原付バイクに積載幅越えの大きなトップケース(コンテナボックス)を自作して取り付けました。



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原付バイクの積載制限(積載幅)

原付バイク(50cc以下)の積載制限(積載幅)は、荷台(積載装置)から左右15cm以内、荷台後部から30cm以内、地上から2mまでの積載物、最大積載重量は30kg以内と決められています。

原付バイクに積載幅越えのトップケース(コンテナボックス)を取り付けるには

先で述べたように、原付バイクには積載幅が決められています。

積載幅が規定よりはみ出してしまうと、違反になりますが、トップケース(コンテナボックス)を積載装置(荷台)にボルトで固定して取り付けた場合には、積載装置の一部となるので違反にはならなくなります。

下記が適用になり、

第三章 原動機付自転車の保安基準

(長さ、幅及び高さ)
第五十九条 原動機付自転車は、告示で定める方法により測定した場合において、長さ二・五メートル、幅一・三メートル、高さ二メートルを超えてはならない。ただし、地方運輸局長の許可を受けたものにあつては、この限りでない。

引用:道路交通法施行令第五十九条

大きなトップケース(コンテナボックス)などを原付バイクに取り付けることが可能になります。

ただし、ミラーで後方を確認できない幅のボックスは違反になるでしょう。せいぜいハンドルの幅までとなりますね。

市販されている、幅が片側15cm以上のパニアケースやサイドバックも積載装置の一部扱いとなっています。

原付バイクにトップケース(コンテナボックス)を自作取り付け

今回は、家にあったコンテナボックス(灯油ポリタンクケース)を、原付バイクのトップケースとして取り付けることにします。

同製品が通販にありました↓

JEJアステージ ホームボックス 日本製 家庭用 収納庫 ライトグレー620

サイズは、約W62×D44.3×H44.5cm

トップケース(コンテナボックス)を取り付けする原付バイクのユーディミニ(FY50)では、積載幅の規定より片側6cmほど出てしまいます。一度諦めたのですが、調べてみるとボルト固定すると積載装置の一部となることを知り、再度取り付けることにしました。

トップケースの代用として、下記の商品も人気です。

アイリスオーヤマ 収納ケース ベランダ収納 密閉バックルストッカー KB-540

サイズ:幅約54.8×奥行約47×高さ約49.8cm

ボックスの中に板を挟めて強度を上げる

基本ですが、安いコンテナボックスは材質がポリプロピレンですから、そのまま荷台にボルト固定してしまうと、強度が弱く、ぐらぐらしたりします。

ボックスの中に板を挟めて、荷台にボルト固定すると強度が上がります。

ボックス底のサイズにカットした板を荷台に載せて、センター出し、取り付け位置などを決めます。

ステーは100均ダイソーのステンレス製のステーを使用しました。丈夫なので再利用しています。

固定には、6mmボルト、ワッシャー、六角フランジナットを使用します。(ボルトは長さが足りなかったので、再購入しました。)

ステーの取り付け位置を決めて、ボルトが入る箇所はドリルで穴をあけます。

100均ダイソーのステンレス製ステーの穴は、6mmより小さいので、穴を広げる必要があります。

ボックスに穴をあける

ボックスの中に板を入れて、ボックスに穴をあけます。

先に板に穴をあけているので、簡単に穴あけができます。

ボックスを原付バイクの荷台に固定

ボックスの中に板を入れて、ステーとボルトで荷台に固定します。

ステーは、板の上と、荷台側の2枚で挟めて、ボルト固定します。

一番時間がかかるのが、ボックスを原付バイクの荷台に固定する時です。穴の位置が合わなかったりします。

板は、家にあったOSB板を使用しましたが、再利用の為、長さが少し足りなく、後ろ側は若干ぐらぐらします。

ボルト固定写真です。

ナットはフランジナットをおすすめします。

以前までジュラルミンケースを固定して取り付けていましたが、重いので、軽いコンテナボックス(灯油ポリタンクケース)を取り付けることに。

結果、成功でした。

冬用の原付バイクのボックスとして活躍してくれそうです。



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原付バイクに積載幅越えのトップケース(コンテナボックス)を自作取り付けについては以上になります。