中古で買ったヤマハ タウンメイト50(22F)原付バイクのスイッチボックスのネジを外す際に、錆びて固着していて、ネジ山を潰してしまいました。このネジはスロットルグリップなどをぐらぐら動かないようにするための大事なネジ。
ドリルでネジの頭を切って、外そうとしましたが、ドリルでネジを奥までしっかり締めてしまったのか、余計外れなくなったので、ネジもグラインダーでカットして、アルミ素材だからダイヤモンドヤスリで平らにし、新たにタップを切る(ネジ山を立てる)ことにしました。
ラチェット式の手動T型ハンドルタップレンチ(ネジタップ)を買ってみた
ネジタップはあまり使わない工具なんで、コスパで選んで安いのにしました。
鉄や鋼材で使うとポキッと折れそうですが、アルミ素材なら使えると思い買いました。
ラチェット式の手動T型ハンドルタップレンチと、「M3」×0.5mm、「M4」×「0.7」mm、「M5」×0.8mm、「M6」×1.0mm、「M8」×1.2mmのタップがセットになっています。
値段は税込970円でした。
ネジタップの下穴サイズと鉄工ドリル刃はダイソーに安く売っている
ラチェット式の手動T型ハンドルタップレンチに入っていたネジタップの下穴サイズは、
【M3】
2.50mm
【M4】
3.30mm
【M5】
4.20mm
【M6】
5.20mm
【M8】
6.80mm
です。
ネジタップの下穴をあけるドリル刃は、インパクトドライバー用の鉄工ドリル刃が、100均ダイソーに税込110円で安く売っています。
ただし、2.00mm~5.00mmまでの鉄工ドリル刃が置いてあり、3.30mmの鉄工ドリル刃は売っていないです。(3.20mmはダイソーにある)
ネジタップ(ラチェット式の手動T型ハンドルタップレンチ)の使い方
まず、センターポンチでセンターを決め、ドリルを使う際に穴がズレないようにします。
私の場合は、斜めに穴をあけたので、ズレてしまいました。
潤滑スプレーを吹きかけて、鉄工ドリル刃で穴をあけます。
ラチェット式の手動T型ハンドルタップレンチを使う時も同様に、潤滑スプレーを吹きかけて、タップを切る(ネジ山を立てる)。
ハンドル部分は使いくかったですが、材質がアルミだったので、タップが折れることもなく無事、ネジ山を立てることができました。
ラチェット式の手動T型ハンドルタップレンチには、手動スイッチが付いています。
一番上は、時計回りに回ります。
この状態の時に、タップを切っていきます。
中央は、ロック(固定)です。
この状態の時に、ネジタップを取り換えたりします。
一番下は、反時計回りに回ります。
戻したい場合に使います。
完成。
穴の位置はズレてしまいましたが、ネジ山を立てれましたし、固定もできるようになりました。
今回購入した、ネジタップ(ラチェット式の手動T型ハンドルタップレンチ)は、工作程度であれば、普通に使えると思います。
以上です。