薄い・平たいフラットタイプの有線LANケーブルであれば、1.4~1.5mmの太さだから室内ドアの隙間を利用することができるので、ドアを削る必要がなく、折り曲げての配線も可能だ。

そんな、便利な「フラットLANケーブル」を買って使ってみた。

「フラットLANケーブル」にもCat(カテゴリ)の規格がある

「フラットLANケーブル」も断面が丸いスタンダードタイプと同じく、Cat(カテゴリ)の規格があります。

主な有線LANケーブルのカテゴリ規格は、Cat5(カテゴリ5:転送速度100Mbps)、Cat5e(カテゴリ5e:転送速度1Gbps)、Cat6(カテゴリ6:転送速度1Gbps)、Cat6A(カテゴリ6A:転送速度10Gbps)、Cat7(カテゴリ7:転送速度10Gbps)、Cat8(カテゴリ8:転送速度40Gbps)とあり、インターネット契約によって購入する有線LANケーブルを選びます。

現在でも、Cat5(カテゴリ5:転送速度100Mbps)の有線LANケーブルをお使いで、転送速度が100Mbpsの光回線契約であれば、昔からあるCat5の有線LANケーブルはもちろんのこと、1Gbps以上のギガビット対応の有線LANケーブルを使用できます。ただし、転送速度が速くなることはありません。また、モジュラープラグは同じタイプを選ぶようにします。

ギガビット回線のプロバイダに契約しているのであれば、Cat5e以降の有線LANケーブルを使用することで、転送速度が1Gbps以上になります。10ギガの光回線に契約しているのであれば、Cat6A、Cat7の有線LANケーブルを使用することになります。また、ギガビット契約で100MbpsのCat5ケーブルを使用すると、インターネットに接続することは可能ですが、通信速度が遅くなるので、ギガ対応の有線LANケーブルを使用することをおすすめします。

以上のことから、

筆者の光回線契約は、転送速度が100Mbpsまでではありますが、Cat6の「フラットLANケーブル」を購入しました。

「フラットLANケーブル」の長さには、1m、2m、3m、5m、7m、10m、15m、20m、30mなどがあります。

有線LANケーブルの長さで速度が極端に変わることはないので、お好きな長さを選ぶようにします。

筆者の購入したのは7mになります。

また、「フラットLANケーブル」の種類も豊富にありますので、

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「フラットLANケーブル」を実際に使ってみた

筆者が購入した、「フラットLANケーブル」にはモジュラープラグキャップが付いていました。

キャップが付いていない商品も多いので、とても嬉しいです。

有線LANケーブルの色にも、白、赤、青、黒、黄色などありますが、黒色が一番安かったのが買った理由です。

筆者の家は、LAN配線工事をしてあるので、各部屋にLANジャックが設置されています。

「ISDN」と書かれていますw

上の写真は、断面が丸いスタンダードタイプの有線LANケーブルをLANジャックに差し込んでいます。

次に、「フラットLANケーブル」をLANジャックに差し込んだ写真になります。

モジュラープラグ部分があるので、出っ張りは同じですね。

「フラットLANケーブル」は、直角に折り曲げても使用できるので、壁の角を配線する時にも便利です。

また、室内ドアには隙間があり、「フラットLANケーブル」を通すことができます。

配線固定には、対応品がおすすめですね↓

「フラットLANケーブル」は、引っ張ったり、ちょっと踏みつけたりには弱いので、断面が丸いスタンダードタイプも用途に合わせて、新しいものを購入しました。

以上です。