原付バイクにサイクルコンピュータを流用

原付バイク(ヤマハ タウンメイト)のスピードメーターの針が踊るようになり(ハッピーメーター)、いつの間にか針も折れて、ぶっ壊れてしまいました。

もしかしたら、スポークホイールの原付バイクであれば、自転車用のサイクルコンピュータ(サイコン)を取り付けて流用できるのではないか?

と、思い、実際にサイクルコンピュータを購入して、原付バイクのヤマハ タウンメイトに取り付けてみました。

原付バイクに流用するために購入したサイクルコンピュータ

購入したサイクルコンピュータのセット内容

サイクルコンピュータは有線式の安いものをAliExpress(アリエクスプレス)で、737円で購入しました。

セット内容は、サイクルコンピュータ(サイコン)×1、磁石×1、スピードセンサーとベース×1、ベース滑り止めシール×1、タイラップ(結束バンド・インシュロック)×1、英語説明書×1です。

耐候・耐熱のタイラップ(長さ30cm)を100均セリアで購入

原付バイク(ヤマハ タウンメイト)に取り付けるにはタイラップが短かったので、100均セリアで耐候・耐熱のタイラップ(長さ30cm)を別で購入しました。

原付バイクにサイクルコンピュータを取り付ける

磁石とスピードセンサーの位置(隙間)は5mm以下

スポークに取り付ける磁石と、フロントフォークに取り付けるスピードセンサーの位置(隙間)は、5mm以下の距離を保つように取り付けなければならない。

サイクルコンピュータの磁石をヤスリで削る

サイクルコンピュータの磁石は、自転車のスポークに取り付けられる太さになっているため、原付バイクのスポークにはサイズが合わない。

原付バイクのスポークの方が太いので、ヤスリで磁石を削ってスポークに入るようにしました。

スピードセンサーの高さ調整に3mmのゴム板(シート)を使用する

スピードセンサーは、3mmのゴム板(シート)を3枚間に挟めて、原付バイクのフロントフォークに取り付けました。

原付バイク(ヤマハ タウンメイト)にサイクルコンピュータの磁石とスピードセンサーを取り付けた

スピードセンサーの固定には、100均セリアで買った「耐候・耐熱」のタイラップを使用しています。

磁石と、スピードセンサーの位置(隙間)を、5mm以下にするのは難しかったので、約1cm未満になるようにしました。

サイクルコンピュータの配線にケーブルカバーを巻く

サイクルコンピュータのケーブルを保護する目的で、家にあったケーブルカバーを巻きました。

フロントフォークにサイクルコンピュータの配線をタイラップで固定

サイクルコンピュータのケーブルの長さは、原付バイク(ヤマハ タウンメイト)でも丁度良い長さでした。

バイクのミラー用クランプバーにサイクルコンピュータ(本体)を取り付けできるようにする

バイクのミラー用クランプバーを原付バイク(ヤマハ タウンメイト)に取り付け、そこに、サイクルコンピュータのベースを滑り止めシールを裏面に貼ってからタイラップで固定し、本体を取り付けてみました。

原付バイクに自転車のサイクルコンピュータを取り付けて使ってみた結果

原付バイク(ヤマハ タウンメイト)に自転車のサイクルコンピュータを取り付けて走行してみましたが、結果は駄目でした。

まず、磁石と、スピードセンサーの位置(隙間)を、5mm以下にするのは難しかったので、約1cm未満になるようにしましたが、アクセルを回しゆっくりと進むと、フロント側からガタガタと異音が発生し、スピードセンサーが磁石と接触し見事にズレてしまいました。

磁石と、スピードセンサーの位置(隙間)が、2cm以上にはなっていたので、正確な速度を計測することはできないでしょう。

この状態で、速度を計測してみましたが、一応、速度表示はされるものの、しばらくすると0kmになります。

タイヤ周長はタイヤの直径×3.14で出る

また、タイヤの周長をサイクルコンピュータに設定しないでテストしたのもありますが、磁石と、スピードセンサーの位置(隙間)を5mm以下にすることはできなかったので、この時点で使えないと判断。

原付バイクのスピードメーターとして、自転車のサイクルコンピュータを使ってみた結果は、多少の誤差があっても「GPS速度計」を取り付けた方が良いです。

取り付けたサイクルコンピュータには、時計と温度計の表示があり、バックライトも点き、防水でもあるので、本体は原付バイク(ヤマハ タウンメイト)に取り付けたまま使用します。

以上です。