中古で買ったヤマハ タウンメイト50(22F)原付バイクのマフラーに穴が空いていたので、ホルツの補修用耐熱パテで穴を埋めてみました。
目次
原付バイクのマフラータイコの穴はアルミテープでも問題なかった
ヤマハ タウンメイト50(22F)原付バイクのマフラーの穴を溶接してみようと思ったのですが、グラインダーでマフラータイコの表面を軽く削ると、見事に穴が大きくなってしまいました。
ハンマーで軽くマフラータイコを叩いても、穴が空くので、このマフラーは寿命。
とりあえず応急処置として、マフラーのタイコにアルミテープを貼ってみました。
アルミテープ1枚では、すぐに穴が空くと思ったので、何枚も重ねて穴を塞ぎました。
使用したアルミテープは、SUNTAPEというメーカー。
マフラータイコ部分であれば、このアルミテープでも剥がれず、穴が空くことはありませんでした。
エキゾーストパイプに空いた穴はアルミテープで塞いでもすぐに剥がれる
マフラータイコ部分よりも高温になるエキゾーストパイプに空いた穴は、アルミテープで塞いでも、すぐに剥がれてしまいました。
家庭用アーク溶接機で、マフラーの穴を埋めてみましたが、穴を大きくするだけでした。
タイコ部分より音は小さいですけど、このままの状態にしておくのは問題がありますよね。
ちなみに、マフラータイコ部分の穴を塞がないと、爆音になります。
原付バイクのマフラー穴を塞ぐのに、ホルツの補修用耐熱パテで穴を埋めてみた
ヤマハ タウンメイト50(22F)原付バイクのマフラー穴を塞ぐのに、耐熱温度700℃まで耐えられるホルツのマフラー用補修パテを購入。
■ホルツ 補修用パテ マフラー用 ガンガム チューブタイプ 耐熱700℃ 150g Holts MH720
マフラータイコ部分の穴が大きいのでステンレス三角コーナーをカットして穴を塞ぐ
マフラータイコ部分の穴は大きく、このままの状態では、ホルツの補修用耐熱パテで穴を埋めるのは難しいので、
キッチン用のステンレス三角コーナーの網部分をカットして、マフラーの穴を塞ぐことにした。
グラインダーを使用して、ステンレス三角コーナーの網部分を、マフラータイコ部分の穴が塞がる大きさにカットし、
ステンレス三角コーナーの網をマフラーの形に曲げます。
ホルツの補修用耐熱パテでマフラーの穴を埋める
下地処理は、穴が空いた箇所のサビ・汚れ・油分を100番のサンドペーパー、または、ワイヤーブラシで落とします。
後は、ホルツの補修用耐熱パテで、マフラーの内側に十分突き出るように埋めます。
表面の厚みは、5mm程度で盛り付ければOK。
ホルツの補修用耐熱パテは、一度使用してしまうと、固まってしまうので、
全部使いました。
また、マフラーに錆が発生している部分は、ゴムハンマーで軽く叩くと、簡単に穴が空くことがあるので、穴が空きそうな箇所も含めて、ホルツの補修用耐熱パテで全体的に埋めました。
ヘラや指で盛り付けしたり、水で濡らした指で整形することもできます。
手に付いたパテは、水洗いで落ちます。
パテの成分は、無機バインダー(珪酸塩)です。
エキゾーストパイプ部分も、ホルツの補修用耐熱パテで穴を埋めました。
1日(24時間)ほど自然乾燥させる
ホルツの補修用耐熱パテでマフラーの穴を埋めた後は、1日(24時間)ほど自然乾燥させます。
軽く乾燥した程度で、エンジンをかけてアイドリングで固めようとしてみましたが、パテが剥がれてしまい、
再度、指に水を付けて整形し直しました。
アイドリングで固める
自然乾燥後は、エンジンをかけてアイドリングでパテを固めます。
熱硬化時間は、15~30分程度でOKとのこと。
ホルツの補修用耐熱パテで穴を埋めたマフラー部分の排気漏れを確認しましたが、問題ありませんでした。
しっかり固まりました。
ヤマハ タウンメイト50(22F)の原付バイクは、カブ用のマフラーを加工して取り付けることができるので、応急処置として数か月はこのパテ補修で我慢して、新品マフラーを購入予定です。