ホンダ・スリーターモデルの初期型原付バイク「ストリーム(TB07)」のエアクリーナーを純正から社外品のパワーフィルターに交換しました。
ストリーム(TB07)のキャブレター吸入側の口径が25mmほどで、口径35mmのパワーフィルターをそのまま取り付けるには大きく、バンドで締めてもエアー漏れがありそうなので、25mm-35mmの異径パイプと塩ビ管継手で取り付けてみました。
目次
原付バイク「ストリーム(TB07)」のエアクリをパワーフィルターに交換した理由

中古で購入した原付バイク「ストリーム(TB07)」の純正エアクリーナーは、改造されていなければパワーフィルターに交換する予定はなかったのですが、見事にエアクリーナーボックスに穴をあけて加工されていました。
TB07純正のエアクリーナーボックスを中古で探しても5000円以上するので、初めてのパワーフィルターを取り付けることにしたのです。

それと、TB07純正のエアクリーナーボックスは、キャブレター吸入口に嵌め込むタイプなので、バンドでしっかりと固定できるタイプにしたかったのもあります。
吸入側:口径25mmのキャブレターに口径35mmのパワーフィルターを取りけた方法

原付バイク「ストリーム(TB07)」のキャブレター吸入側の口径は25mmほどなので、口径35mmのパワーフィルターでは大き過ぎます。

購入した口径35mmのバイク用エアフィルター(パワーフィルター)は、通販で安く売っていたものにしました。
まぁ、エアクリーナーを取り付けないで直キャブ仕様にするよりかは、パワーフィルターを取り付けて、空気を吸う時に砂ぼこりなどを吸わせないようにできればいいので、高価なパワーフィルターは必要なし。
ストリーム(TB07)にはエンジンカバーがあるので、雨の日の影響は少ないだろうし、雨の日は乗らないので問題ないですね。
25mm-35mmの異径パイプはAliExpress(アリエクスプレス)で購入

25mm-35mmの異径パイプは、Amazonで買うよりもAliExpress(アリエクスプレス)の方が安かったです。
購入時の値段は、税込828円でした。
異径パイプには15サイズの取扱いがあり、25mmから54mmで選ぶこともできます。
材質は、高品質シリコンです。
パワーフィルターと異径パイプの口径が同じ35mmで塩ビ管継手が必要になった

25mm-35mmの異径パイプが届くまで気付かなかったのですが、原付バイク「ストリーム(TB07)」のキャブレター吸入側の口径は、25mmが入る大きさで、そのまま使用が可能です。
しかし、異径パイプの35mm側は、パワーフィルターと同じ口径サイズであるため入りませんでした。(無理やり入れることは可能でしたが変形してしまい、見た目も悪くエアー漏れが起きそうです)

そこで、塩ビ管の継手を両方(異径パイプとパワーフィルター)の口径35mm側に入れて繋ぐことにしました。
継手に「20」と記載された、「ソケット20」と「エルボ20」を用意しました。(家にありました)
継手の外径は約33mmで、口径35mmに丁度良いサイズです。

ただし、継手で繋いだだけではエアー漏れの心配があるため、ホースバンド2個をジョイフルエーケーのホームセンターで買ってきました。
原付バイク「ストリーム(TB07)」に口径35mmのパワーフィルターを取り付けてみる

エルボ(L型)の塩ビ管継手を使用すると、パワーフィルターが上向きになり良いと思ったのですが、ストリーム(TB07)のエンジンカバーを取り付けるとパワーフィルターに接触するので駄目でした。
エンジンカバーを取り付けなければ、このままでもOKなんですけどね。

真っ直ぐの塩ビ管継手(ソケット20)を使用すると、パワーフィルターが横向きになりますが、塩ビ管継手で延長されたおかげで、丁度いい感じに収まりました。
ただ、異径パイプ+塩ビ管継手+ホースバンド+パワーフィルターの重量を、原付バイク「ストリーム(TB07)」のキャブレター吸入側のみで支えているので、純正エアクリーナーボックスが固定されていたネジ穴を使い、ステーか何かでキャブレターに負担がかからないように固定したいと思います。
純正エアクリーナーからパワーフィルターに変更して何か変わった?

原付バイク「ストリーム(TB07)」の純正エアクリーナーは、加工(改造)されていたので、純正の音は分かりませんが、パワーフィルターに変更しても音の変化は感じませんでした。
純正エアクリーナーよりも吸気することを期待していましたが、プラグがかぶるのと、ボコついてスピードが出ないのは直るはずはないですが、やっぱり直りませんでした。
ちなみに、ストリーム(TB07)のキャブレターは、ジェットの番手調整はできないので、他に原因があるとしたら、エアスクリューの調整しかないので確認してみました。
プラグがかぶるのはエアスクリューが全閉から半回転しか戻していないのが原因だった

原付バイク「ストリーム(TB07)」にパワーフィルターを取り付けることで、ちょっとは改善されるかなと期待していましたが、車庫の坂も上れないほど、ボコボコしている感じ?が直らず、スピードが出ないし、すぐにプラグがかぶるので、キャブレターの調整(確認)をしてみました。
ストリーム(TB07)のサービスマニュアルには、エアスクリューを全閉より、標準戻し回転数 1 1/4にすると記載されています。これは、エアスクリューを締め切った状態から、反時計回りに1回転と90度戻すことで、標準的な空気量に調整するということですが、中古で購入したストリーム(TB07)のキャブレターは、エアスクリューが全閉から半回転しか戻していませんでした。

スロットルストップスクリュー(アイドリング調整ネジ)の調整もしましたが、エアスクリューを全閉から1回転と90度くらい戻すことで、車庫の坂も上れるようになり、ボコボコしている感じ?もなくなりました。
キャブレターの調整は、マフラーやエアクリーナーを社外品に変えなければ、弄らないのが普通です。
まさか、エアスクリューが全閉から半回転しか戻していないのが原因で、混合気が濃くなりプラグが真っ黒になっていたとは思いもしませんでした。
原付バイク「ストリーム(TB07)」の2STチャンバー(マフラー)は焚き火で焼いたし、パワーフィルターに交換したので、キャブレターの調整はまだ必要です。
といか、まだナンバーも取得していないし、乗るか分からないけど、キャブレターの調整だけで済んで良かったです。
以上です。







