群別稲荷神社(くんべついなりじんじゃ)へ参拝に行ってきました。群別稲荷神社は北海道石狩市浜益区群別19-89に鎮座する神社です。

ここでは、群別稲荷神社の参拝や社殿写真、ご利益・お祭りなどをご紹介しています。

群別稲荷神社(くんべついなりじんじゃ)参拝レポ

群別稲荷神社の鳥居は2つあります。

第一鳥居をくぐり、数メートルの参道を歩くと第二鳥居が見えてきます。

第二鳥居をくぐると、石段になります。

石段を登ると、中腹に石灯籠が両脇にあります。

奉納日の記載はありませんでしたが、石段を登り切った所にある狛犬さんと同じくらいの状態なので、平成14年9月吉日に奉納されたと思われます。

また、石灯籠は社殿前にもありますが、明治時代に奉納されています。

石段を登り切ると両脇に狛犬さんが居ます。

変わった形の手水石が3つ置かれていました。

狛犬さんは、合計4体あり、

手前の狛犬は、平成14年9月吉日に奉納されたものです。

群別稲荷神社は、桜が綺麗に咲いています。春の桜見頃時期の参拝がおすすめです。

群別稲荷神社の社殿前にある狛犬さんは、明治時代に奉納されています。

古い狛犬なので、かなり劣化しています。

群別稲荷神社の社殿写真

群別稲荷神社の社殿には、拝殿やお賽銭箱はありませんでしたので、扉の前にお賽銭を置いて参拝しました。

群別稲荷神社の社殿付近から、後ろを振り返って撮影した境内写真です。

境内は芝になっています。

群別稲荷神社の歴史

安政元年 (嘉永7年)西暦1854年、ハママシケ運上家のホンクンベツ番屋番人、今伊六が奉斎したことから始まります。当時は「伊六稲荷」と呼ばれていました。

最初はホンクンベツ番屋の北側にある南向斜面の山腹を整地して社を建て、80段の石段を設置しました。

明治38年(1905年)には地域住民の寄付により社殿が改築され、毎年の鰊漁の時期には大漁祈願祭が行われ、賑わいました。

しかし、大正2年(1913年)12月28日に村社に列せられた後、昭和30年(1955年)以降、鰊は姿を消し、漁場は荒廃しました。

その後、集落は奥地へと発展したため、同44年に現在の場所に奉遷されました。

神職は、高橋乙吉、南茂市、南和宏が奉仕してきましたが、浜益村議会議員でもあった南和宏宮司が昭和41年(1966年)1月24日に亡くなり、宮司欠員となっています。

群別稲荷神社の御祭神とご利益

御祭神

保食神(うけもちのかみ)

ご利益

・農業守護・漁業守護・開運招福・災難厄除け・航海安全・縁むすび・子宝・安産・出世・家内安全

群別稲荷神社のお祭り(例祭)

例祭日:7月14日

群別稲荷神社の住所・アクセス・駐車場

■住所:〒061-3102 北海道石狩市浜益区群別19-89

・地図

■群別稲荷神社までの
アクセスはルート検索が便利です。

■駐車場

群別稲荷神社の専用駐車場はありませんが、隣の群別自治会館の無料駐車場を利用させていただきました。

以上です。