ポリプロピレンってプラマークがないけど何ゴミなの?、どうやって捨てるの?、(PP)でつくられた製品ってどんなのがあるの?についてご紹介しています。
スポンサードリンク
目次
ポリプロピレンは何ゴミ?プラマークが無いのはどうして?
ポリプロピレン(PP)に、プラマークの表記が無い理由は、「プラスチック製容器包装」ではなく、「製品プラスチック」だからです。
プラマークがある物は、主に緩衝材や生鮮食品の容器(食品用トレイ)などの商品の入れ物に表記され、これらのごみを「プラスチック製容器包装」としています。
ポリプロピレン(PP)は、製品素材としてつくられた商品であるため、「製品プラスチック」に分類されています。
ポリプロピレンのゴミは、自治体によって捨て方に違いはありますが、「燃やせるごみ(可燃ごみ)」として扱われることが多いです。
注意点は、「プラスチック製容器包装」用のごみ袋に、ポリプロピレンのゴミを入れてはいけないのと、有料の指定袋で捨てなければならないことです。※無料の自治体もあり
また、ポリプロピレン(PP)は、リサイクル対象プラスチックとして、再生する業者もあります。
例として
100均のアトマイザースプレーのラベルには、プラマークの表記がありました。
これは商品として購入したプラスチックですが、「プラスチック製容器包装」の対象ごみとして出せることになります。
ボトルは「プラスチック製容器包装」として出せることが分かりましたが、ポンプとフィルム(ラベルシール)の材質が、ポリプロピレン(PP)になっています。
この場合には、ポンプは外し、フィルム(ラベルシール)も剥がして、「製品プラスチック」のごみとして別に出すことになりますよね。
ですが、ボトルのラベルシールを剥がしてしまうと、プラマークがついていない物になってしまいます。
でも、「プラスチック製容器包装」のごみとして、私は出します。
その理由は、ペットボトルもラベルを剥がしてしまうと、表記が無くなりますよね?
これと同じで、プラマークのラベルシール表示が、「資源有効利用促進法」の6mm以上ありましたので問題ないと判断しました。
下記のページで、各自治体の捨て方について詳しく書いています。
実は持ってるポリプロピレン(PP)の製品一覧
安くて良い商品が沢山あって見ているだけでも楽しい、100円ショップ(100均)ダイソーのポリプロピレン(PP)の製品をご紹介しています。
ラベルシールを剥がしたり、袋から出してしまうと、商品に使用されている材質が分からなくなるので備忘録としても役立ちます。
積み重ね収納ボックス
プラスチックとは材質が異なるポリプロピレン(PP)の積み重ね収納ボックス。
原料樹脂はポリプロピレンと表記あり。
とても軽く耐久性や耐水性も高いことから、100円ショップでも見かけるようになりました。
透明収納ケース・ストックBOX
ダイソーは、300円以上の商品も取り扱っています。
頑丈そうな透明収納ケースやストックBOXがありました。
この素材も、ポリプロピレン(PP)です。
こういった収納ケースは、無印良品にもありますし、同じくポリプロピレン(PP)でつくられた物が販売されています。
クリアパック
クリアパックにもポリプロピレン(PP)の材質があります。
ごみとして出す場合に、「プラスチック製容器包装」と間違いやすいですね。
あっ!私捨ててた!なんて方もいるのでは?
スポンサードリンク
パスタストッカー
パスタストッカーは計量もできるのでめちゃくちゃ便利ですよね。
これも材質は、ポリプロピレン(PP)です。
シューズケース
シューズケースもポリプロピレン(PP)の材質でした。
ポリプロピレン(PP)は、耐熱温度120℃、耐冷温度-20℃と記載されています。
書類収納クリアファイル
皆さん1つは持っているんじゃないか?の書類収納クリアファイルも材質は、ポリプロピレン(PP)です。
私も書類収納クリアファイルを持っています。
100均の良いところは、そう簡単に壊れないので、壊れない限りごみとして捨てないことです。
多用途不織布シート・防草シート
多用途不織布シート・防草シートも材質は、ポリプロピレン(PP)です。
意外と材質を知らないで使っている方もいますよね。
ポリプロピレン(PP)は、耐熱温度120℃、耐冷温度-20℃ですから、極寒の地域では多用途不織布シートは使えないことになりますね。
袋には、プラマークの表記がありますので、「プラスチック製容器包装」のごみとして出せますね。
PPシート
工作や仕切り板に便利なPPシートも材質は、ポリプロピレン(PP)です。
私も水槽のバックスクリーン用に何枚も買って所持しています。
棚板・連結パーツ
棚板や連結パーツも、ポリプロピレン(PP)の材質です。
収納用バスケット
収納用バスケットもポリプロピレン(PP)の材質でつくられた製品がありました。
探せばまだありそうでしたが、ダイソーは撮影OKでも撮り過ぎは怒られそうなので、ここまでとします。
まとめ
ポリプロピレン(PP)の材質でつくられた物は、「製品プラスチック」に分類されるので、「プラスチック製容器包装」のごみとは分別して、自治体が指定する袋に入れて捨てます。
スポンサードリンク
ポリプロピレンのゴミの捨て方や(PP)でつくられた製品一覧については以上になります。