SDカードをカメラのスロットに差し込み電源を入れると、書き込み禁止になっています(ロックされています)のメッセージが表示される。

原因は、SDカードのロックがかかっている、ロックの爪が取れて書き込み禁止になっているです。

ここでは、SDカードのロックを解除する方法をご紹介しています。



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SDカードのロックが取れて書き込み禁止になった場合はセロハンテープを貼る

SDカードには、書き込み禁止にするための爪が付いている。この爪が取れてしまうと、書き込み禁止になります。

ロックを解除するには、SDカードのLOCKと書かれた部分に、セロハンテープを貼り付けることで、書き込みができるようになります。

ビデオテープやカセットテープでも、爪のあった部分にセロテープなどで塞いで、再び録画・録音していましたよね。これと同じです。

注意点は、SDカード裏側の端子部分にセロハンテープを貼り付けないこと。カメラ側の端子が破損する場合があります。

また、SDカードにセロハンテープを貼り付けてロックを解除する方法は、あくまでも応急処置です。

カメラのスロット内でセロハンテープが剥がれてSDカードが取り出せなくなったり、接点側にセロハンテープが貼り付いてしまい他のSDカードを読み込めなくなるといった故障の原因にもなります。

SDカードのロックの仕組み

SDカードを分解した写真でご説明します。

SDカードの端子部分を上にした状態で、SDカードの爪が上にある時は、ロックが解除されています。

SDカードの爪が下にある時は、ロックされ書き込み禁止になっています。

写真でも分かるように、SDカードの爪はプラスチックで、回路とは繋がっていませんよね。

SDカードの爪を上にするか下にするかを設定するだけの物理スイッチになっていて、カメラ側のスロットでコントロールしています。

ちなみに、

SDカードの爪がLOCKになっている状態で、セロハンテープを貼った場合でも、ロックを解除することができます。



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SDカードのロック爪が取れた時は、ボンドで穴を塞いでロックを解除することも可能

SDカードのLOCKと書かれた部分の溝をボンドで埋めることで、ロックを解除することもできます。

ここで使用したボンドは、エポキシです。

SDカードのLOCK部分の溝を爪楊枝などで、平らになるように埋めていきます。

平らにすることで、ロックを解除できるようになります。

これは、セロハンテープでも同じで、貼ったテープが潰れてくると書き込み禁止状態になります。

また、エポキシはセロハンテープと違い剥がれないので、SDカードが取り出せなくなったり、接点不良を起こすことはないです。

ただし、エポキシボンドで埋めるのは、LOCKと書かれた部分の溝のみです。少し難しいので、私みたいな不器用な方は、新しいSDカードを買った方が安心です。

SDカードのロックがゆるくて、勝手にロックがかかる場合

SDカードの新品時は、爪が固く勝手にロックがかかることは滅多にありませんが、使い続けていくうちに、ロックレバーがゆるくなり、カメラのスロットに差し込むと、勝手にロックがかかってしまうことがあります。

この場合でも、セロハンテープをLOCK部分に貼ることで、ロック解除した状態になりますが、上述した通りSDカードが取り出せなくなったり、テープが剥がれてカメラの接点側に付着しSDカードを読み込めなくなることがあります。

SDカードのロックを必要としていない場合には、ロック解除状態の爪の時に、下側の溝にエポキシボンドを少量付けて埋めてあげることで、セロハンテープを貼るよりも安心して使うことができます。

ここでご紹介した対処法は、あくまで応急処置です。新しいSDカードに買い替えることをおすすめします。



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SDカードのロックが取れて書き込み禁止になった場合の解除方法については以上になります。