厚田八幡神社(あつたはちまんじんじゃ)へ参拝に行ってきました。厚田八幡神社は北海道石狩市厚田区古潭50-3に鎮座する神社です。

ここでは、厚田八幡神社の参拝や社殿写真、ご利益・お祭りなどをご紹介しています。

厚田八幡神社参拝レポ

厚田八幡神社は高台にある神社です。

急な石段を上り社殿まで行きます。

近所に住む高齢の方もこの石段を上り下りして毎朝お参りしているとのこと。

厚田八幡神社には茶色の鳥居が2つありますが、建之日は不明です。

また、社号標の建之日も消えていて分かりませんでしたが、嘉永もしくは明治時代に建之された社号標だと思われます。

第1鳥居をくぐると、

左手に手水石があります。

手水石の奉納日は、おそらく嘉永時代だと思います。

石段を少し上ると、右手に石灯籠があります。厚田八幡神社でい一番古さを感じます。

第2鳥居をくぐると、

石灯籠が2つあります。

新しい感じの石灯籠ですが、

嘉永3年(1850年)正月吉日に建之された石灯籠です。

厚田八幡神社前には、狛犬さんが居ます。

新しい感じの狛犬さんですが、

奉納日を確認してみると、

狛犬さんも石灯籠と同じ、嘉永3年(1850年)正月吉日に建之されています。

石の色からして、手水石の奉納日も同じ日ではないでしょうか。

厚田八幡神社の社殿写真です。

厚田八幡神社の社殿扁額(へんがく)はありませんでした。

例祭日などの行事がある日以外は、神社の扉は閉まっています。

また、お賽銭箱もありませんので、扉前や狛犬さんの足元にお金を置いて参拝しているようです。

日本海オロロンラインをバックに撮影した厚田八幡神社の社殿写真。

厚田八幡神社の第2鳥居から後ろを振り返って撮影した写真。右側は日本海のオーシャンビューです。

厚田八幡神社の高台から古潭漁港側を見ることもできます。

古潭漁港西防波堤灯台や日本海も観望できますが、太陽でとても強い逆光です。

厚田八幡神社の歴史

厚田八幡神社(あつたはちまんじんじゃ)は、嘉永9年(1856年)5月に創立し、嘉永2年(1849年)に創祀した春日神社と合併し武甕槌神(タケミカヅチノカミ)を合祀し、明治44年(1911年)4月28日、郷社に列格した神社です。

最初に鎮座した場所は道路から近い為、明治5年(1872年)10月に現在の鎮座地(北海道石狩市厚田区古潭50-3)に奉遷された歴史があります。

社格未定であった為、明治8年(1875年)に郷社と公称。

本殿腐朽により明治33年(1900年)12月8日、落成。

厚田八幡神社の御祭神とご利益

御祭神

御祭神
誉田別尊(ほんだわけのみこと)

合祀
武甕槌神(タケミカヅチノカミ)

ご利益

誉田別尊(ほんだわけのみこと)
国家鎮護・殖産産業・家運隆昌・成功勝利・教育・交通安全・悪病災難除け・子孫繁栄・厄除け

武甕槌神(タケミカヅチノカミ)
武道守護・武道上達・国家鎮護・航海平安・安産守護・病気治癒・厄除開運・延命長寿・縁結び・交通安全・農業守護

厚田八幡神社のお祭り(例祭)

例祭日:6月25日

厚田八幡神社の御朱印について

厚田八幡神社の本務社は厚田神社です。

例祭日(お祭り)の6月25日に、厚田八幡神社に行かれると御朱印を頂けるとのこと。

また、漁協の方が厚田八幡神社の御朱印を受け持っているらしく、お祭り以外の日で御朱印を頂くには天気が悪く漁に出られない日ですが、厚田八幡神社には社務所がありませんので、御朱印を書いていただける人を探すのは難しいです。

厚田八幡神社の住所・アクセス・駐車場

■住所:〒061-3521 北海道石狩市厚田区古潭50-3

・ストリートビュー(地図)

■厚田八幡神社までの
アクセスはルート検索が便利です。

■駐車場:厚田八幡神社には駐車場がありませんので路駐することになります。

厚田八幡神社の近くに「弁財船投錨地碑」と「厚田村発祥之地碑」の石碑があります。

「弁財船投錨地碑」と「厚田村発祥之地碑」の石碑がある場所は、車が入れないように柵がしてありますが、人は中に入ることができます。

厚田八幡神社の参拝に行く方は、この石碑がある周辺の道路脇に路駐すると良いと思います。漁師の方も路駐していましたので。

「弁財船投錨地碑」
平成5年(1993年)建立。(旧厚田村により)

「厚田村発祥之地碑」
昭和43年(1968年)建立。(旧厚田村により)

以上です。