端子カバーが取れたキヤノンEOS 5D(初代)

キヤノンEOS 5D初代の端子カバー(インターフェースカバー)が経年劣化で取れてしまった、中古で買った個体に端子カバーが付いていないなど、カメラ端子がむき出し状態の場合に、新しい端子カバーの入手先と交換方法をご紹介。

さらに、DCカプラーコード通し部のゴムが、加水分解でボロボロになった場合の対処方法をご紹介しています。

キヤノンEOS 5D(初代)の端子カバーの入手先

購入したキヤノンEOS 5D初代の端子カバー

キヤノンEOS 5D初代の端子カバー(インターフェースカバー)の入手先は、AliExpress(アリエクスプレス)です。

値段は、税込657円でした。

購入した端子カバー(インターフェースカバー)は、大き過ぎることもなく、浮いたりせず、ピッタリと取り付けることができました。

また、ヤフオクやAmazonで出品されているキヤノンの端子カバーは、AliExpressから輸入しているものが殆どです。

キヤノンデジタル一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラの型番検索をAliExpressのサイトですると、お使いの端子カバーが見つかる場合もあります。

●EOS-1Dシリーズ(・EOS-1D・EOS-1Ds・EOS-1D Mark II・EOS-1DsMark II・EOS-1D Mark IIN・EOS-1D Mark III・EOS-1Ds Mark III・EOS-1D Mark IV・EOS-1D X・EOS-1D X Mark II・EOS-1D X Mark III)
●EOS 5Dシリーズ(・EOS 5D・EOS 5D Mark II・EOS 5D Mark III・EOS 5Ds / EOS 5Ds R・EOS 5D Mark IV)
●EOS 6Dシリーズ(・EOS 6D・EOS 6D Mark II)
●EOS 7Dシリーズ(・EOS 7D・EOS 7D Mark II)
●EOS 2桁Dシリーズ(・EOS D30・EOS D60・EOS 10D・EOS 20D・EOS 30D・EOS 40D・EOS 50D・EOS 60D・EOS 70D・EOS 80D・EOS 90D)
●EOS 4桁Dシリーズ(・EOS 8000D・EOS 9000D)
●EOS Kissシリーズ(・EOS Kissデジタル・EOS KissデジタルN・EOS Kiss デジタル X・EOS Kiss X2・EOS Kiss F・EOS Kiss X3・EOS Kiss X4・EOS Kiss X5・EOS Kiss X50・EOS Kiss X6i・EOS Kiss X7i・EOS Kiss X7・EOS Kiss X70・EOS Kiss X8i・EOS Kiss X80・EOS Kiss X9i・EOS Kiss X9・EOS Kiss X90・EOS Kiss M・EOS Kiss X10・EOS Kiss X10i)
●EOS Mシリーズ(・EOS M・EOS M2・EOS M3・EOS M10・EOS M5・EOS M6・EOS M100・EOS Kiss M・EOS M6 Mark II・EOS M200・EOS Kiss M2)
●EOS Rシリーズ(・EOS R・EOS RP・EOS R5・EOS R6・EOS R6 Mark II・EOS R3・EOS R1・EOS R7・EOS R10・EOS R50・EOS R100)

キヤノンEOS 5D(初代)の端子カバーの交換方法

端子カバーの取り付け穴

端子カバーの取り付け部分はフック(爪)のような形状をしていて、取り付け穴に挿すと抜けないようになっています。

劣化した端子カバーは、取り付け部分のフック(爪)が中で折れてしまっている場合があり、新しい端子カバーを取り付けるには、パネルを外して取り除いてからとなります。

端子カバーのパネルを外すには、簡単な分解作業を行います。

端子カバー周辺のボディラバーを剥がし、ネジ4本を外す

端子カバー周辺のボディラバーを剥がし、上の2本のネジを外す

ボディラバーは両面テープで貼ってあるので、剥がすしやすい場所に細いマイナスドライバーでテープを剥がすのと同じ要領で、上に上げるとボディラバーを剥がせます。

端子カバー側面のパネルのネジ3本と、日付/時計機能用電池(CR2016リチウム電池)のトレイのネジ1本を精密プラスドライバーを使用して外します。

まず、上の2本のネジを外し、

日付/時計機能用電池のトレイネジ1本とパネル固定用のネジ1本を外す

下の、日付/時計機能用電池(CR2016リチウム電池)のトレイのネジ1本と、パネル固定用のネジ1本を外します。

ここでは、合計4本のネジを外しまた。ネジのサイズや種類が異なるので、取り付ける時に間違わないように置いておきます。

カメラボディ底面の背面カバーを保持するネジ1本を外す

底面の背面カバーを保持するネジ1本を外す

端子カバーのパネルを外しやすいように、カメラボディ底面の背面カバーを保持するネジ1本を外します。

日付/時計機能用電池(CR2016リチウム電池)のトレイも取り出してください。

端子カバーのパネルを取り外す

端子カバーのパネルを取り外す

カメラボディの背面カバーを少し浮かして、端子カバーのパネルを外しやすいようにします。

端子カバーのパネルを取り外すには、下側に細いマイナスドライバーを入れながら起こしていくと外れます。簡単に外れる場合もありますが、ボンドで接着されている場合もあります。

端子カバーのパネルを取り外した写真

端子カバーのパネルを取り外すことができました。

ボンドで接着されていました。

端子カバーを取り付ける

端子カバーパネルに付着した接着剤を取り除く

端子カバーのパネルに接着剤が付着している場合は、綺麗に取り除きます。

端子カバーをパネルに取り付けた写真(裏面)

端子カバーの取り付けフック(爪)をパネルの取り付け穴に挿します。

これでOKです。

端子カバーをパネルに取り付けた写真(表面)

キヤノンEOS 5D(初代)に端子カバーを取り付けた写真

後は、ネジを取り付けて交換完了です。

ボディラバーの両面テープは、接着力があればそのまま再利用します。

接着力の弱い両面テープで、再利用は難しいと思いましたが、暫くすると貼ることができました。

DCカプラーコード通し部のゴムが、加水分解でボロボロになった場合

EOS 5D(初代)のDCカプラーコード通し部のゴムがボロボロに砕けた

キヤノンEOS 5D(初代)のDCカプラーコード通し部のゴムが、加水分解でボロボロになって、再利用不可能な状態になりました。

この状態のままだと、バッテリー室に埃やゴミが入ります。

DCカプラーコードは使用しないので、フィッティングビーズで埋めることにします。

フィッティングビーズをお湯で柔らかくする

お湯を沸かして、フィッティングビーズを入れて透明になったら取り出して、

フィッティングビーズをDCカプラーコード通し部のゴムがあった場所に埋める

DCカプラーコード通し部のゴムがあった場所に、フィッティングビーズで埋めて、グリップがしっくりくるように握りながら形を作りました。

後は、パーマセルテープを貼って目立たなくします。

以上です。