一般的な自転車ホイールのハブナットサイズは、14mmと15mmです。
前輪に14mm、後輪に15mmを使う自転車や、両方に15mmを使う自転車があります。
14mmのメガネレンチやスパナは、バイクなどの整備をする方であれば工具箱に入っていますが、
15mmのメガネレンチやスパナは、自転車の整備をする方は別として持っていない人も多く、ハブナットを外す際にモンキーレンチを使用することがあります。
モンキーレンチはサイズを調整できる便利な工具ではありますが、固いハブナットを外す時にレンチのサイズが大きくなってしまい、ナットがなめてしまうこともあります。
サイズ15mmのハブナットを外す時には、同サイズのメガネレンチやスパナを使用するのがおすすめです。
100均ショップにも、自転車ホイールのハブナットに使えるサイズ15mmのレンチが売っているのでご紹介します。
100均ショップに売っているサイズ15mmのレンチ
100均ショップのダイソーには、サイズ15mmのコンビネーションスパナ、多目的スパナ、応急用自転車レンチの3つが、それぞれ税込110円で販売されています。
この中で、自転車ホイールのハブナットを外す工具としておすすめなのは、15mmのコンビネーションスパナですが、店舗に在庫が無く売っていない場合が多いです。
15mmのサイズもある「多目的スパナ」は、100均ショップに昔からある定番商品で、私も所持していますが、自転車ホイールのハブナットを外す際に便利な工具であることを再認識しました。
では、自転車専用工具として販売されている15mmのレンチと比較してみます。
自転車専用工具の15mmレンチとダイソーの「多目的スパナ」を比較
写真上から、昔から所持している「多目的スパナ」、自転車専用工具のハブスパナ(15mm)、ペダルレンチ(15mm)です。
ここでは、BRIDGESTONE(ブリヂストン)の三輪電動アシスト自転車「ラクットワゴン」のハブナットを外すのに便利な工具を比較してみます。
前輪ハブナットサイズは、15mmです。
「ラクットワゴン」は、前輪駆動モーターのコネクタカバーが、ハブナットの近くにありレンチと干渉する場合もあります。
ペダルレンチは、自転車のペダルを外す工具で、前16mm・奥15mmのサイズになっており、コネクタカバーにレンチが干渉するので使用不可。
コネクタカバーが無い自転車であれば使用可能です。
ただし、ペダルレンチの工具であることを忘れずに!
自転車専用工具のハブスパナは、前が15mmのサイズになっているので使用可能でした。
ダイソーの「多目的スパナ」は、自転車専用工具のハブスパナと同じように使用可能でした。
材質は、炭素鋼(クロムメッキ)の「多目的スパナ」ですが、板厚2.3mmのハブスパナに対し、「多目的スパナ」の板厚は約3mmありました。
自転車ホイールのハブナットサイズが15mmで、どうしても15mmレンチを使いたい場合には、ダイソーの「多目的スパナ」を思い出してください。
以上です。