木を燃やしたりするのは、面倒なんで。

1.6L缶に、1L缶がすっぽり入るのは、一番嬉しかった。

後は、缶を持つ取っ手を付ければOKです。



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水性ペンキの保存から塗料缶を自作ストーブにして活用する方法については以上になります。