水に濡らしてこするだけで頑固な汚れを簡単に落とせるスポンジとして人気の「メラミンスポンジ」の正しい捨て方と、マイクロプラスチック繊維を放出しないようにする使用上の注意点をご紹介しています。
目次
「注意」メラミンスポンジの識別表示に「プラ」マークはパッケージ袋のことです
100均ショップでも激落ちくんや激腕くんの商品名で販売されているメラミンスポンジ。パッケージ袋の裏面には、ごみの分別をする際の識別表示があります。
パッケージ袋の裏面には、「プラ」マークの識別表示があります。
メラミンスポンジのメーカーによっては、「プラ」マークの識別表示しか記載のないものもありますが、メーカーによっては「個装袋」と記載されています。
注意してほしいのは、「プラ」マークは、メラミンスポンジのパッケージ袋(個装袋)が、「容器包装プラスチック」のリサイクルごみとして出せる識別表示であり、本体のメラミンスポンジを入れたまま一緒に捨てることはできないことです。
メラミンスポンジにはごみ分別表示の記載がない
メラミンスポンジのパッケージ袋には、何ごみで出せるといった記載がなく、「廃棄時は各自自体の定める方法に従って処理してください。」と記載されていることが多いです。
ただし、材料表示(材質)として、「本体=メラミンフォーム」と記載されています。
メラミンフォームは、「メラミン樹脂」をミクロン単位で発泡させた素材で、メラミンとホルムアルデヒドを主成分とし、石油由来の成分を含んでいるプラスチックの一種です。
メラミンスポンジの捨て方
メラミンスポンジは、「燃やせるごみ(燃えるゴミ・可燃ゴミ)」として出す自治体が多いです。
各自治体によってごみの分別方法が異なることもあるので、お住まいの地域の捨て方を確認してください。
北海道札幌市では、メラミンスポンジの捨て方の記載はありませんでしたが、スポンジは「燃やせるごみ」として出しますので、マイクロプラスチックの問題を引き起こさないように、メラミンスポンジも可燃ゴミで出します。
マイクロプラスチック繊維を放出しないようにするメラミンスポンジの使用上の注意点
メラミンスポンジを使用すると、削りカスが出たりしますが、排水溝に流さないように注意し、マイクロプラスチック繊維を放出しないようにし、使用後は、「燃やせるごみ(燃えるゴミ・可燃ゴミ)」として捨てるようにします。
以上です。