Windows11にアップグレードするには、Directx12対応のグラフィックボードでなくてはならないので、これに対応したGT710を購入しました。

ここでは、Windows11対応のGT710グラフィックボード(ビデオカード)の取り付け(増設)から、設定までをご紹介しています。

※デスクトップパソコン対応のグラフィックボードです。ノートパソコンには取り付けできません。



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購入したグラフィックボードは『NVIDIA GeForce GT710』

DirectX12に対応したグラフィックボードであれば、何でもよかったので、玄人志向の『NVIDIA GeForce GT710』にしました。

GDDR3 1GB(64bitメモリバス)と、DDR3 2GB(64bitメモリバス)のメモリがありますが、ゲームはしませんので1GBモデルにしました。

古いPCを、Windows11にアップグレードするのが目的ですので問題ありません。

【チップ】GeForce GT 710
【メモリ】GDDR3 1GB(64bitメモリバス)
【コアクロック】954MHz
【メモリクロック】1000MHz
【 I/F】PCI-E 2.0 x16
【出力】HDMI *1/D-sub *1/DVI-D
【対応】DirectX 12
【FAN】 ファンレス
【推奨電源】300W
【付属品】クイックガイド
【 保証期間】1年
【RoHS指令】準拠

引用元:amazon

ゲーム目的であれば、2GBモデルのグラフィックボードにした方が良いでしょう。

GT710グラフィックボードの付属品

玄人志向のパッケージから中身を取り出すと、GT710グラフィックボード、セットアップガイド(英語表記)、ドライバCD?DVD?が入っていました。

玄人志向『NVIDIA GeForce GT710』の取り付け(グラフィックボード増設)

まず、PCの電源コードを抜いて、PCの電源スイッチを押して放電してください。

私のPCはタワー型デスクトップパソコンLenovo ThinkCentreです。2012年頃のスタンプが筐体の中にありましたので、約10年前のPCです。

■CPU:intel(R) Core(TM)i5-2500 @ 3.30GHz

筐体には、Windows7のシールが貼られています。

スロットタイプは、PCI-Ex16です。

お使いのデスクトップパソコンと同じであるか確認してください。

グラフィックボード(ビデオカード)を増設する時には、パソコン(マザーボード)を寝かせた状態にします。

タワー型デスクトップパソコンは、CPUの下あたりにグラフィックボードの増設(拡張)スロットがあります。

増設(拡張)用のストッパーがありますので、取り外します。※ネジ止めのみの機種もあります。

このスロットに、『NVIDIA GeForce GT710』を挿し込みます。

グラフィックボードの向きは、HDMI・D-sub・DVI-Dの出力を外側にくるようにします。

玄人志向『NVIDIA GeForce GT710』をマザーボードに取り付け完了しました。

HDMI・D-sub・DVI-Dの出力側を確認。

取り付けストッパーが邪魔で、D-sub出力でのモニター接続ができませんでしたので、写真左側のDVI-Dの出力を使用します。

D-subよりも画質が鮮明になり動作も速くなるのでしょうか。



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玄人志向『NVIDIA GeForce GT710』のインストール(セットップ)

玄人志向『NVIDIA GeForce GT710』のグラフィックボードをパソコンに増設しましたら、PCの電源を入れます。

付属のドライバは使いません。

※ブルーレイコンボドライブが壊れてしまい、異音がするので中止しましたが、Windows10であれば、増設したグラフィックボードを自動認識してくれます。

Windows10はグラフィックボードを自動認識してくれますが、起動後、数分してから、右側からメッセージ出てきます。

それまでの間は、デスクトップの表示画面が大きく表示されています。

ディスプレイ設定の「拡大縮小とレイアウト」で表示サイズを変更してください。

私のPCでは、1920×1080が丁度良いサイズでした。

また、デスクトップ画面上のフォルダー等が小さく表示されることがありますので、その場合には、デスクトップ画面上で、キーボードのCtrlを押したまま、スクロールホイール(マウス)を上や下に回してフォルダー等のサイズを調節してください。

Windows10のグラフィックボード自動認識が完了しますと、PC画面の推奨サイズも変更されています。

次に、NVIDIAのコントロールパネルをインストールします。

デスクトップ画面上で、マウスを右クリックします。

すると、NVIDIAコントロールパネルの項目がありますので、左クリックしてください。

NVIDIAソフトウェア使用承諾契約書の画面になります。

「同意/続行」をクリックします。

NVIDIAコントロールパネルが表示されました。

■3D設定
プレビューによるイメージ設定の調整
3D設定の管理
PhysX構成の設定

■ディスプレイ
解像度の変更
デスクトップカラー設定の調整
ディスプレイの回転
HDCPステータスの表示
デジタルオーディオの設定
デスクトップのサイズと位置の調整
複数のディスプレイの設定

■ビデオ
ビデオカラー設定の調整
ビデオイメージ設定の調整

などの、設定がコントロールパネルで可能となりました。

Windows11にグラフィックボードが対応されたか確認する方法

玄人志向『NVIDIA GeForce GT710』は、DirectX12対応のグラフィックボードです。

Windows11非対応だったグラフィックボードが、増設により対応されたか確認するには、『ReadySunValley0.61.0』のWindows11互換性チェックアプリが便利です。

GT710は『Luminar AI』にも対応グラフィックカード

実は、『Luminar AI』の写真加工アプリをインストールしたのですが、増設前は非対応でしたが、GT710グラフィックカード増設後は対応可能になります。

GT710は、OpenGL 3.3以降対応のグラフィックカードです。

Windows11のアップグレードよりも、『Luminar AI』を使用できるようにしたかったのです。

『NVIDIA GeForce GT710』のグラフィックボード増設後、快適になりました

『GT710』のグラフィックボード増設前は、写真の表示が遅かったのですが、すぐに表示されるようになりました。

ブラウザ(ウェブ閲覧)の表示も速くなりましたね。

私は、一眼レフデジタルカメラで撮影した写真を見ることが多く、表示速度が速くなったのはとても嬉しいです。

フリーズもしなくなったような気もします。

新しいPCを買ったような気持ちにもなっています。

とにかく快適になりました。



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Windows11対応のGT710グラフィックボード購入・取り付けと設定については以上になります。