Windows OSはUSBから簡単にクリーンインストールできるが、Windowsタブレットの場合、特に中華製だとクリーンインストールすることで、Windows標準のドライバーではタッチパネルが動作しないなどの不明なデバイス扱いとなり、デバイスドライバーが破損してしまうことがある。

こんな時の為にも、「Double Driver」のソフト(アプリ)を使用して、Windowsタブレットをクリーンインストールする前にドライバー類をバックアップしておこう。

ここでは、「Double Driver」のダウンロード先から使い方までをご紹介している。

「Double Driver」のダウンロード

「Double Driver」のダウンロードは下記サイトからできる。

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se492411.html
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/doubledriver/
http://www.boozet.org/(海外公式)

日本語サイトからダウンロードする方が簡単です。

「Double Driver」のインストールは不要

「Double Driver」は、ポータブル版だからPCにインストールは不要。

ダウンロードしたZIPファイルをPCに解凍し、dd.exeをダブルクリックすると起動します。

「Double Driver」の使い方

「Double Driver」ソフトを起動すると最初の画面は「Home」が表示されています。

上部メニュバーの「Backup」をクリックして、

下部メニューの「Scan Current System」ボタンをクリックすると、Windowsにインストールされているドライバー一覧が表示されます。

初期設定では、Microsoft以外のドライバーにチェックが入っている状態ですので、上部メニューバーの「Select」の横にある「▼」をクリックしてドライバーの選択を変更します。

ドライバーの選択は、

□Non Microsoft (default)
翻訳:Microsoft 以外 (デフォルト)

□All
翻訳:全て

□None
翻訳:なし

□Invert
翻訳:反転
マイクロソフト製品のみにチェックが入る。

上記の4つから選択してチェックを入れる、または、目的のドライバーのみにチェックを入れることもできます。

この中で選ぶとしたら、All(全て)のドライバーにチェックを入れると、後々困らないと思います。

私は、All(全て)を選択しました。

下部メニューの「Backup Now」ボタンをクリックすると、バックアップ保存する場所の画面が表示されます。

デフォルトでは「Double Driver」フォルダーに保存されるようになっていますが、

私は、保存場所をデスクトップに変更します。

新しいフォルダーの作成をクリックして、ドライバーバックアップのフォルダーを作り、この中にWindowsドライバー類をバックアップ保存します。

また、Structured folder (default)、Compressed (zipped) folder、Single file self extract (executable)の3つの保存方法があり、私は、階層構造のStructured folder (default)を選択しました。

そして「OK」ボタンをクリックすると、バックアップが開始されます。

バックアップには数分かかりました。

バックアップが終了し、保存されたWindowsドライバーのフォルダーを確認すると、階層構造になっていて見やすいです。

Windowsタブレットをクリーンインストールして不明なデバイス扱いとなった場合に、時間はかかりますが、デバイスマネージャー上から、上記のドライバーを当てていくことで、タッチパネルなどが使えるようになると思います。

もちろん、WindowsPCやノートパソコンでも、クリーンインストールする前に「Double Driver」のソフトで、ドライバー類をバックアップしておくと、後々困らないでしょう。