円山西町神社(まるやまにしまちじんじゃ)へ参拝に行ってきました。円山西町神社は札幌市中央区円山西町6丁目518番地6、円山西町神社前(バス停留所)のすぐ近くに鎮座する神社です。

地元の方が徒歩で参拝に来やすい場所に神社があります。

円山西町神社は祠ほどの小さな社殿ですが、旧北海道拓殖銀行屋上の守護神社殿を譲り受け、現在でも氏子さんや地元の方々に大切に守られています。

円山西町神社は無人のため御朱印はありませんが、北海道神宮と同じ開拓三神ですから参拝に訪れてください。

車で走行中に鳥居が現れて参拝をされる方もいますし、神社を後世に残すためにはお賽銭も必要になりますよね^^



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円山西町神社参拝レポ

円山西町神社には黄色い鳥居が1つあります。

鳥居をくぐると、

左手に社務所(授与所)があります。

普段は無人ですが、円山西町町内会で神社行事がある日には、宮司さん、巫女さんも円山西町神社に訪れます。


社務所の左隣には石碑もあります。

後ほどご紹介します。

右手には、石碑と円山西町神社の社殿があります。

円山西町神社の社殿写真です。

濡れないように社殿は頑丈な屋根が付いたフードの中にあります。

北海道は雪が多いですからね。

賽銭箱もあります。

旧北海道拓殖銀行本店は、1900年(明治33年)4月1日に設立されましたが、その当時からの守護神社殿だとしたら、約120年前になりますね。

円山西町神社の石碑

上田善七氏の顕彰碑(けんしょうひ)

大正12年(1923年)建立。

石碑は鳥居をくぐって左手前にあります。

円山西町神社の社殿右隣に祀られていた石碑は、

大山祇神と、

馬頭大神です。



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円山西町神社の歴史

円山神社の創祀は、明治28年(1895年)9月、滝の沢部落、佐藤五郎太宅裏地に、当地域に入植した人々が「大山祇神を祭神として祀った」ことが始まりとされる。

大正12年(1923年)4月、上田善七氏所有地の滝の沢518番地、853.5坪を神社用地として部落会に寄附され、神社を移遷する。

現在の円山西町神社境内にある、上田善七氏の顕彰碑(けんしょうひ)はこの時に建立された。

昭和6年(1931年)9月、部落代表者5人の名義で登記。

昭和26年(1951年)9月、札幌神社(現 北海道神宮)より、旧北海道拓殖銀行本店屋上に祀られていた守護神社殿の移譲を受け、当神社の社殿とした。

この時、札幌神社(現 北海道神宮)祭神の分霊を受け合祀祭神となる。

昭和48年(1973年)9月、町名変更により滝の沢神社から円山西町神社に改称。

平成元年(1989年)9月8日、宗教法人になる。

円山西町神社の御祭神とご利益

御祭神

・大山祇神(おおやまつみのかみ)
・大国魂神(おおくにたまのかみ)
・大穴牟遲神(大己貴神)(おおなむちのかみ)
・少彦名神(すくなひこなのかみ)

ご利益

・農産、山林、鉱山業守護
・商工業の発展
・試験合格
・家庭平安
・厄除け
・縁結び
・子授
・安産・育児守護
・夫婦和合
・五穀豊穣
・産業開発
・交通、航海守護
・商売繁昌
・国土安寧
・漁業・航海守護
・病難排除

など

円山西町神社のお祭り(例大祭)

例大祭は9月14日です。

円山西町神社にはベンチもあり、カエルの可愛い置物もあります

円山西町神社には休憩ができるようにベンチも設置されています。

手水舎もベンチの隣にあります。

他にも、境内には、百年記念樹、皇太子殿下御成婚記念植樹、御大典記念植樹があります。

ベンチの前に置かれているテーブル?の中には、可愛いカエルの置物がたくさんありました。

円山西町神社のベンチに座って撮影した写真です。

円山西町神社の住所・アクセス・駐車場

■住所:〒064-0944 北海道札幌市中央区円山西町6丁目518番地6

・ストリートビュー

■円山西町神社までの
アクセスはルート検索が便利です。

幌見峠へ行く道に神社があり、円山西町神社前(バス停留所)のすぐ隣です。

■駐車場

駐車場は「参拝P」の看板がありましたが、いつも車が停まっています。

ですので、ないです。

まとめ

円山西町神社に御朱印はないですが、札幌で祠サイズの神社は珍しいですし、これからも社殿を造営するような感じもありませんので、後世に残す神社として大切にされています。

御朱印巡り、神社巡りをされている方もぜひ訪れてみてください。



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『円山西町神社』御朱印なし・祠ほどの小さな社殿は銀行の守護神社殿を譲り受けたについては以上になります。