自転車や原付バイク(オートバイ)のホイールには、チューブパンク防止のために「リムテープ」や「リムバンド」を使用している。この「リムテープ」の代用に使えるビニールテープや布テープ、自作リムバンドをご紹介しています。
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目次
リムテープを代用するにあたって、市販のリムバンドの厚みを測ってみる
市販のリムバンドは、ホイールサイズによって長さは違えど、リムテープと用途は同じで、ホイールスポークの頭をチューブと直に接触するのを防ぐために、テープで保護しパンク防止をする役割をしている。
市販のリムバンドの厚みは、約1mm。
幅は、約1.5cm。
自転車用のリムバンドですが、原付バイクのリムバンドとしても丁度良い幅になっています。
市販のリムバンドをリムの長さにカットして使用も考えましたが、ゴムと違い接着が難しそうなので諦めることに。
リムテープの代用に使える物
リムテープの代用に使えるのは、布テープ(ダクトテープ)、ビニールテープです。
布テープをリムテープの代用に使う
リムに布テープを貼るには、幅を合わせるために縦に切らないとはみ出してしまいます。
リム幅に合わせてカットするのが面倒ですが、布テープやダクトテープは、ビニールテープよりも強力な粘着テープで丈夫です。
ただし、剥がした時の糊跡を落とすのが、結構大変というデメリットも。
ビニールテープをリムテープの代用に使う
リムテープの代用にビニールテープが一番簡単な方法です。
ビニールテープは、リム幅と同じ幅なので、リムに巻くだけでOK。
2重に巻くと、市販のリムバンドと同じくらいの厚みになります。
ビニールテープを巻くコツとしては、引っ張らないで巻くことです。
布テープやダクトテープとは違い、ビニールテープの粘着は弱いです。
あくまでも、上記で紹介したリムテープの代用は、応急処置として使用するようにしましょうね。
また、ビニールテープで巻いた場合の、バルブホール(バルブの穴)をあけるには、半田ごてで溶かすと簡単です。
自転車のチューブで「リムバンド」を自作する方法
不要になった自転車のチューブをリム幅にカットして、「リムバンド」を自作することもできます。
自転車用ではなく、原付バイクやオートバイ用として使用する自作「リムバンド」です。
自転車チューブの厚みは、約1mm。
原付バイクやオートバイ用として市販されている「リムバンド」も1mmですし、材質はゴムです。
てことは、自転車チューブで自作が可能ですよね。
ゴムの接着には、セメダインの「スーパーX」を使用します。
ゴムのように固まる強力接着剤です。
自転車チューブは、リムにきつく巻いて、長さを決めてカットします。
コツとしては、バルブホール部分は長めに重ねるようにします。
写真のように、「スーパーX」の接着剤を塗布して、約5~10分放置し、粘着性がでてきたらゴムを貼り合わせて強く押さえます。
後は、完全に乾くのを待つだけです。(24~48時間で実用強度になる)
約1~2時間で動かなくなるので、試しにリムに巻いてみました。
バルブホール(バルブの穴)をあけるのは、カッターやハサミでは難しかったので、半田ごてで溶かしてみます。
自転車のチューブで、原付バイクやオートバイ用の「リムバンド」を簡単に自作できました。
不要になった自転車チューブも捨てずに取っておくと使い道はありますね。
面倒だから「リムテープ」や「リムバンド」を使わないでいると、タイヤがパンクする原因になるので、必ず使用するようにしたい。
「リムテープ」や「リムバンド」は必ず付けるようにしよう。
写真撮って頑張って書いた記事なんだが、このホイールにスポークの出っ張り無いよね!原付バイクじゃなくて、自転車のホイールで解説すれば良かったかな。笑しかない。
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リムテープの代用に使える物3選※ビニールテープが一番簡単な方法については以上になります。