オートバイの部品供給が終了した旧車の原付バイクなどは、スロットル・クラッチ用のインナーワイヤーが切れた場合にヤフオクで中古のインナーワイヤーケーブルを探してもアウターとセットでぼったくりの値段で出品されています。
もっと安く切れたインナーワイヤーケーブルを修理したいと思って見つけたのが、オートバイ用のスロットル・クラッチ用のインナーワイヤーだけで買える商品。
自転車用のインナーワイヤーはあるけど、オートバイ用もあるんですね。
オートバイのスロットルインナーワイヤーのみで売っていたので買ってみた
![](https://tabi-suki.net/wp-content/uploads/2023/07/motorcycle-inner-wire-1-1024x683.jpg)
スロットルケーブルのインナーワイヤーとエンドタイコがセットになった商品を通販で買ってみた。
商品はこちら
![](https://tabi-suki.net/wp-content/uploads/2023/07/motorcycle-inner-wire-2-1024x683.jpg)
スロットルインナーワイヤーの長さは1m、ワイヤーの太さは1mmと記載されていたが、1mmよりも太かった。
![](https://tabi-suki.net/wp-content/uploads/2023/07/motorcycle-inner-wire-3-1024x683.jpg)
エンドタイコは、サイズの違う物が沢山入っている。
中古で買ったヤマハ タウンメイト50(22F)原付バイクのエンドタイコは、直径約6mm、長さ約9mm。
この中で1個使えそうなエンドタイコが入っていたが、削って加工しないとキャブレターに入らない。
お得感はあるけど、1個しか使えない。
![](https://tabi-suki.net/wp-content/uploads/2023/07/motorcycle-inner-wire-4-1024x683.jpg)
スロットルパイプ(アクセルパイプ)側のワイヤーエンドは、タイコが大きすぎるので、削って加工が必要。
上の写真は既に加工最中。
直径6mm、長さ5mmの大きさになるまで、ダイヤモンドヤスリで削っている。
これ以上に大きかった。
![](https://tabi-suki.net/wp-content/uploads/2023/07/motorcycle-inner-wire-5-1024x683.jpg)
ケーブルエンドはハンダ済。
![](https://tabi-suki.net/wp-content/uploads/2023/07/motorcycle-inner-wire-6-1024x683.jpg)
ワイヤーエンドのタイコは、指を真っ黒にしながら、ダイヤモンドヤスリで削る。
加工が必要になるけど、ぼったくりのアウターとセットの中古を買うよりかはまだマシ。
サイズが合えばキタコ(KITACO)のインナーワイヤーセットがおすすめ
キタコ(KITACO) からも、インナーワイヤーケーブルとエンドタイコがセットになった商品が販売されています。
サイズが合えば加工せずにインナーワイヤーを交換できる。
スロットル用
亜鉛メッキインナーワイヤー:φ1.5×2m
■サイズ:φ3×4エンド
■サイズ:φ6×4エンド
クラッチ用
亜鉛メッキインナーワイヤー:φ2×1.5m
まとめ
オートバイのスロットル・クラッチ用インナーワイヤーは、非常用・緊急用であれば、アウターとセットで買わなくても単品で買うことができる。
あくまでもハンダを必要としないエンドタイコをネジ止めする使い方ですが、はんだ付けでしっかりと固定することで、長期使用も可能になります。
ただし、タイコを削る加工が必要になることを忘れずに。