樽川神社(たるかわじんじゃ)へ参拝に行ってきました。樽川神社は北海道石狩市樽川500-33に鎮座する神社です。
ここでは、樽川神社の参拝や社殿写真、ご利益・お祭りなどをご紹介しています。
樽川神社は、北海道の神社では珍しい『見返り狛犬』の居る神社です。
樽川神社参拝レポ
樽川神社には御朱印はありません。
無人社で、普段は社殿のシャッターが降りている状態での参拝となります。社殿の扉が開いている日は、お祭りと年末年始、社殿内の空気を入れ替える時のみのようです。
また、社殿の扉を開けることができるのは、宮司さんだけですが、樽川神社は神主さんがいない神社ですので、地元の方たちで守られているのでしょう。
樽川神社には鳥居が2つあります。
一番目の鳥居の左横に社号標があります。昭和5年9月20日に奉納された社号標です。
二番目の鳥居には、昭和58年9月建之と書かれています。2つの鳥居は同じ年に建之された感じです。
一番目の鳥居をくぐると、参道となります。
二番目の鳥居には、扁額(へんがく)があります。
樽川神社の社殿には扁額はありませんでした。
二番目の鳥居をくぐると、左手に絵馬掛けがあります。
絵馬掛けの下に手水石がありましたが、使用されていないようです。
社殿向かって左手に、年末年始や行事がある日に使用される社務所があります。営業日に絵馬を買うことができるのでしょうか。
樽川神社には狛犬が4つ、石灯籠が2つあります。
樽川神社に居る狛犬さんの奉納日は、消えてなくなっていますが、土台以外は古さを感じます。
手前の狛犬さんは、見返り狛犬です。
樽川神社には、北海道内の神社では珍しい『見返り狛犬』が居ることで、参拝に来られる方もいます。
樽川神社(たるかわじんじゃ)の社殿写真です。
シャッターの右側に「御賽銭投入口」があります。
お祭りと年末年始、社殿内の空気を入れ替える日以外は、シャッターに向かって参拝することになります。
社殿の扉が開いている日に参拝したい方は、お祭り、または、年末年始の日に行くと確実です。
外灯もあるので、夜の参拝もできます。
樽川神社の社殿の屋根に「森下秀昭 能登國(能登国(のとのくに))の千社札風ステッカーシール」が貼られています。
全国の神社で見かけるこのステッカーは、千社札擬きのようです。
樽川神社の社殿から後ろを振り返った時の境内写真です。
樽川神社の石碑
樽川開村百年碑 1982年10月建之。
樽川村移転之碑。
開村五十年記念碑 樽川村 昭和9年7月建之。
奉納 昭和48年8月。
地神碑 大正12年奉納
・天照大御神(あまてらすおおみかみ)
・大已貴命(おおなむちのみこと)
・稲倉魂命(ウカノミタマ)
・誉田別命(ホンダワケノミコト)
・少名彦命・少彦名命(すくなびこなのみこと)
石碑以外にも、敷地内には、樽川神社の昔の社殿かもしれない。が置かれていました。
樽川神社の歴史
明治20年(1887年)、樽川入植者目貫昇太郎氏外数名により小祠(しょうし)を建立。
明治37年(1904年)5月、樽川神社創立を出願。
明治39年(1906年)3月16日、内務大臣より創立許可。
昭和21年(1946年)6月28日、宗教法人となる。
昭和47年(1972年)9月、石狩湾新港開発に協力し現在地(北海道石狩市樽川500-33)に社殿を新築移転。
樽川神社の御祭神とご利益
御祭神
御祭神
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)
合祀
譽田別尊(誉田別尊)(読み方:ほむたわけのみこと)
(八幡大神:はちまんおおかみ)
ご利益
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
・開運隆盛・勝運・健康祈願・子孫繁栄・合格・出世・五穀豊穣・国土安泰・国家安泰・所願成就・魔除け・厄除け
豊受大神(とようけのおおかみ)
・農業・漁業守護
・産業振興・開運招福・厄除け
誉田別尊(ほむたわけのみこと)
・国家鎮護・殖産産業・家運隆昌・成功勝利・教育・交通安全・悪病災難除け・子孫繁栄・厄除け
樽川神社のお祭り(例祭)
・春祭
4月下旬
・例祭
9月下旬
(北海道神社庁札幌支部には8月20日と記載あり)
・感謝祭
11月下旬
樽川神社ではイベント等も行われます。
樽川神社の住所・アクセス・駐車場
■住所:〒061-3251 北海道石狩市樽川500-33
・ストリートビュー(地図)■樽川神社までの
アクセスはルート検索が便利です。
ベーカリーショップこむぎっこの脇を入った奥にあります。隣りは家庭菜園です。
樽川神社の右隣には、石狩市公民館 樽川分館の集会所があります。
■駐車場
一番目鳥居の左横に駐車スペースがあります。
駐車場入口には、二宮金次郎の像があります。皇紀2600年記念の像で、樽川青年學復生徒一同 四十二名と記されています。
以上です。