建物を撮影したら上すぼまりに写ってしまった。あおり(アオリ)撮影という技法もあるけど、ローアングルで撮影すると「あおり」になってしまうことがあります。

ここでは、あおり(アオリ)補正無料アプリのご紹介と使い方についてご説明しています。



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写真のあおり補正に『PhotoScape X』の無料アプリがおすすめ

建物をローアングルで撮影すると上すぼまりに写ってしまいますが、カメラによってはあおり(アオリ)補正機能があり、カメラで補正することも可能です。

ただ、PCに写真データを保存してから、写真が「あおり」に写っていることに気付くことがあります。

そんな時に便利なフリーソフト(アプリ)として、『PhotoScape X』をおすすめしています。

Windows&Macに対応し、JPEG(ジェイペグ)、RAWの写真データも、あおり(アオリ)補正が可能です。

Windows版『PhotoScape X』
Mac版『PhotoScape X』

『PhotoScape X』は画質を落とさずに編集することができる便利な無料アプリですので、ぜひお試しください。

『PhotoScape X』で写真のあおり補正のやり方

今回は例として上記の写真でご説明します。

写真の歪み補正を行った写真ですが、「あおり」もあるので補正してみます。

『PhotoScape X』のアプリをダウンロード、インストールしましたら起動してください。

「写真編集」の画面にて、デスクトップ上にある「あおり」補正したい写真を、ドラッグ&ドロップで『PhotoScape X』に入れます。

あおり(アオリ)補正

「あおり」補正したい写真が取り込まれましたので、「変形」をクリック。

「変形」の一覧に、「遠近」があるのでクリック。

「遠近」の編集で、写真の「あおり」を補正します。

矢印が示すのが、

・垂直のあおり補正
・水平のあおり補正

です。

今回の写真では、垂直のあおりが発生しているので、垂直のスライドバーで調節していきます。

18%まで上げてみました。

「比較」をクリックすると、あおり補正前と補正後の写真の確認ができます。

「適用」をクリックで、あおり補正後の写真になります。



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周辺部の白色を「切り抜き」でカット

こんな感じになりました。

あおり補正をすると、画像周辺部は白色になりますので、カットします。

右サイドバーの右上に「切り抜き」があるので、クリック。

「切り抜き」編集画面になりました。

サイズを選択して切り抜くこともできますが、画像周辺部の白色になった部分のみをカットするので、「自由」選択で切り抜きをします。

編集写真の上にマウスをのせて左クリックをしたまま、マウスを動かすと自由選択範囲が現れますので、丸いボタンも移動させながら切り取り範囲を調整します。

「切り抜き」をクリックすると、選択しなかった部分のみカットされます。

「あおり」補正が足りなかったので、もう少し再度補正してみます。

これくらいまで「あおり」補正をして、

写真周辺部の白色部分を「切り抜き」でカット、

2回目のあおり補正で良くなりましたので、「保存」をクリックして、PCに保存します。

あおり補正後の写真になります。

上すぼまりに写ってしまった写真が補正されましたね。

あおり(アオリ)補正前と補正後の写真比較

あおり(アオリ)補正前と補正後の比較写真です。

左の写真が補正前、右の写真が補正後になります。

遠近感による被写体の歪みによって上すぼまりに写ってしまったあおり(アオリ)写真が、『PhotoScape X』で補正されました。

あおり(アオリ)補正すると、端の部分を切り取るので、写っていた物が無くなります。

ローアングルで撮影する時は、メインで残したい被写体のことを考えて撮影すると、あおり(アオリ)補正しても違和感のない写真になります。



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写真あおり補正無料アプリの紹介と使い方については以上になります。