当別神社(とうべつじんじゃ)へ参拝に行ってきました。当別神社は北海道石狩郡当別町元町51-12に鎮座、阿蘇公園に隣接する神社です。
当別町を開拓した伊達家の子孫「伊達邦直公」を御祭神とする当別神社は、神社の造りも故郷岩出山町(現宮城県大崎市)の風合いが垣間見れ、地元の中心的な神社の風格もある素敵な神社だ。
当別神社にも御朱印があります。同じ境内に鎮座する聖徳神社の御朱印も頂くことができます。この2つの御朱印は参拝後に社務所にて頂くことができるのだが、他にも兼務社7社の御朱印もツアーに参加することで頂くことが可能とのことだ。
当別神社といえば、毎年盛り上がる例大祭(お祭り)です。子供たちが遊べるイベントが沢山あるのでご家族で参拝に訪れてみてはどうでしょう。
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目次
当別神社参拝レポ
当別神社は駐車場から社殿へも行けますが、鳥居をくぐって参拝をしたいので、西側(阿蘇公園側)の鳥居から拝殿へ向かいました。
1つ目の鳥居をくぐり参道を歩いていると、当別神社社殿向かって左手に、とても大きなハルニレの樹木があります。
平成16年8月30日に「当別町の大きな木」として認定されたハルニレの樹木だそうです。
樹高25mほどまで樹形が成長するとか。
所有者は当別神社です。
春になると花が咲きます。
当別神社社殿向かって左手には、手水舎があります。
2つ目の鳥居の手前には立派な狛犬さんが居ます。
昭和11年8月に奉納された狛犬さんです。
2つ目の鳥居をくぐると、とても立派な社殿があります。
外灯も設置されているので夜の参拝も可能でしょうか。
当別神社の社殿写真です。
神社は東向きに建てられています。
絵馬掛けは拝殿にあります。
当別神社の扁額(へんがく)写真です。
参拝後に、当別神社の拝殿から後ろを振り返り撮影した写真です。
小さな神社とクチコミにありましたが、参道も長く社殿も大きいですし、とても綺麗に整備された境内を生で見ると、参拝に来て良かったとなること間違いなし。
当別神社の社務所は社殿向かって左手にあります。
樹齢の古い立派な樹木が社務所前にも植えられています。
おみくじ掛けも近くにあります。
当別神社の歴史
戊辰(ぼしん)戦争に敗れた仙臺藩一門岩出山十代領主「伊達邦直公」が家臣と共に石狩市シップ(厚田村シップ)に移り住むが、当時は砂礫に覆われた土地であった為、
当別までの道を切り拓き、明治5年(1872年)、開拓記念樹の松の梺に小祠を建て「阿蘇神社」と称し8月15日を例祭日と定めたのが当別神社の始まりとされている。
明治24年(1891年)1月、伊達邦直公が58歳で卒去され、村民たちの尊敬して人柄を慕う篤い思いにより「辛酸えお嘗め開拓の労苦を共にした殿様を地域の氏神としてお迎えしたい」
という願いが内務省に進達となり、明治29年(1896年)6月30日に神社創立の許可を受け、当別開祖伊達邦直之命を御祭神として奉斎する。
大正5年(1916年)7月20日、村社(神饌幣帛料供進神社(しんせんへいはくりょうきょうしんじんじゃ) )に列格。
大正9年(1920年)、当別開基50年に社殿改築。
昭和42年(1967年)、社名を「阿蘇神社」から「当別神社」と改称。
昭和44年(1969年)、社殿鎮座100年記念事業として45坪の社殿を再改築となり、御祭神の故郷岩出山町(現宮城県大崎市)から宮城杉丸柱の寄進を受け竣工された。
平成8年(1996年)、邦直公御創祀100年の大祭を斎行。記念碑の建立・北参道鳥居の新設を行った。
平成18年(2006年)、110年を記念し現社務所を竣工。
平成28年(2016年)、120年の奉賛事業として拝殿・手水鉢・社務所等の設備改修を行った。
当別神社の御祭神
伊達邦直之命(だてくになおのみこと)
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当別神社のお祭り(例大祭)
■宵宮祭 8月14日 17時00分から
■例大祭(本祭) 8月15日 10時から
・神輿渡御
・DVDダンス
・すずめ踊り
・親子盆踊り
■後日祭 8月16日 9時30分から
・神輿渡御
・奉納弓道大会
・和太鼓演奏
・子供盆踊り
※開催場所は、当別神社境内内と阿蘇公園内で開催されるイベントがあります。
