珪藻土(けいそうど)マットには、アスベスト(石綿)が含まれている製品があり、安易に捨てたり、割ってごみに出すのは大間違い!です。

自治体でも注意喚起しており、含まれている製品についてはネットで公表し、「ごみ」として出すことはできませんし、販売店やメーカーに自主回収(リコール)してもらい処分することになります。



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珪藻土マットに入っているアスベスト(石綿)とは

アスベスト(石綿)とは、主に建材製品として昔の建築物に多く使用されていました。しかし、体に良くない材料であった為、現在は使用することを原則禁止されています。

現在は、石綿(アスベスト)の代替品として、グラスウールやセラミックファイバーを使用しています。代替品は、断熱材、吸音材として用いてることから、石綿(アスベスト)にもこれらの目的で使われていたことになります。

老朽化した建築物を解体する際に、石綿(アスベスト)が空中に飛散し、人間が吸入してしまうと体に良くないことから使用を原則禁止されましたが、珪藻土マットに石綿が使用されていると問題になっています。

珪藻土マットに石綿(アスベスト)が入っていた場合でも、割ったり、削ったりしない限り、飛散することはないようですが、一般の方が「ごみ」として捨てられないことを覚えておいてください。

1枚だけなら大丈夫とお考えなら大間違い、他の方も同じように考えていたら、ごみ収集車の方やごみ処理場で被害が出ることになりますので、石綿(アスベスト)が入っている珪藻土マットは、販売店やメーカーに自主回収(リコール)して処分することになります。


アスベスト(石綿)の詳細については、専門家の記事をご覧になってください。

「石綿」ってどんなもの? – 埼玉県環境科学国際センター
https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/cess-kokosiri/cess-koko11.html

販売店やメーカーで安全とされた珪藻土マットの捨て方

珪藻土マットにアスベスト(石綿)が入っている製品がある為、ごみとして出す前に捨てても安全か調べてから処分することになりますのでご注意ください。

購入した珪藻土マットを捨てる場合には、まず、販売店やメーカーにお問合せをして、アスベスト(石綿)が含まれていない製品かを確認してからとなります。

アスベスト(石綿)が含まれている場合には、販売店やメーカーが、自主回収(リコール)して処分することになりますので、割ったり、削ったりせずに、ビニール袋を二重にして入れるなどして回収を待ちます。


捨てても安全とされた珪藻土マットをごみとして捨てる場合には、「燃やせないごみ」として出せるようです。自治体ごとに捨て方が異なりますので、お住まいの地域の捨て方をお調べください。


珪藻土マットは、自治体でも注意喚起しており、アスベスト(石綿)が含まれている製品についてはネットで公表しています。

■自治体の参考記事

珪藻土バスマットなどの捨て方 | ごみ・リサイクル | 住まいと生活 | 暮らしのガイド | 北海道厚岸町
https://www.akkeshi-town.jp/kurashi/sumai/gomi_recycle/keisoudo/

珪藻土バスマットなどの石綿(アスベスト)を含む製品について | 柏市役所
https://www.city.kashiwa.lg.jp/haikibutsuseisaku/garbage_environment/kashiwaarea/kesodo.html

珪藻土マットは買わない方が良い理由とどうしても欲しいなら

珪藻土マットにアスベスト(石綿)が入っいるケースがあるとニュースになったのは、昨年2020年のこと。

現在でも、売れ残っている商品に、アスベストが含まれている可能性もあります。

ネット通販には、珪藻土マットの類似する商品が沢山あり、検査をクリアしいてるか分からない製品もあるかもしれないです。

どうしても欲しいのであれば、輸入された珪藻土マットではなく、

日本製で通販での取り扱い開始日が、2021年7月や9月~などの(アスベストが含まていると問題になった後に新しく検査基準をクリアし製造された)、

「ノンアスベスト」や「アスベストなし」と記載された商品を買うべきです。

下記の商品は、ノンアスベストの珪藻土マットです↓

日本製の珪藻土マットで安全な商品であれば、レビューにも悪い評価が少なく安心して購入することができます。

輸入された珪藻土マットについては、信憑性が低い為、購入するのはあまりおすすめしません。

まとめ

珪藻土マットにはアスベスト(石綿)が含まれている製品があるので、ごみとして処分するには、販売店やメーカーに確認してからとなります。

含まれている製品であった場合には、販売店やメーカーが自主回収して処分します。

珪藻土マットは「割ったり、削ったりする」のは、飛散するおそれがあるので厳禁です。

アスベスト(石綿)が含まれていない「捨てても安全」とされた「珪藻土マット」は、「燃やせないごみ」として処分することができますが、各自治体のルールを守り捨てるようにしてくださいね。



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珪藻土マットの捨て方は割って出すは間違い!買わない方が良い理由については以上になります。