西当別神社(にしとうべつじんじゃ)へ参拝に行ってきました。西当別神社は北海道石狩郡当別町当別太16-612-10に鎮座する神社です。
ここでは、西当別神社の参拝や社殿写真、ご利益・お祭り、御朱印などをご紹介しています。
目次
西当別神社(にしとうべつじんじゃ)参拝レポ
西当別神社には鳥居が2つあります。
紀元二千六百年記念に建之された第1鳥居の手前右側に、昭和14年6月に建立された西当別神社の社号標があります。
西当別神社の「当」の漢字は、「當」と彫られていることから、昔は「西當別神社」と書かれていたのでしょう。
神社の石塀は、西当別神社鎮座70年記念として、昭和37年9月9日に建之されています。
「定」には、「鳥魚を捕獲しないこと」と書かれていることから、昔は池か川があり魚も泳いでいたのでしょう。
西当別神社の参道は砂利になっています。
参拝に行ったのが、秋の紅葉が終わる時季でしたので、参道には落葉が沢山ありました。兼務社は当別神社ですが、お祭りなどの行事がある日以外は無人です。落葉が凄かっただけで、綺麗にされている神社です。
西当別神社の第1鳥居をくぐると、石灯籠が沢山あります。昭和44年~45年9月吉日に建之された石灯籠です。
西当別神社の手水石は合計3つありました。
参道を歩いていると、先程のより大きな石灯籠が2つ(一対)あります。
昭和15年9月建之の石灯籠です。
西当別神社の第2鳥居です。平成15年11月吉日に建之されました。
第2鳥居の手前には、
昭和41年10月10日に建之された御神燈が2つ(一対)あります。
右側の御神燈には、小さな銅像が祀られていました。
西当別神社の第2鳥居をくぐると、左手には、
手水舎があります。
手水石は昭和31年9月9日奉納。
西当別神社は第2鳥居をくぐった先にも、石灯籠が沢山あります。
その理由は、平成8年8月吉日に銅燈籠破損につき石燈籠十基建立されているからだそうです。
西当別神社の狛犬さんは2つ(一対)ありました。
大正11年6月吉日奉納の狛犬さんです。
社殿向かって右手には、西当別神社の社務所があります。
社務所近くに、古い石灯籠はが2つ(一対)あり、片方の石灯籠は破損していました。大正4年8月奉納の銅燈籠ですから、西当別神社で最も古い石灯籠であることが分かりました。
西当別神社の社殿写真です。
石段を上り拝殿に行きます。
西当別神社の社殿扁額(へんがく)です。
西当別神社の拝殿には、本坪鈴(ほんつぼすず)もあります。
お賽銭箱は社殿の中にあり、ガラス扉に加工して作ったお賽銭用の穴から入れるようになっています。
西当別神社は、ガラス扉になっていて、社殿の中を見ながら参拝することができます。
西当別神社の社殿から、後ろを振り返って撮影した写真です。
西当別神社の歴史
明治の半を中心に原始林蔽う太美地域に入植した先人は、開拓の守り神として、当別太は明治26年(1893年)9月23日に宇佐八幡宮(宇佐八幡大神)、美登江地区は(年月不明)出雲大社の御分霊を祀った。
明治35年(1902年)、十五線南四号の地に社を営み合祀して太美神社と称した。これが西當別神社(西当別神社)の始まり。
明治42年(1909年)11月12日、西當別神社(西当別神社)と改称し、内務省より無格社の認可を得た。天照大神、豊受大神、八幡大神、沼河姫神、大國主神を祀る。
昭和9年(1934年)、札沼線の開通に際し、現在地の当別太16-612-10に移転。三氏の寄進を基に新殿造営。
昭和18年(1943年)6月7日、村社昇格。
昭和27年(1952年)4月28日、本庁認承。
昭和48年(1973年)、現在の社殿、社務所、渡り廊下を建設。原野10313㎡を売却した。
平成3年(1991年)6月、御神輿、祭具庫、社務所を増改築。境外地1155㎡を売却した。
西当別神社の御祭神とご利益
御祭神
天照大神(あまてらすおおかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)
八幡大神(はちまんおおかみ)
沼河姫神(ぬなかわひめのかみ)
大國主神(おおくにぬしのかみ)
ご利益
天照大神(あまてらすおおかみ)
・開運隆盛・勝運・健康祈願・子孫繁栄・合格・出世・五穀豊穣・国土安泰・国家安泰・所願成就・魔除け・厄除け
豊受大神(とようけのおおかみ)
・農業漁業守護・産業振興・開運招福・厄除け
八幡大神(はちまんおおかみ)
・交通安全・健康・所願成就
沼河姫神(ぬなかわひめのかみ)
・子宝・安産
大國主神(おおくにぬしのかみ)
・縁結び・子授・夫婦和合・金運・病気平癒・産業開発・交通、航海守護・商売繁昌・五穀豊穣・厄除け
西当別神社のお祭り(本祭)
西当別神社の宵宮祭は9月14日の17時から斎行。例祭(本祭)は9月15日の11時より斎行となっていますが、お祭りは日曜日に開催されている(2023年は9月17日の日曜日)ようなので、毎年同じ日にお祭りが開催されるとは限らないようです。
子供神輿などもあります。
兼務社である当別神社の宮司さんも、西当別神社秋の大祭典御例祭の日はいらっしゃるとのことですので、お祭りの詳細につきましては、当別神社にお問い合わせするのが良いでしょう。
西当別神社の御朱印について
西当別神社の御朱印は、兼務社である当別神社で頂くことが可能です。
また、西当別神社のお祭りの日は、当別神社の宮司さんも居ます。御朱印も9:00~12:00までなどの時間限定で直書き対応してくれます。
西当別神社の石碑
植林碑
昭和37年11月建之
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昭和15年11月10日
久保田健太郎氏之碑
明治40年2月28日建之
西当別神社改築記念碑
昭和48年11月3日建之
西当別神社の由来碑
昭和47年9月建之
宮司故長谷部栄二郎顕彰之碑
昭和48年11月3日建立
句碑改築記念
平成17年9月建立
■地神碑
稲倉魂命
埴安姫命
大巳貴命
天照皇大神
少彦名命
西当別神社の住所・アクセス・駐車場
■住所:〒061-3773 北海道石狩郡当別町当別太16-612-10
・ストリートビュー(地図)■西当別神社までの
アクセスはルート検索が便利です。
近くには踏切があります。
■駐車場
西当別神社の駐車場は、お祭りや行事がある日以外は中に入ることはできませんが、乗用車1台分であれば駐車場入り口前に駐車可能です。
以上です。