■阿蘇公園野球場グラウンド「熱気球体験」(過去のイベント)
・開催期間:8月15、16日
・場所:阿蘇公園野球場グラウンド
・料金:500円/お1人
・飛行時間:午前8:00~10:00・午後15:00~17:30
・服装:汚れても良い服装
■阿蘇公園内のお祭りイベント(過去のイベント)
・野外で算数あそび
・あそびんご
・焚き火ででっかい「焼きマシュマロ」
・金魚すくい
・射的
・ヨーヨー釣り
・くじ引き
・輪投げ
・型抜き
2024年当別神社例大祭の詳細は公式ホームページにてご確認してください。
☑https://www.facebook.com/toubetujinzya/
阿蘇公園にも無料駐車場がありますが、お祭り期間中は混雑することが予想されます。
当別神社のどんど焼き
当別神社のどんど焼きは毎年1月15日に行われています。
時間は正午までとなっています。
当別神社の御朱印
当別神社の御朱印は、社務所にて聖徳神社の御朱印も頂けます。
初穂料:各700円
御朱印を書いてくださるのは宮司さんではなく禰宜さんです。
他にも、兼務社の西当別神社・獅子内神社・材木澤神社・金沢神社・茂平沢神社・弁華別神社・中小屋神社の御朱印もツアーに参加することで当別神社にて書いて頂けます。
ただし御朱印ツアー料金が少し高いので、本当に頂きたい方は参加してください。
以前は、神社に行って社標や社額の写真を撮影し参拝した証拠があれば当別神社で御朱印を書いて頂けたのですが、対応不可となりました。
#御朱印帳
当別神社の社務所には可愛いお守りもありますので、ご覧になってくださいね。
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聖徳神社
当別神社に鎮座する聖徳神社の場所はメモリアルロード沿いにある北側の鳥居をくぐると左手にあります。
当別神社の鳥居は合計3つあることを確認。
聖徳神社の鳥居を含めると合計4つですね。
聖徳神社は大工の神です。
当別開拓記念樹
聖徳神社のすぐ近くには、北海道記念保護樹木イチイの木があります。
昭和48年(1973年)3月30日に北海道記念保護樹木として指定を受けています。
推定樹齢は350年以上(江戸時代前期の生まれ)だそうです。
明治4年(1871年)、仙台支藩岩出山藩の踏査隊が記念樹の近くに露営したとされ、最初の入植地からの終点でもあります。
伊達邦直の視察に合わせてイチイの木の下に宴をはり、労をねぎらった樹木でもあるそうです。
当別伊達記念館
当別神社の近くには、当別伊達記念館もあります。
道路を挟んで聖徳神社の向かい側にあります。
■伊達邸別館
・開館時間:10:00~16:30
・観覧料:無料
・休館日:祝日以外の毎週月曜日
(月曜が祝日の場合は、これ以降の最初の平日)
・開館期間:5月1日~10月31日
・閉館期間:11月1日~4月30日
当別神社の石碑
■参道竣工記念碑
昭和11年9月建之
■伊達邦直之命 当別開拓の宗祖
御創祀壱百年記念碑
(100年祭)
平成8年8月15日建立
■吾妻謙君之碑
大正5年4月21日建之
昭和62年11月複製
■凱旋記念碑
明治39年8月建之
■忠塊碑
当別神社には立派な土俵があります。
相撲大会もあるのですね。
土俵の奥には、
士力「若乃浦の碑」があります。
■当別村開拓紀功碑
■当別村開拓先驅者碑
聖徳神社の右横にも石碑がありました。
当別神社の住所・アクセス・駐車場
■住所:北海道石狩郡当別町元町51-12
■電話番号:0133-23-2546
・ストリートビュー
■当別神社までの
アクセスはルート検索が便利です。
阿蘇公園を目印にすると迷わず行けると思います。
■駐車場
当別神社の無料駐車場は北側の社務所近くにあります。
駐車台数は十数台程度です。
お祭り期間中の駐車場利用はできないでしょうね。
まとめ
当別神社は実際に参拝に行かれると想像していたより遥かに立派な神社です。伊達家の歴史も学べますし当別付近は自然がいっぱいありますので参拝後に散策するのも楽しいですよ。御朱印巡りや神社巡りをされている方も素敵な神社に感動することでしょう。天気の良い日に訪れてみてくださいね^^
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『当別神社』御朱印あり・伊達家の子孫を御祭神とする神社については以上になります。