Windows 10(11)で画像(写真)ファイルの削除(移動)や名前の変更をしようとした時に「COM Surrogateによってファイルは開かれているため、操作を完了できません。ファイルを閉じて再実行してください。」と表示された場合の対処方法と、次に、「Photos.exeによってファイルは開かれているため、操作を完了できません。ファイルを閉じて再実行してください。」と表示された場合の対処方法をご紹介しています。

「COM Surrogate」によってファイルの削除(移動)や名前の変更ができない場合

画像(写真)ファイルの削除(移動)や名前の変更をしようとした時に、「COM Surrogateによってファイルは開かれているため、操作を完了できません。ファイルを閉じて再実行してください。」と表示されて、ファイルの削除(移動)や名前の変更ができない場合には、

パソコンを再起動するのが一番簡単な方法ですが、すぐにシャットダウンできない時は、

キーボードの「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押して、タスクマネージャーを開き、「COM Surrogate」を強制終了することで、画像(写真)ファイルの削除(移動)や名前の変更ができるようになります。

画像で解説しますと、

タスクマネージャーを開き、「COM Surrogate」を探してください。

ここでは、3個の「COM Surrogate」がありますので、すべて強制終了します。

「COM Surrogate」にマウスカーソルを当てて、右クリックすると、コンテキストメニューが表示されますので、一番上にある「タスクの終了」をクリックします。

「Photos.exe」によってファイルの削除(移動)や名前の変更ができない場合

画像(写真)ファイルの削除(移動)や名前の変更をしようとした時に、「Photos.exeによってファイルは開かれているため、操作を完了できません。ファイルを閉じて再実行してください。」と表示されて、ファイルの削除(移動)や名前の変更ができない場合があります。

「COM Surrogate」を強制終了した後にも、この表示が出た場合には、

先程と同じように、キーボードの「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押して、タスクマネージャーを開き、「フォト(Photos.exe)」を強制終了することで、画像(写真)ファイルの削除(移動)や名前の変更ができるようになります。

画像で解説しますと、

タスクマネージャーを開き、フォト(Photos.exe)を探してください。

フォト(Photos.exe)にマウスカーソルを当てて、右クリックすると、コンテキストメニューが表示されますので、「タスクの終了」をクリックします。

まとめ

画像(写真)ファイルの削除(移動)や名前の変更をしようとした時に、「COM Surrogate」や「Photos.exe」の表示が出るのは、Microsoft(Windows 10および11)のデフォルト写真(画像)ビューアを使用している時に発生します。

ファイルの削除(移動)や名前の変更ができない場合には、タスクマネージャーを開き、「COM Surrogate」や「Photos.exe」を強制終了することで、一時的に解決しますが、頻繁に表示されるのであれば、システムの更新やドライバーのアップデート、または、Photosアプリ以外の写真(画像)ビューアを使用することも検討してください。