FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」のダンボール

所有している家庭用小型交流100Vアーク溶接機(定格出力電流40A・定格使用率5%)では、母材に溶接棒がくっついたり、ブレーカーが落ちたりして、作業が捗らないので、新しい100V溶接機を購入しました。

新しく購入した「FEIFANKE アーク溶接機100V」は、定格出力電流「140A」、定格使用率「60%」です。実際に使ってみた結果、正しい使い方で使用することで、母材に溶接棒がくっつかないですし、くっついたとしてもブレーカーが簡単に落ちることもなく、小さいのにとてもパワーがある溶接機でした。

買って良かったので、FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の使い方と、実際に溶接してみた写真などをご紹介しています。

※ここでの「ブレーカー」とは、100Vアーク溶接機本体の安全装置ブレーカー(ブレーカータイプのスイッチ)のことです。

FEIFANKEのアーク溶接機100V「140A」

付属品

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の付属品

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の付属品は、本体のアーク溶接機、電極ホルダー、接地クランプ、ブラシ、取扱説明書、2.5mm溶接棒×10本です。

溶接面、革手袋、溶接作業用マスクは付属されませんので、別に用意が必要です。

サイズ・重量

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」本体

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の本体サイズは、約9.7cm×28.2cm×18.1cm、本体重量は約2.5kgです。

コンパクトサイズで軽量でありながら、対応溶接棒は1.6mm~3.2mmの溶接棒に対応し、電源100Vでもパワーのある溶接機です。

まぁ、詳細な商品紹介については、公式ページをご覧ください↓

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の使い方

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の使い方

1.)FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」溶接機の電源が「OFF」になっていることを確認する。
2.)溶接機本体の電源コードをコンセントに差し込む。
3.)電極ホルダーを「+ソケット」に挿入し、時計回りに締め付ける。
4.)接地クランプ(アースクランプ)を「-ソケット」に挿入し、時計回りに締め付ける。
5.)ワークピース(鉄、炭素鋼、ステンレス鋼)に溶接アースクランプを接続する。
6.)溶接棒を溶接電極ホルダーに取り付ける。
7.)電源スイッチを入れる。
8.)LEDデジタル表示画面にて、モード選択ボタンを押して「MMA」を選択する。
9.)溶接電流を調整し、溶接作業を開始する。

溶接モード

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の溶接モード

溶接モード:MMA(電流調整により使用可能な電極を推奨)です。

電極径は調整できませんが、VRDアーク力、ホットスタートはインジケータ点灯で調整できます。

ここでは、MMAモードで溶接しますが、MMAスマートシナジーモード(ホットスタート、アーク加圧力自動固定)で、指定された電極を選択することにより、溶接電流範囲推奨します。や、TIG溶接モードなどの設定が可能です。

溶接電流の調整

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の電流調整

溶接電流の調整については、画像をご覧になってください。

実際にFEIFANKE アーク溶接機100V「140A」で溶接してみた

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の電源スイッチ

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の電源を入れると、冷却ファンの音がします。

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」のLEDデジタル表示画面

LEDデジタル表示画面は、明るくて見やすいです。

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」の設定

溶接モード:MMA、電流:50Aに設定。

低電圧軟鋼用電気溶接棒1.6φでアーク溶接テスト

低電圧軟鋼用電気溶接棒1.6φでアーク溶接テスト

おそらく、太い溶接棒では無理だと思い、低電圧軟鋼用電気溶接棒1.6φ(SUZUKID スターロードB-1)で、テスト溶接してみました。

約3mmの曲がった小さな鉄板を直置きで溶接したので、難しかったのもありますが、

低電圧軟鋼用電気溶接棒1.6φでアーク溶接テスト(拡大)

溶接機のブレーカーが落ちることなく、溶接することができました。

何回か母材に溶接棒がくっつきましたが、以前まで使用していた溶接機とは違い、くっついても取れずに真っ赤になることもありません。

付属の2.5mm溶接棒でアーク溶接テスト

付属の2.5mm溶接棒でアーク溶接テスト

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」付属の2.5mm溶接棒も同じ設定で溶接してみました。

付属の2.5mm溶接棒でアーク溶接テスト(拡大)

太い溶接棒を使用しても、ブレーカーが落ちることはありませんでした。

今まではちょっとアーク溶接をしたら溶接機のブレーカーが落ちるので、溶接ヒュームのことはあまり気にせず、普通のマスクを3枚重ねて使用していましたが、FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」では、約6分間の連続使用が可能なので、溶接作業用マスクが必須になります。

実際に使ってみた結果

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」で溶接テスト結果(溶接棒1.6φ)

以前まで使用していた家庭用小型交流100Vアーク溶接機(定格出力電流40A・定格使用率5%)では、アークスタート(スパーク)がとても難しく、溶接棒が母材に引っ付くことが多くありました。

FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」で溶接テスト結果(2.5mm溶接棒)

FEIFANKE アーク溶接機100V(定格出力電流140A・定格使用率60%)では、アークスタートが以前使用していたアーク溶接機よりも簡単で、溶接棒が母材に引っ付くことも少ないですし、突然ブレーカーが落ちることもありませんでした。

まだ、少しのテスト結果になりますが、溶接棒がくっついたり、すぐにブレーカーが落ちる100Vアーク溶接機をお使いの方であれば、FEIFANKE アーク溶接機100V「140A」を使ってみると、簡単に溶接できると思います。

DIYが楽しくなること間違いなしです。

以上です。