原付バイクのエンジンオイル交換をする際に、腹下にドレンボルトがあるんだけど、取り外しと取り付ける時のドレンボルトを回す方向が分からなくなってしまうことはありませんか?

この、ドレンボルトを回す方向を間違ってしまうと、逆に締めていることもあるので、回す方向を確認してから作業する為に備忘録として、カブみたいなヤマハタウンメイト50のエンジンオイル交換と併せて解説しています。

腹下にドレンボルトがある時の回す方向(取り外しと取り付け)

腹下にドレンボルトがある時の回す方向は、取り外す時は「右に回す」とドレンボルトが緩みます。

取り付ける時は「左に回す」とドレンボルトが締まります。

ドレンボルトを取り付ける時は手締めして確認可能ですが、取り外す時はメガネレンチなどの工具を使用してドレンボルトが締まっている状態からになりますので、回す方向は作業前に再確認した方が良いです。

また、ドレンボルトには「締め付けトルク」が車種(メーカー)によって決められています。締めすぎには注意して、トルクレンチをご使用ください。

カブみたいなヤマハタウンメイト50のエンジンオイル交換

ホンダのカブみたいなヤマハタウンメイト50のエンジンオイル交換をしています。

■ヤマハ タウンメイト50(22F)
T50/T50D/T50ED/T50C/T50EC 共通

既にエンジンオイルは抜きました。

このオイル交換受け皿は車用?だったと思いますが、原付バイクのオイル交換受け皿は100均でも代用品が買えます。

ヤマハ タウンメイト50(22F)の推奨オイルは、タウンメイトサービスマニュアルには、ヤマハ純正4サイクルオイル(SAE10W-30)と記載されています。

ですが、

カストロール エンジンオイル Activ ESSENTIAL 4T 10W-30 1L(旧 Go! 4T 10W-30 1L) 二輪車4サイクルエンジン用スタンダードオイル (鉱物油) MA Castrolにしました。

エンジンオイルの量

ヤマハ タウンメイト50(22F)のエンジンオイルの量は、

通常交換時約850ml
オイルストレーナ清掃時約900ml
オーバーホール時約1000ml

です。

今回は、通常交換になりますので、目盛り付きカップに約850mlのエンジンオイルを入れて準備をします。

ドレンボルトの取り付けを忘れずに

オイルプラグを取り外して、漏斗(ろうと、じょうご)を使用して、先ほど準備した約850mlのエンジンオイルを入れるのですが、ドレンボルトの取り付けを忘れずに行いましょう。

忘れてしまうと、新しいエンジンオイルも下から出てしまいますので。

ヤマハ タウンメイト50(22F)のドレンボルト締め付けトルクは、「1.5~2.5Kg・m」です。

エンジンオイル量の点検は、メインスタンドを立てて平坦な場所で行います。

エンジンをかけて2~3分間アイドリング運転をして、エンジンを止めて2~3分間後に、点検窓で量を確認します。

オイルレベルがロアレベル以下の場合や、ロアレベルに近づいている時には、アッパレベルまでオイルを補充します。でもね、ヤマハ タウンメイト50(22F)は旧車だからなのか、点検窓が見にくいです。

てなことで。

ドレンボルト回す方向(カブみたいなヤマハタウンメイト50)のエンジンオイル交換で解説については以上になります。