オイル缶やアルミ缶の塗装を簡単に剥がして(取って)再利用する方法をご紹介しています。
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缶の表面を火で炙り塗装を浮かして剥離する方法
■用意する物
ガスバーナー
ライター
革手
サンドペーパー
ステンレスたわし
ワイヤーブラシ
必ず屋外で作業をし、缶の下にブロックを敷き、アスファルト舗装を剥がさないようにする。
今回、私が作業した場所はコンクリートの車庫です。
オイル缶は使い切った物で、必ず、キャップは外す!!!
キャップを外さないと破裂します。
下記は実際に缶の表面を火で炙っている動画です。
オイル缶の残り油に火が付き、先端から炎が出ますが、オイルを使い切った缶であれば消えます。
オイル缶などの硬い缶であれば、塗装の表面を火で炙っても凹みませんが、飲料用のアルミ缶の場合は、火で炙り過ぎるとポコポコ凹んでしまいます。
缶を火で炙ると、熱くなりますので、軍手ではなく革手を使用してください。
オイル缶の塗装表面全体を火で炙り終わると、このような状態になります。
ステンレスたわしでも簡単にオイル缶の塗装を剥がすこともできますが、少し時間がかかるので、
100番のサンドペーパーが家にあったので、缶の塗装表面を擦ってみると、簡単に剥がすことができました。
缶の端部分などは、ワイヤーブラシで擦ると綺麗に塗装が落ちます。
缶の塗装剥がしにかかる時間は、1本で約10分ほどです。
慣れれば5分で剥がせそうですね。
仕上げにピカールで磨くと、ピカピカになりますが、そこまで綺麗にしても汚れるし、少し汚い方が味があって良いと思います。
塗料はがし液を使用して缶の塗装を剥がす方法
お金に余裕がある方は、市販されている「塗料はがし液」を使用して缶の塗装を剥がしてください。
「塗料はがし液」であれば、飲料用の柔らかいアルミ缶でも綺麗に塗装を剥がすことができます。
中身の入った缶の場合にも「塗料はがし液」はおすすめです。
「塗料はがし液」は、表面の塗装を浮かす溶剤で、手についてもピリピリ痛くない物と、強力な塗料用剥離剤があります。
おすすめの「塗料はがし液」を載せておきますので、挑戦してみてください。
■アサヒペン 塗料はがし液
剥離力は弱いですが、手についても痛くない「塗料はがし液」です。
ステンレス水筒の表面塗装も剥がすことができます。
■ナトコ スケルトンM-201 金属ハケ用(業務用 剥離剤)
手についた場合にピリピリする強力な業務用剥離剤です。
バイクのタンクや自転車の塗装剥がしにも、おすすめな「塗料はがし液」です。
1kgの容量で、コスパも最強。
ナイロンディスクを使用して缶の塗装を剥がす方法
ナイロンディスクでも缶の塗装を剥がすことができます。
缶や金属の表面塗装を削って落とす方法になりますが、ディスクグラインダーが必要になります。
ナイロンディスクは100均ダイソーの「ディスクグラインダー用ナイロンディスク 金属・木工用 荒研磨」で十分問題ありません。
税込220円ですが、他のお店で買うよりもコスパ最強だと思います。
塗装や酸化被膜を剥がすのに適したナイロンディスクです。
ナイロンディスクの良い点は、缶や金属の表面を削り過ぎず、傷つきにくい点です。
缶の表面塗装を剥がしながら、磨いた状態のような仕上がりになるのでおすすめです。
私の缶の再利用方法
1Lのオイル缶の表面塗装を剥がして、携帯灯油缶として再利用しました。
灯油はペットボトルに入れていましたが、20年以上前の灯油は劣化して黄色になっており、小便の色と間違われるのが恥ずかしかったので、1Lのオイル缶に入れ替えました。
缶の塗装を剥がしたもう一つの理由は、使えるオイルと使用済みのオイルの区別をしたかったのもあります。
原付バイクに間違って灯油を入れてしまった!なんてことにならないようにですね。
缶の表面塗装を剥がすことで、お洒落な缶に生まれ変わりますし、ミニ灯油ストーブ用の灯油缶としてもおすすめな再利用だと感じました。
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缶の塗装を剥がす方法3選については以上になります。