ここでは、小鳥の中でも比較的飼いやすいセキセイインコの飼い方についてご紹介しています。
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目次
セキセイインコのお迎えと飼うために必要な飼育用品
これからはじめてセキセイインコをお迎えする方は、最初にどんなものが必要なのか分からないですよね。ここでは最低限必要な飼育用品を記載し、詳細は個別記事でご紹介します。
ペットショップには成鳥したセキセイインコから、生まれてから2週間くらい経過した、まだ毛が生え揃っていないセキセイインコの雛まで販売されています。
手乗りインコにするには、雛の時から飼いはじめ、飼い主さんが「さし餌」を雛に与えることでなりやすいと言われています。
そのことから、セキセイインコの雛から育てたいと思う飼い主さんも多くいます。
ただし、成鳥になれば餌の補給や水の交換は「毎日一回」で済むのですが、雛の場合は最低でも「朝・昼・夜」にさし餌を与えなくてはいけません。
手乗りにしたいけど雛から育てるのは難しい場合には、ペットショップの店員さんが手乗りとして育てたセキセイインコであれば、人から餌を貰って育っていますので、一人餌に変わるくらいにお迎えしたとしても懐いてくれますし、もちろん手乗りインコになる可能性も高いです。
セキセイインコの雄と雌の判別
生後2週間くらいの雛のうちから雄と雌を確実に判別するのは困難であることから、ホームセンターやペットショップでも生後8ヶ月ほどでオスとメスの区別がつきますよ～と言われることもあります。
我が家ではじめて飼ったセキセイインコも雛から飼いはじめましたが、ピーピーと鳴くので「ピースケ」と名付けたところ、生後8ヶ月頃にメスだと判明しました。
お尻の部分が膨らんでいるのは分かりますか？この写真を撮影した10分後くらいに初の産卵をしましたので確実にメスです。名前を「ピー子」に改名しようかな……W
つがいで飼って繁殖をしたいとお考えの方は、オスとメスが分かるまで成長したセキセイインコをお迎えする。または、1羽飼いでおしゃべりを覚えさせたいとお考えなら、一般的にはオスの方がおしゃべりを得意とする子が多いと言われていますが、メスでもおしゃべりをするセキセイインコもいますので、雛からお迎えするのであればセキセイインコのカラーと健康状態で決めるのも良いかもしれませんね。
セキセイインコの雛に最低限必要な飼育用品
・プラケース(虫かご)
・ヒーター
・温湿度計
・パウダーフード
・あわ玉
・容器
・スプーン
・新聞紙
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成長したセキセイインコにもっとも必要な飼育用品
・鳥かご
・餌入れと水入れ
・止まり木
・鳥かごのカバー
・温湿度計
・「主食」食餌にシード又はペレット
・おやつに粟の穂
・新聞紙
セキセイインコとは
セキセイインコの学名はメロプシッタス・ウンデュラトゥス（Melopsittacus undulatus）、英名の呼び名はバジャリガー（Budgerigar）、漢字で書くと「背黄青鸚哥」。
体の長さは約18cm～23cmくらいありますが、尾羽が半分くらいを占めていることからインコの種類の中では小さなほうです。
セキセイインコの故郷はオーストラリア内陸地方の草原地帯に主に生息し、常にたくさんの群れをつくり暮らしています。
普段の食生活は、乾燥した草原地帯で「種子・草」などを食べて暮らしていますが、水や餌が少ない季節になると雨が多く餌や水が豊富な北部地方に渡り暮らします。
繁殖の季節になると、白ゴムの木のうろ(空洞)を利用し巣をつくり、そこで卵を産んで子育てをしています。
セキセイインコが日本に来たのはいつ頃？
日本にセキセイインコがはじめて輸入されて来たのは明治時代末期と伝えられています。
大正時代には今と同じく鑑賞用として飼育され始めましたが、現代のようなカラフルなセキセイインコではなく、ノーマルタイプのグリーン系やブルー系しか居なかったと当時の記録にあるようです。
セキセイインコは、サイズも値段も手ごろで、昔からいろんな国の家で「時に犬や猫をも超えるコンパニオンバード」として愛され可愛がられています。
育て方次第では、非常によくなつきますので、人間の言葉もマスターすることもできるセキセイインコは、これ以上ないパートナーになってくれることでしょう。
セキセイインコが人気の理由
●日本の気候に馴染みやすく丈夫な体質で育てやすい。
●小鳥店やペットショップ、ホームセンターなどで比較的安価に入手できる。
●鳥かごで飼う小鳥として手頃な大きさ。
●餌は、穀物(シード)やペレット、おやつに粟の穂などの粗食でよい。
●毎日可愛がっても飽きることがない。
●動作もおもしろい。
●ヒナから飼育することは飼い鳥の楽しみでもある。
●ヒナのうちから「さし餌」を与えて育てると、人に慣れやすく手乗りやおしゃべりなどモノマネを覚える子もいる。
これからセキセイインコを飼う方へ（まとめ）
小鳥屋さんのショップを見ると、色々なカラーバリエーションの綺麗なセキセイインコたちが飼主さんとの運命の出会いをカゴの中から待っています。
さらに、雄雌のつがいでセキセイインコを飼うと、そこそこ簡単に繁殖を可能にすることだってできるのも魅力の一つです。
ですが、そうするためには、セキセイインコのことを正しく理解し、適切に飼うことが大切になってきます。
正しい飼育と小さなディスカバリーと積み重ねを日々経験することで飼い主さんとインコの絆を深くし、可愛いセキセイインコの寿命を伸ばすことにも繋がることでしょう。
生き物を飼育すると、日々の生活に楽しみが増える反面、月日が経つにつれて途中で飼育するのが飽きたり、トラブルが起こることもあります。
生き物を飼うということは、365日一日も休みがないのと一緒ですから、たった一人で世話をすることは、非常に大変なことです。
これからインコを飼育してみたいと考えているのであれば、旅行などでお世話ができないときのことも考慮し、ご家族に協力してもらうことが必要になってきます。
小鳥好きな人のいる反面、苦手な人もいるのですから、家族の了解を必ず得てトラブルを起こさないようにしましょう。
セキセイインコは身体が小さくデリケートな動物です、面倒だからといって適当に飼育することはできませんし、きちんとした飼育が必要不可欠です。
病気やけがのときのみだけに限らず、日頃から適切な飼育管理をするようにしましょう。
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人気の小鳥セキセイインコの飼い方については以上になります。
