廃油ストーブ用の廃油缶に、ミニボール弁(バルブ)を取り付けて、バルブ操作で廃油の排出量を調整できるようにしたいと思い、100均(100円ショップ)とホムセン(ジョイフルエーケーホームセンター)を探し回ったが、ホースフィッティングコネクタタイプのミニボール弁(バルブ)は見つからず、AliExpressで購入。

廃油缶に装着して、DIYで調整機構を組んでみました。

100均・ホムセンでは売ってないミニボール弁(バルブ)をAliExpressで購入

AliExpressで購入1/4サイズ ミニボール弁(バルブ)の梱包写真

100均(100円ショップのダイソー・セリア・キャンドゥ)では、ホースフィッティングコネクタタイプのミニボール弁(バルブ)は見つからず、ホムセン(ジョイフルエーケーホームセンター)でも、

行きつけの店舗では1/4サイズのミニボール弁(バルブ)の取り扱いがありませんでした。

「もしかしたらAliExpress(アリエクスプレス)にはあるかも?」と思い探してみたところ、案の定、欲しかったタイプのミニボール弁(バルブ)が見つかりました。

購入したのは、ホースフィッティングコネクタ部分が6mmサイズの1/4ミニボール弁(バルブ)で、値段は1個税込150円でした。

同じような商品がAmazonでも購入可能ですが、AliExpressで直接購入した方が、かなり安いです。

1/4サイズ ミニボール弁(バルブ)の種類

1/4サイズのミニボール弁(バルブ)の種類は、ホースフィッティングコネクタ部分のサイズ違いによって分かれます。

今回購入したものは、ホースフィッティングコネクタが6mmのタイプですが、他にも8mm、10mm、12mmのサイズがあり、サイズが大きくなるにつれて、コネクタ部分の太さが増していきます。

本体のバルブ構造は共通で、接続するホース径に合わせて選ぶ形になります。

6mmホースフィッティングコネクタ 1/4サイズ ミニボール弁(バルブ)の詳細

作りについて(写真付き)

6mmホースフィッティングコネクタ1/4ミニボール弁(バルブ)写真①

AliExpress(アリエクスプレス)で購入した1/4サイズのミニボール弁(バルブ)は、主な材質が真鍮で、レバー部分には鋼(と思われる金属)が使われています。

レバーには滑り止めとしてシリコンカバーが装着されており、操作時の指掛かりも良好です。

ミニボール弁(バルブ)のレバーは180度動きます。ホースフィッティングコネクタと同じ向き(直線上)にレバーを合わせると弁が開き、レバーを90度横向きにすると、弁が閉じる仕組みです。

6mmホースフィッティングコネクタ1/4ミニボール弁(バルブ)写真②

ただし、カメラでズームして撮影するまで気付きませんでしたが、ボンドか何かで接着したような跡があり、見た目は少し汚く感じました。

とはいえ、これで漏れなどがなければ、見た目が悪くても気にはなりません。DIY用途では、構造と機能が納得できれば十分です。

サイズ

6mmホースフィッティングコネクタのサイズをノギスで測る

6mmホースフィッティングコネクタ 1/4サイズ ミニボール弁(バルブ)のサイズについて記しておきます。

ホースフィッティングコネクタ部分は、約φ6.5mmありました。

6mmホースフィッティングコネクタの両端サイズをノギスで測る

ホースフィッティングコネクタ両端の全長は、約45.3mmありました。

ホースフィッティングコネクタ片側の長さをスケールで測る

ホースフィッティングコネクタの長さは、片側で約13mmありました。

レバー部分の長さをスケールで測る

レバー部分は、全長で約48.9mmありました。

重さ

1/4サイズ ミニボール弁(バルブ)の重さをデジタルスケールで量る

6mmホースフィッティングコネクタ 1/4サイズ ミニボール弁(バルブ)の重さは、約26gありました。

1/4サイズ ミニボール弁(バルブ)を廃油ストーブ用の1L廃油缶に取り付けてみた

1Lオイル缶をボールバルブ式に改造した写真

1.空になった1Lオイル缶に、6mmホースフィッティングコネクタが入るサイズの穴をドリルであけます。

2.接着には金属パテを使うため、缶側の穴周囲はサンドペーパーで削って塗装を剥がしておきます。

3.金属パテを塗って、ミニボール弁(バルブ)の6mmホースフィッティングコネクタ片側を穴に挿し込み、貼り付けます。

4.廃油が漏れないよう、取り付け部分の周囲にも金属パテを塗り、完全に硬化すれば完成です。

使用した金属パテはこちらの記事で詳しく書いています↓

1Lオイル缶に1/4サイズ ミニボール弁(バルブ)を取り付けた写真

金属パテが完全に硬化すれば、ミニボール弁(バルブ)のレバーを動かしても外れることはありませんでした。

ミニボール弁(バルブ)を閉じた状態にした写真

ミニボール弁(バルブ)を開いた状態にした写真

空になった1Lオイル缶に取り付けた1/4サイズ ミニボール弁(バルブ)は、缶のキャップをした状態で、且つ、弁を閉めた状態で金属パテが硬化するのを待っていたので、弁を開けると「ブシュ―」という音がして、缶内部の空気が一瞬抜けました。

つまり、空気の漏れもなく取り付けられていたということなので、廃油を入れても漏れることなく使用可能です。

以上です。